欧米では1000、2000、5000という具合に紙幣の数字が決まっているので、それを模倣して2000円札を作ったものの、2000円で購入出来る商品が少ないので普及しなかったお金です。計算が面倒臭いなど、文化的な違いも大きかったようです。
インフレが激しい国では、1000円で足りない時は2000円を出せば良いという論理が通用するのですが、デフレ経済が30年以上も続いている日本では無用の長物でしょうね。
2000円と1000円を組み合わせると、3000円=1000円+2000円、4000円=2000円×2枚、7000円=5000円+2000円、8000円=5000円+2000円+1000円、9000円=5000円+2000円×2枚という具合に、支払いが2~3枚で足りるので、大量にお金を持つ必要が無くなる利点があるのですが、日本では理解されなかったようです。
インフレが激しかった高度経済成長期に発行すべきだった紙幣でしょうね。
お礼
日本の場合、紙幣は1と5で十分だったんでしょうね。 ご回答ありがとうございました。