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逆日歩とは?

ある銘柄に逆日歩がつき(3.00)掲示板ではみなさん 「だれも買ってくれなくなる」と騒いでいらっしゃいました。自分なりに調べてみたのですがよくわかりません  初心者なので、出来れば具体的に教えてください。 よろしくお願いします

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回答No.1

「逆日歩」(ぎゃくひぶ)とは、信用取引で信用売りの方が信用買いより多い場合に、売り方が支払わなければいけない金利です。 信用取引とは、株式投資に必要な資金や株式を、証券会社から借りて行う株式取引のことです。 証券会社に一定の委託証拠金(借りた資金や株式を返す保証に、証券会社に差し入れる担保)を差し入れるだけで、株式や金銭を持たずに株式売買を行うことができる取引です。 実際に自己資金で株式を取引する現物取引に比べて、少ない資金で大きな取引ができます。「テコの原理」などとも言われますが、これはご存知ですね? その信用取引には、値上がりを期待して、資金を借りて株式を購入する空買い(からかい)と、値下がりを期待して、株式を借りて売却する空売り(からうり)があります。 通常、信用取引の買い方は、取引に必要な資金を借りるため、金利を支払います。一方、売り方は、証券会社に預託してある株式の売付代金を、空買い注文の融資に充てることができるので、金利を受取れます。この金利を、「日歩」といいます。 さて、ご質問の「逆日歩」ですが、信用売りの注文(貸株数)が信用買いの注文(融資)を上回ると、株が不足します。そのため証券会社は、証券金融会社から株を調達します。さらに証券金融会社内で株が不足した場合、証券金融会社は外部から株を調達します。このときに発生する株の調達費用(品貸料)を、「逆日歩」といいます。 逆日歩は、品貸料が発生した銘柄の売り方全員が負担します。一方、品貸料が発生した銘柄の買い方は、証券会社に預託してある自己保有株式を、空売り注文の貸し株に充てることができるので、売り方から逆日歩を受取れるということになります。

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質問者

お礼

大変参考になりました。 株を始めて3~4ヶ月という初心者です 信用取引はまだやったこともないのですがかなりのリスクを伴うのですね 現物でがんばります。有難うございました(#^.^#)

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