大規模ワクチン接種
とうとう東京、大阪で大規模ワクチン接種が始まりました。
これは、海外の例に倣ったと言うべきものなのでしょう。
しかし、これは、昨年の内にやっておくべきことだと痛感しなくては
いけないと、政治家は思って当然と見るべきです。
昨年は、ダイヤモンドプリンセス号の集団感染から緊急事態宣言まで
は良くやったと思っていますが、その後成果が出ていません。
それは、野党も含めて集会や夜の繁華街への規制が甘かったせいも
ありますが、対策が後手後手に回ったことでも明らかです。
人間は、特に政治家は前例に倣うことが建前と思っている節があり
ますが、ここ何十年の間にどんなことがありましたか?
雲仙普賢岳の火砕流、阪神淡路大震災、東日本大震災と犠牲になった
人の数だけ前例となっています。
これでいいんでしょうか。
そして、今回の新型コロナウイルスのワクチン接種も対応が遅い。
大規模接種なら昨年の内にやるべきだったと思います。
それが、一部のマスコミ、学者、知識人の言論に促されて、ワクチ
ンは怖い、もっと有効打があるはずだ。とかいう変な傍観論まで
出てくる始末。
酷いのは、季節性のインフルエンザの方が問題だから、そっちを先に
手を打ちなさい。とかいう全く先を見ない人まで出てきました。
今年、緊急事態宣言の中、大規模接種に踏み切ったのはワクチンが
大量に日本へ入ってきたからでしょう。そうでなければ国産のワク
チンが出来るまで待たなければならなかった。
そんなこんなで、なんとか大規模接種にまでこぎつけた政府は次の
手を考えているのでしょうか?
また、変異株の蔓延を予測もせずに、ただ成り行き任せの知識人
たちは、ワクチンを打ちに行くのでしょうか?
どうも、無責任だと思うのですが。
どう思いますか。
補足
それは2022年の6月から実施されているものと認識しております。2023年5月から実施される内容にも入っているのでしょうか?認識不足でしたら申し訳ございません。