彼が嫌なのは、あなたが主張してくる「だから」の部分。→私たちは付き合うと決めたの「だから」一緒に帰ろう。私はあなたの彼女になったの「だから」一緒に帰ろう。あなたは私の彼氏なの「だから」一緒に帰ろう。付き合うと決めて以来興奮したあなたが無意識に背負う「だから」を彼は少し要らないなと思っている。彼が一緒に帰るのは、一緒に帰りたいと自発的に思うから。あなたのように「だから」という通行手形を持って、互いを優先し合うように一緒に帰りたいとは思っていない。そんな彼目線から見たあなたは、少し優先して欲しい欲が強く出ている。「だから」の部分に重きを置いて彼に声をかけている(ように感じる)。確かに付き合うとは決めたけれど、彼の交際感覚はもっとゆったりで肩肘張らないもの。あなたが自分の胸に彼女というバッチをつけて彼氏の前に立とうとすればするほど、彼もあなたと向き合う際に彼女用の特別な、いつもと違う自分を用意しなければいけない、そう思ってしまう。それって嬉しいよりも緊張の方が強くなる。何の準備も要らずに気軽に絡めるから一緒に帰りたいと思える。今のあなたは付き合うと決めて以来、自分は彼女なんだという事実を背負っている。彼からすれば、付き合うとは決めたけれどそこまで背負って欲しくないし力んで欲しくない。付き合うと決めるまでは気軽だったあなたに対する肌感覚。付き合うと決めた途端、あなたは自分が彼女であるという事を重視し始めた。今までのようにライトな気持ちで一緒に帰ろうよでは無くて、彼女の私と彼氏であるあなたと一緒に帰りたいわ。あなたは無意識のうちにそっちに変わってしまっている。その雰囲気や感じる圧の変化に彼は敏感になっている。その証拠が、あなたよりも友達と帰りたいと思う今の彼の気持ちにも表れている。友達と帰る方が、特別な自分を用意しなくて済むから。身軽で楽しいから。こうして書き込んでみたからこそ、気づいたら彼女として力んでいた自分自身に気がつく事が大事。あなたにとって付き合うと決められた事はとても大事な事だけれど、「だから」の部分に力んで彼に向き合ったら、受け手の彼は少ししんどいと感じてしまう。良い意味で付き合う前の身軽なあなたを取り戻す。胸に自慢げに貼っている彼女というバッチは外して、彼が何の準備もしなくてもライトに絡みたいと思える柔らかいあなたを。その目線であり整理はとても大切なんだと思うからね☆