薄れてきたからこそ、思いの「濃さ」をあなた自身が再認識できた。その素敵な上司の力になりたいと思って頑張る気持ちが、日々の原動力になっていた。あなたも認めているように、ずっとその原動力だけではあなた自身を強く支えていく事は難しいのかもしれない。でも、今に至るまであなたに対して前向きな気持ちを与えてくれていた、その事実は変わらないし、その時点であなたは既に「得て」いる事になる。実はあなたに失うものは何も無い。あなたがどこで頑張っていても、その上司を支えたいという気持ちは間接的に上司にも繋がっている。薄れたら何も残らなくなるのでは無くて、あなたの中でその上司を支えたいという気持ちがある程度濃く成立していた、その時期や時間帯をあなたは前向きな気持ちと共に走り抜く事が出来た。その経験でありモチベーションはあなたの貴重な財産。そういう風に思える相手と出会えた事が既にあなたにとってはプラスであり、その中で活き活きとした自分自身を感じられた事もあなたにとってはプラス。広い目で見れば、これからもあなたは離れた場所からその上司の為に頑張る気持ちを大切にしていけば良い。ただ、その上司を支える事だけがあなたのモチベーションではない。今までは主要なモチベーションの一つになっていたけれど、これからはあなたなりに新しいモチベーションも見つけていけるように。あなたがどこに行っても、自分なりにベストを尽くしていますと笑顔で報告出来る状態である事、それはあなたの素敵な上司にとっても嬉しい事だから。確かに上司の為にと辛い仕事も頑張ってきたあなた。でもその頑張りは、上司という存在だけのために成立した頑張りではない。その頑張りは実はあなた自身が自ら作り上げた頑張りであり、その頑張りが上司に繋がっているかどうかに関係無く、あなたが自分自身で頑張る力を生み出していた事になる。頑張る事が上司の為にもなるんだと思えた事で、気づいたらあなたは辛い仕事も自ら頑張り、乗り越える力を生み出す事が出来ていた。上司という存在に支えられて頑張っていたという事実の裏側には、あなた自身が上司という存在をきっかけに自ら頑張る力を会得していたという現実がある。単なるモチベーションだけでは無く、実際にあなた自身を成長する為のきっかけも与えてくれていた上司。そう考えてもあなたは上司からたっぷり「得て」いる。仮にそのまま頑張るとしても、職場を変えるとしても、あなたが上司から得たものを活かすという姿勢は変わらないはず。上司目線からすれば、どういう形であれあなた自身に活かしてもらえるなら、それほど嬉しい事は無い。自分に何かしら感化された人がそれぞれの場所で頑張っているという事実に上司は大いに励まされるはず。こうして書き込んでみたからこそ、今まであなたが上司から得てきたものに対しても落ち着いて感じ直してみる事。距離が離れた今だからこそ、自分の中にある上司が与えてくれた大事なものを感じ直せる良い機会でもあるから。大切にしてみて☆