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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:手作りステッカーが太陽光で青みがかってしまいます)

手作りステッカーが太陽光で青みがかってしまいます

このQ&Aのポイント
  • 手作りステッカーの色調が太陽光によって変わってしまう問題について
  • 特に黒色の手作りステッカーが紺色に近づいてしまい、イメージ通りに作成できない
  • UVカットフィルムの影響を加味して、印刷段階での補正方法を教えていただきたい

質問者が選んだベストアンサー

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回答No.3

UV (Ultra Violet) Cut Film はその名の通り「紫外線を撥ね返す (反射する) 事により、紫外線が通過しないよう」Cut する Film です。 しかし実際には紫外線周波数の光だけを反射するわけではなく、青から藍色にかけての周波数までも反射させてしまいます。 屋内では紫外線が殆どありませんので気になりませんが、屋外では太陽光に紫外線が含まれるため、UV Cut Film は紫外線から藍色及び青の領域まで光を撥ね返してしまい、その結果、私達は Print Out した色に青や藍色の反射光が混ざった色を見てしまうわけです。 赤 (或いは赤外線) 領域から青 (或いは紫外線領域) までの全ての色が青系統にずれてしまう事を色温度が寒色系にずれる、逆に赤系統にずれてしまう事を色温度が暖色系にずれるといい、屋内と屋外 (或いは晴天時と曇天時) との色温度の違いを補正する事を White Balance を調整すると言います、……Camera 趣味の人には必須の知識です(^^;)。 しかし、御質問者さんの場合は「黒が紺色に近くなる」のですから White Balance のずれではなく、UV Cut Film による (青領域までの) 紫外線反射光が混ざっているのが原因だろうと思います。 人間の眼は紫外線は感知できないのですが、反射して加わってしまった藍色や青色は判ってしまいますので、黒である筈の色が紺色に見えてしまうわけですね。 どのように補正すれば良いかと言うと、全ての色から青色 (Ink の場合は Cyan 色と Magenta 色) の Data を少し減らす事です。 下左図のように光の三原色は Red Green Blue で、Ink の三原色は Cyan Magenta Yellow です。 Ink の場合、Cyan と Magenta を等量ずつ混ぜて Blue を作り出しており、Magenta と Yellow を等量ずつ混ぜて Red を作り出しています。 光 (Display) の場合、RGB (Red Green Blue) 各々 255/255/255 で White、127/127/127 で Gray、0/0/0 で Black を作り出しているのですが、Blue の Data を減らすと言うのはこれらを 255/255/235、127/127/107 といった具合に Blue の Data だけを減らすわけですね。 そうすれば UV Cut Film の反射で Blue が 20 乗っかっても正しい色になりますので……。 でも実際にはそんな難しい事を考えなくても「色合い」を「Magenta 方向にずらす」でも同じ事を行えます。 私の場合は Macintosh なのですが、写真を扱える Graphics Software の場合 (Mac の場合は標準 Software の Preview でもできます)、下図右のように画像の色合いを調整できる機能のところに「色温度」と「色合い」を調整できるものがあります。 下右図で Cursor が当たっている「色合い」の Slider がそうなのですが、これを Blue とは逆の方向 (私の場合は Magenta 側) に少し寄せれば全体から Blue の Data を減じる事ができますので、Print Out 直後は黒である筈の部分がちょっと赤茶けた感じになるものの、UV Film を貼って屋外で見ればきちんと黒に見えるようになります。 因みに「色合い」の上にある「色温度」が他の回答者さん達が説明されているものなのですが、色温度調整は全ての色の中心となる黒〜灰色〜白の中心点をずらしますので紫外線の反射光だけを減じる事にはならず、色全体が暖色系に寄る事になります……Print Out 後に室内では黒である筈のものが赤茶けた色に見えるのは UV Cut Film 越しに黒に戻りますが、Print Out 後に室内では朱色に見えるものが UV Film 越しに赤に戻るかと言うとそうではなく、紫色が乗った朱色になってしまいます。……まぁ UV Cut Film は色温度補正 Film ではありませんので(^^;)……。 「色合い」の制御は「色温度制御」のように中心点をずらすのではなく、Blue、或いは Cyan と Magenta の Data 量を増減して Red、或いは Magenta と Yellow の Data 量との Balance を変えるものなので、ちょうど御質問者さんのような問題を解決するのにはより効果的なものになります。 御質問者さんの PC が Windows OS なのであれば写真の補正を行う Freeware を窓の杜などで探してみてください。 「色温度」ではなく「色合い」を制御できる Freeware がある筈ですので……。 厳密に行いたければ有料 Software の Photoshop か Freeware の GIMP で RGB Curve の Blue Curve を減じれば良いのですが、Photoshop や GIMP は初めての人が使うには難しく、Tutorial Page で勉強する必要があります(^^;)。 素敵な PC Life を(^_^)/

janckawa
質問者

お礼

大変丁寧なご回答に、感謝いたします。 正直言ってこちらの掲示板にそれ程期待していなかったのですが、大変的確にご回答いただけて、驚きというより感動しました! RGBから青を減らせばいいのかな?と、自分でもなんとなく当たりをつけていたものの、UVカットフィルムは(自分にとっては)決して安くないので、試すのをためらっていた所でした。 大変参考になりました。ベストアンサーに選ばせていただきます。

その他の回答 (2)

  • okok456
  • ベストアンサー率43% (2748/6360)
回答No.2

追伸 インテル HDグラフィックス コントロール・パネル 起動方法  私のPCでは ・デスクトップ上で右クリック ・グラフィックス プロパティ.....  を選択 でした。

janckawa
質問者

お礼

情報ありがとうございます。大変勉強になりました! カラーマッチング、やってみます。

  • okok456
  • ベストアンサー率43% (2748/6360)
回答No.1

室内の照明と太陽光の色温度の違いの影響です。 一般的照明器具は日中の太陽光より赤っぽく見えます。 https://kuroshioen.exblog.jp/20884350/ 50年ほど前、濃紺のトレーナーを買ったつもりが家で開けると濃い緑色だったことがあります。 店の照明で濃紺に見えたようです。照明器具の色温度など気にしない時代だったようです。 写真・印刷業界、美術館などでは日中の太陽光に近い演色AAA 色評価用照明の利用を推奨しています。 https://www.otsuka-shokai.co.jp/products/led/lineup/fluorescent/color-rendering-merit/ 色評価用の演色性の高いデスクライトを利用するマニアもいます。 EPSONの説明 https://www.epson.jp/katsuyou/photo/article/iroawase/ キヤノン https://ij.manual.canon/ij/webmanual/PrintStudioPro/All/2.0/JP/DPPG/dppg_2-02.html モニターの調整も重要ですね。 モニターメーカー EIZO https://www.eizo.co.jp/support/db/files/catalogs/ce/QuickColorMatch_Guidebook.pdf 一般的モニター、プリンターを利用しているでお金はかけず インテル HDグラフィックス コントロール・パネルで 日中太陽光で確認しモニターも出来る範囲で印刷結果に近い色調に調整しています。 インテル HDグラフィックス コントロール・パネル 起動方法と使い方の説明サイトが有りました。 https://lilia-study.com/pc/setup/win10-intelgraphics/

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