おそらく、「ふらつく」んだと思われます。
1本足でいると重心(体重)がその足に乗って完璧にバランスが取れるのだとすると、2本だと重心は一体どこに行くのか、ということだろうと思います。
つまり、重心は、風などちょっとしたことにあわせて2本の足の間を始終「揺れ動く」だろうと考えざるを得ません。とすると、重心の移動に合わせて体重も移動するわけで、それにあわせて体は揺れるだろうと思う訳です。
> 人間として、その気持ちが分からないのですが^^;
ですね。人間は不安定に揺れていて、揺れるのを利用して体を動かしています。なので揺れが止まると(揺れを止めると)困惑します。フラミンゴと逆です。
例えば歩くとき、前のめりになって例えば右足を上げる。体が前のめりに倒れる、倒れるのを防ぐために右足を下ろす、すると1歩前進できるわけです。左足は、重い体を前進させるほど強く地面を蹴らなくて済むわけです。
逆に、体を安定させて動かないようにする・・・ 例えば、壁際で蹲踞して、腰から頭までを壁にピッタリ付けて体が揺れないようにして立ち上がって見て下さい。頭や背中を壁から離して、前のめり(重心を体の前面に移す)にならないと立ち上がることができません。
人間は体が固定されるのを「金縛りに遭った」と言って恐れますが、フラミンゴは固定されず体が揺れる状態に対して恐怖を感じているのではないでしょうか。
人間とフラミンゴは体の揺れというものに対する立場が逆なので、気持を理解するのは難しいと思います。