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カメラのストロボが動かなくなった理由
- カメラのストロボは、キヤノンのスピードライト580EXが購入から10年ほど経ったということで、使用頻度が少ないにも関わらず動かなくなるという問題が発生しています。
- 一度は正常に動いたものの、後日再度使おうとした際に再び動かなくなりました。
- 保管状態に問題はなく、バッテリーの接触不良や電池の残量も問題ありません。このような状況では、故障が疑われます。
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Speedlight (Strobe) は Capacitor (Condenser) に一時的に電気を貯めて、極短時間に高電圧大電流を放電する事により明るい光を発する仕組みになっています。 放電時間は極短時間ですので延べ消費電力はそれほど多くはないのですが、瞬間的に発する電圧電流は非常に大きなものですので、Capacitor に電気が残っている状態で安易に分解して触ってしまうと感電して痛い思いをするばかりか基板上の回路が壊れる事もあるほどです。 煙草を吸う人であれば電磁式使い捨て Lighter を分解して Igniter 部を取り出し、自分や友人の指などにカチンと火花を飛ばして遊んだ経験があるかも知れません(^^;)。 この時に発する火花は電流こそ極小ですが、電圧は数万 Volt もあるので、Copy 用紙を貫通して目に見えないほど小さな穴を開けるほどの威力があります。 Speed Light の発生電力は電磁式使い捨て Lighter の Igniter よりも大きなものですので、不具合が生じると基板上の各回路に異常を来します。 よく起こるのは TTL (Through The Lens) 露出計の異常動作や発光量調整機構の異常などで、これらは高電圧大電流放電に伴って発生する静電気で異常を来したりします。 経年変化で回路上に芥が付いていたりすると、芥が焼けて極薄の電導経路 (回路) に大きな電気抵抗障害が生じたり断線してしまったりもします。 電源供給部に大きな電気抵抗障害が発生すると電源電流の導通に失敗したり、何らかの拍子に導通してもまた電源が入らなくなったりという状況が生じます。 Speedlight に限らず、古くなった機器の電気回路は大なり小なり似たような原因で故障を来しますので、御質問者さんの Speed Light も恐らく、そういうことなのだろうと推察します。 CANON Speedlite 580EX2 は既に 2018 年 9 月末日で修理対応期間が終了していますので、もはや修理不能です。 例え電源が入っても正しく動作するとは思えませんので、諦めるしかないと思います。 因みに Russia の Site には下図のように回路図や修理を行う上での測定値等まで細かく解説しているものがあるのですが、私は Russia 語を読めませんし、私の Internet Browser では Security 警告が出て正しく開く事ができませんでした(^^;)。 素敵な Camera Life を(^_^)/
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- gokukame
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ストロボの劣化を防ぐには、できるだけ一ヶ月に一回くらいはフル発光に充電して、コンデンサーの性能劣化を避けましょう。