東京都が喫煙所でのマスク無しの会話を止めさせない訳
東京都知事は先月下旬から都民に対して「路上飲み」を止めるように呼び掛けています。
これは、屋外であっても、飲酒の時、マスクを外して話したりすると感染リスクが高いと考えているからだと思います。
この理屈でいえば、屋外で「喫煙」の時にマスクをはずして話す時も感染リスクが高いと考えられます。
実際、屋内ですが、喫煙所でのクラスター発生が報告されています。
しかし、東京都は、屋外の狭い喫煙所での感染対策についてあまり指導をしていないように思われます。
例えば、新宿区の落合中央公園(下は落合水再生センター。新宿区上落合1丁目2)近くのビルでは、以前から歩道横の敷地に狭い喫煙スペース(約4m×約2m)を設け、通行人等に利用させています。
この喫煙スペースでは、毎日、多くのタクシー運転手や通行人等が喫煙しています。
それらのうち、時々、運転手らが袖が触るほどの近距離で横に並び、あるいは向かい合わせでマスクを外して話をしています。
この状況は路上飲みと同様、感染した喫煙者がいた場合、他の喫煙者が感染するリスクが高いと思われます。
もし、タクシー運転手が感染したら、タクシー利用者にも感染拡大することも懸念されます。
そこで、近所の人が東京都や新宿区に対して、この喫煙スペースでマスクを外して話すことを止めるように指導することをこの1年間、複数回、要望しました。
しかし、いまだにそのような指導が行われた様子はないようです。
ついては、次の事を教えて下さい。
1)狭い屋外の喫煙スペースで密着しマスクを外して話す時の感染リスクは、路上飲みに比べてどの程度あるのでしょうか?
2)もし、感染リスクがある程度ある場合、東京都や新宿区がこのような狭い喫煙スペースでマスク外して会話することを止めるように指導しないのは、どのような理由が考えれるのでしょうか?
よろしくお願いします。