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「同担拒否」ってなぜ拒否するんでしょうか
女性オタ界隈や女性ファン間でよく用いられる「同担拒否」って概念が分かりません。 なぜ拒否するのか知りたいです。 現実にある物のファン(実在男性アイドルやホストなど) だったらライバルだから取り合いになってイヤ!って理屈は分かります。 二次の女性向けコンテンツでも、同担拒否ってのをそこそこ見かけて 何故なんだろうと疑問です 分かる方がいたら教えてください
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私自身は同担拒否の感情とは無縁の人間です。 ただ、わかるような気はするので回答してみます。 同担拒否は、脳の機能としては恋愛感情も含むからだろうと思います。 脳は相手が現実の人間か想像上のキャラクターかを区別しません。 創作のキャラクターは人間の要素を抽出して作られており、創作者はどれだけ「人間としての個性を描きだせるか」に心血を注ぎます。そういう、いわゆる「キャラが立っている」キャラクターほど人気が出たりします。 読者、視聴者はキャラクターの中になにがしかの人間性を見出しているのです。つまり、創作であると認識しつつも、キャラを人間と同じ感情で好きになったり嫌いになったりするのです。 「推し」という感情も人それぞれで、架空の世界として一線を引いているタイプもいます。推しと恋愛感情は違うとするタイプです。 しかし、推しという極めて強い好感は、恋愛感情に似るときもあるのではないですか。 そうであれば、現実の恋愛と同じ機能や性質もいっしょにくっついてくるでしょう。 >現実にある物のファン(実在男性アイドルやホストなど) だったらライバルだから取り合いになってイヤ!って理屈は分かります。 これはこれで違うと思いますよ。 彼女らは本気で誰かをライバルだと思っているわけではないでしょう。 ただただ、恋愛感情がある相手に対する、「彼のことを自分より好きと言い張る女が目の前にいたら気に障る」「誰かが彼のことを好きと言っているのを見ると、自分のほうがもっと好きなのに、という苛立ちを感じる」という感情が湧くだけだと思います。 同担拒否の全員が、対象の相手とどうにかなりたいわけではないでしょう。 ただ、推しという感情が極めて恋愛感情に近いというだけです。 だからこそ、二次元の相手でも同じ理屈で同じ感情が湧くのは当たり前だと思いませんか。 男性ファンだって同じですよ。 たとえば男性むけ漫画の中に出てくるヒロイン(※)が、過去に男性と相思相愛の関係があったとか、他の男に目移りしたりする、こういう展開を描くと一部の男性ファンの非常に激しい反発を招くことがあります。 ※…ここでいうヒロインとは女性主人公ではなく、狭義のほう。男性主人公に、オス用トロフィーとしてあてがわれる優秀なメス役の女性キャラを指します。 そのヒロインのファンであったはずの男性ファンが、あらゆるFワードで口を極めてその女性キャラを罵るようになります。 そういう男性にとってヒロインは性的にも心理的にも処女であることが重要なのです。 そして「身も心も美しく清らかな乙女」であるヒロインとの恋愛に投影して読むので、ヒロインがとつぜん「ビッチ」であることが判明すると荒れるのです。 ジャンルにもよりますが、漫画やアニメを読むと、こうした読者を置き去りにしないため、創作者は登場時からキャラ性を一貫させているることがわかります。特に女性キャラはです。多数の男性と性的交渉がある女性キャラは最初からそういうキャラとして描かれています。あるいは不穏な雰囲気を早い段階からまとわせています。 「最初は完全清楚キャラとして出し、途中で”実は違いました”」という描き方はしない。 こうした男性読者だって、二次元の相手とどうこうなれるとは思っていないでしょう。現実と架空の世界の区別はほぼ全員ついているはずです。 しかし、脳が恋愛感情にかぎりなく近い感情をキャラクターに向けるのであれば、現実の恋愛感情と似た性質もやはりくっついてくるのです。 男性の場合、生物学用語でいう配偶者防衛です。これは「繁殖資源を投資したメスが実は他のオスの子を孕んでおり、自分の繁殖が失敗に終わるリスクを避けるため、できる限りメスから他のオスを遠ざける(可能であれば可能な限りメスの意思や権利を蹂躙してでも)」という性質です。 詳しくはググってみてください。 ヒトでは男性が年若い処女が好む理由はこのためもあります。 女性の場合、「彼と二人の世界のはずなのに、同じような感情を持つ同性を認識したくない」になります。 もちろん、「彼と二人の世界ではない」ことは彼女らは百も承知です。 ただ、感情は理屈では動きません。正確に言うと、脳の機能は感情に理屈づけるように働きます。感情と理性は相反する機能ではありません。感情という主に理性が従う関係です。 長い解説となっていますが、二次元と三次元の差ではない、ということはご理解いただけたらさいわいです。
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- nagata2017
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同人誌のカップリングだったら 同じカップリングだったら友達になれるけど 違ったら友達でなくなるみたいなところがありますけど まったく逆ですね。 現実の相手だからでしょうか。 同担だったらライバルになってしまうという意味。 心の奥では そのアイドルと結ばれることを夢見ていて そうなれるのはただ一人だけ。ライバルは少ないほどいいということですね。
二次元キャラと、想像上でイチャイチャする妄想を するのに同担が居たら邪魔だから。 妄想に割り込んでくるから。 後は自分の中の推しの解釈と違うものを突きつけられる のが嫌だから。 とか想像してみました。 理由は様々でしょうから、ぜんぜん違う人もいれば 当てはまる人もいるんじゃないかな。 ちなみに私はオタクでありながら人間にも二次元キャラにも 推しが居たことはなく、主人公に自己投影もしたこと無い人間です。 だからこそ客観的に見れるような気がしたような、しないような。
- sutorama
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WBCなど、いわゆる「にわかファン」を嫌う人たちを似ている心理かもしれません この「にわかファン」を嫌う古参?のファンの人たちの心理として ---- ファン同士の間で暗黙の了解やルールが存在することが多いですが、長年ファンだからこそ分かる事ですし、好きなもののために民度の良いファンでいたいと思うからこそルールやマナーを守ります しかし、にわかファンはそんなルールやマナーを知らないことも多く、すきなものの事なんかお構いなしにマナー違反をしたりします --- とのことで、なるほどと思えることもあります つまりは、イジメのように「ずうずうしい」とか「マナーから学べ」とか、グループを作りたがる女性らしい感覚なのだと思います
お礼
解釈違い、ファンの民度が苦手(推すが交流はしたくはない) など、いろんな解釈が聞けて楽しかったです。 一口では説明が難しい概念だと思いました。皆様ありがとうございます。!