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がん治療に有効な漢方薬について
がん治療の補助に使われる漢方薬として十全大補湯、補中益気湯、人参養栄湯などがあげられています。しかしながら、それらがどのようなものか、よく分かりません。 ところで、「癌・温熱療法の科学」(小林常雄著;三冬社)では、漢方薬の「サンアドバンス」が有効であるとの記載があります。 この「サンアドバンス」とは、一体何なのでしょうか。 庶民的な超イメージとして、「アガリスク」のようなものでしょうか。 どうぞ、よろしくお願いします。
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- kzr260v2
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なんでしょうね。 ガンは、細胞レベルや遺伝子レベルで検査すると、個人個人で異なっていることが分かっています。個人個人で違う訳ですから、漢方薬の目的も患者さんごとに違う可能性があります。処方された場合なら、処方した担当のお医者さんに聞くと良さそうです。(症状の緩和的な目的が多いとは思います。) サンアドバンスについては、Googleで以下のような検索をしてみました。 サンアドバンス 日経サイエンス サンアドバンス Nature 検索するサイトを以下のように絞り込みすることも試しました。 site:www.nikkei-science.com サンアドバンス site:www.natureasia.com "サンアドバンス" 日経サイエンスもNatureも、いずれも科学的な情報を扱うところとして信頼できます。そこがサンアドバンスについて扱っていない(検索してもヒットしない)ということは、科学的ではない可能性が高いとして慎重になるべきだと、私は思います。 ※ 厚生労働省をキーワードにした場合、「サンアドバンス」がついた施設名くらいしかヒットしませんでした。 ※ アガリスクについては、厚生労働省から注意が促されています。 https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/qa/060213-1.html もしサンアドバンスがアガリスクのようなものなら、同じように注意したり避けるべきものかもしれません。 ※ 現在のガン治療での生存成績は年々向上しています。例えば抗ガン剤ひとつにしても、「ガンを死滅」させるのではなく、縮小させるだけに留めることのほうが患者さんの生存率が上がると分かってきたからです。これは、あえて抗ガン剤が効くガン細胞を少し残すことで、抗ガン剤に耐性があるガン細胞の増殖を抑える、という仕組みが有効だからです。 オプジーボや光免疫療法など最先端の治療法では治験が完了し承認され、保険適用されたもあります。 しかし、これらは、検査技術の向上と切り離されません。「ガン細胞の特性を遺伝子レベルで検査」「治療結果について細胞レベルでチェック」「患者さんのガンへの抵抗力などを遺伝子レベルで検査」「CT検査やMRI検査でも見つからない小さなガンの有無を検出」などなどが、治療法と連携を組んでいるからこその結果です。 ※ 免疫を利用した治療法は、実は30年以上前に始まってはいました。例えば、患者さん自身の免疫細胞を抽出し、活性化させて戻す、みたいな治療法です。当時では技術が低かったせいで、行うには時間がかかり、お金も高額すぎて標準的な治療法にはならなかったのです。(それができる最先端医療施設に勤務するお医者さんがガンになったとき、コネで利用することはあったようです。) ※ 新型コロナウイルスでは、新しくmRNAタイプのワクチンが開発されました。すでに、数十億回以上も接種され安全性も確認されたと言って良さそうです。そして、この仕組みを利用したガンのワクチンが開発中です。もしかしたら、けっこう早くガンのワクチンは実用化してしまうかもしれません。 ※ お金持ちであるほど、標準医療や最先端医療からはずれたところに行ってしまいがちなようです。お金持ちなら、最先端医療の研究所に寄付をしたらコネが作れますが、そのようなお金の使い方はされにくいみたいです。(最先端医療で生存成績があがる保証はないですが、症状の把握には必ず役に立ち、あやしげな治療法から遠ざかられると思います。) 以上、参考にならなかったらごめんなさい。
- takochann2
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医学的に使われるものは、がん自体の治療を目的としたものではなく、有害事象やその他の治療中に発生する症状に対して使用するものです。 もちろん民間療法はさらに全く根拠がないのでお守り以上の価値はないことは留意してきましょう。
- eroero4649
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漢方でも西洋医学の薬でも、薬という意味では同じです。化学的に純粋に抽出しているか、材料をそのままブレンドしてるかの違いくらいです。 これが癌に効くと明らかになっている漢方はないですね。そもそも癌と一言でいってもどこにできる癌かで意味合いは全然違いますからね。 ところでね、病気の人を相手にする詐欺師が使う手段が「癌に効く」だって知ってましたか?彼らは必ず「これは癌に効く画期的なものだ」っていうのです。 なぜ癌に効くというのかというと、癌は死ぬ病気だからです。効かなかった人は死ぬだけなので、死んだ人間から訴えられることはありません。なのでいくら無責任に「癌に効きます」といっても「効かなかったじゃないか」と訴えられる心配がないのです。 でもリウマチなんかの慢性病で死なない病気の場合は「効く」っていわないのです。そこは割と素直に「これはリウマチには効かないです」っていうのです。
- aeromakki
- ベストアンサー率36% (870/2378)
業者が出版社と結託しているケースが多いので、それは信じないほうがよいですよ。 https://p-kampo.gto.ac.jp/archives/194 ここにもよく、台湾の漢方の業者が、自作自演します。