- ベストアンサー
蓄膿症のガンの検査はCTとMRIどちらが適当?
身内のもの(65歳)が耳鼻科を受診したら、慢性副鼻腔炎がある。ガンがあるといけないので、CTで検査しましょうといわれました。CTは、以前別の臓器の検査で受けたことがあり、X線被曝を心配して躊躇しています。 鼻のガンの検査にはCTとMRIのどちらが適しているのでしょうか。お尋ねします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
こんにちは、耳鼻科医です。 MRIは骨以外の組織についてはCTよりはるかによく写りますが、骨に関してはCTの方がよく映ります(MRIでは骨は無信号になります(要するに写らない))。副鼻腔や中耳のように骨に囲まれた部位ではCTの検査は欠かせません。特に癌か、単なる炎症かの区別には骨が破壊されているかどうかが大きなポイントになります。よって「副鼻腔」において「癌かどうかを調べる」検査としてはCTの方がMRIより優れています。(どれくらい間隔が空いているかにもよりますが)以前受けたCTの検査が1-2回であれば被曝量の心配もないと思います。
お礼
早速のお返事に感謝申し上げます。 やはりCTの方が適しているということが分かりました。すぐに本人に伝えます。 有り難うございました。