> 為替はどういう仕組みで変動していくのですか?
魚市場のセリと原理は同じです。需要と供給です。
変動要因は海が底荒れして不漁だったとかいうこととは関係ありません。非常にたくさんあって端的に説明しにくいので割愛します。
> 相対取引と聞きますがどういう意味なんですか。
相対取引という言葉は、(公設)市場取引の対立概念として使われます。
築地の魚市のセリに参加して魚を仕入れる場合、セリのルールに従って、参加者のうち一番高値を付けた人がセリ落とします。インターネットオークションみたいな感じと言ってもいいです。これが市場取引。
これに対して、町の魚屋さんとかスーパーマーケットで魚を買うのが相対取引。
基本的に売り手が値段をつけて、買い手はその値段で買うか買わないかを選択します。「おっちゃんもうちょい勉強してーな。」と頼めば、他の人には1500円で売ってる中トロの刺身をあなたにだけ特別に1200円で売ってくれるかもしれませんが、逆にあんまり相場を知らなさそうなカモだと思われれば2000円と吹っかけられるかもしれません。
> 同じ額を取引したら動かない気がしますが違うんですか?
魚市場で売り買いしてる魚も、売られる数量と買われる数量は同じです。今日一日で100匹売れたが買われたのは80匹だった、なんてことは絶対ありません。
昨日は真鯛がキロ800円だったけど、今日は不漁で品薄なので買い手がキロ1000円でも買うよと言えば1000円に上がります。この場合も、動いた金額は違っても売り買いされた数量は必ず等しくなります。
>あと、例えば1銭動かすにはいくらぐらいのお金が必要ですか?
難問です。ドル円で1銭ぐらいでしたらいつも動いてますから、いくら必要という問題でも無いと思いますが。
参考になるかわかりませんが、日銀の介入なんかは1回1000億円~1兆円とかいった規模で動いて、凡そですけど1円~2円ぐらい動きます。
> 日本だけで何人ぐらいがFXをしているのでしょうか?
これも何ともいえませんね。所謂、為替証拠金取引をしている人口ですね。1万人以下ということは無いと思いますが、おそらく100万人以上ということも無いと思います。けっこうニッチなマーケットじゃないかと思っています。