そもそもの大前提として、彼女にとって下ネタは許可制じゃない。交際中の彼氏に下ネタ(を言う、言わない)の管理まで預けた覚えは無い。だからこそ彼氏が出来ても、変わらずに下ネタ話が出来る。あなたにとって不安であり不愉快なのは、彼女があなたからの評価を下げる事を全然恐れていない、という点にある。彼女である自分が下ネタなんて話したら(たとえ自分から持ちかけていなくても)、彼氏(あなた)ががっかりして嫌われちゃうかな?もしその目線があれば選んでいない下ネタ。現実の彼女からはそういう目線は注がれていない。あなたから嫌われる事さえ想像せずマイペースに下ネタを楽しむ彼女。むしろあなたの方が嫌われる事を恐れている。本音は下ネタなんて嫌だし止めて欲しいと言いたくて仕方が無い。でも、それがただのクレームとして伝わったり、嫉妬している小さな男として伝わったり、ただの内政干渉のようなニュアンスになって彼氏としての印象を劣化させたり。あなたはそっちの方が怖いと思っている。だからこそ、敢えて彼女の下ネタ問題には深くコミットしないようにしている。そもそもあなたからの許しを前提にしてない彼女。そんなあなたから許せない!と言われたとしても、彼女にはピンとこない。勝手に許しを与える側、許しを選ぶ側に回っているあなたにこそ違和感を覚えてしまう。あなたは自分に自信が無い彼氏。彼女がいじる下ネタは、あなた的には彼氏である自分以外の異性を、意識の中であれ近しく扱う不安な作業に見える。もっと言えば彼氏彼女だからこそ親密に扱えるセクシャルな領域を他の異性とも気軽にシェア出来てしまう=下ネタ。あなたはそう感じてしまう。彼女が下ネタを楽しめば楽しむほど、自分の彼氏としての存在感が薄まる。普段から下ネタ話を通じて異性関係自体を薄めているスタンスでは、彼氏の濃さなんて実感出来なくなるのでは?あなたはそれを恐れている。だからこそ、下ネタを平気で話す彼女の姿には不安を感じる。そんな感覚を持つあなたの事を全く知らない彼女は、マイペースにあなたと付き合う前からの自分のスタイルを崩していない。そもそも下ネタは、無理やり介入してまで変える必要のある領域なのか?少し彼氏として過敏になり過ぎて、管理者のような勝手な目線を持ち込んでしまっているだけで、あなた自身改めて彼女にとっての特別な彼氏として、下ネタ云々という小さな部分に囚われ過ぎず、自らの存在感をトータルで丁寧に高めていこうと思うのか?その部分は彼氏としての成熟が見える、対応が分かれる部分なんだと思うからね☆