こうして悩んでいる事も一つの楽しみ方なのかもしれない。別れてしまったけれど、彼女からは特別な経験を「与えて」もらった。わざわざ振り返って、思い出す価値のある過去を持つ幸せ。改めて彼女に対する感謝の気持ちを大切にする良いチャンスなのかもしれない。ただ未練の対象にしていたり、失った事に囚われていたら、彼女から与えてもらった大事な時間を活かせていない事になる。もっと言えば、あなたの二人でいる時間が幸せ♪という感覚は少し自分勝手の依存気味の感覚。今、彼女という依存する(出来る)存在を失ったあなた。本来彼女とは、元々あったあなた(というプラス)に、新たに加わったプラスアルファの存在だったはず。プラスアルファ=あればもちろんプラス。無くなっても自分という元々のプラスは消えない。今のあなたは完全にプラスorマイナスの人の悩み方になっている。彼女とセットの自分を大きくプラス扱いしてしまったが故に、元々のあなたというプラスが無くなってしまった。彼女と自分のセットこそプラスという感覚に小さく収まってしまった分、いざ彼女を失うと、まるで自分の一部を失ったかのような強い喪失感を覚えてしまう。元々一人だったはずのあなたが、その元の状態を詰まらないとか、寂しいという極端なマイナスで捉える状態になっている。まだ別れて間も無くて、交際中の余韻がある間は、そういう感覚に一喜一憂しても良いのかもしれない。でも、彼女という存在に過剰に依存した自分のスタイルはそろそろ整えていく必要がある。今後あなたが未来で出会うかもしれない素敵な相手の為にも。しっかり自分という軸を持っていてこそ長続きする交際関係。逆に言うと短命に終わるのは、自分=相手のような重ねる系で捉えてしまった場合。まるで自分の死活問題のように、自分にとってのエクモや生命維持装置のような感覚で交際相手を扱ってしまう。そういう感覚は嬉しくない。あなたと向き合う相手から見ても嬉しくない。あなたという軸はしっかり持っていて欲しい。全てを彼女絡みで扱わないで欲しい。常に彼女ありきのスケジューリングをしないで欲しい。元のあなたという軸をしっかり作る事で、仮に交際相手が出来ても過剰に依存したり自分を重ねるようなスタンスを選ばず、むしろ相手の軸を尊重した目線で、距離で向き合う事が出来る。そんなスタンスの大人のあなたからは安定した優しい波長が届き、相手にとって長く付き合いたくなるパートナーとしての存在感を得ていく事になる。ゆっくりと深呼吸を。元カノとの顛末がどうなのかは分からないけれど、そろそろ襟を正して自分という軸をつくっていく時間帯。まさに転職活動は新しい軸づくりとも言える。今後のあなたが余裕を持って異性や交際関係に向き合っていけるように。大切にしていけると良いよね☆