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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:EMボカシのパウダー)

EMボカシパウダーの効果的な使用方法

このQ&Aのポイント
  • EMボカシパウダーは肥料作りに利用されることがあります。適切な方法で使用すると、植物や庭の土壌を改善することができます。
  • 500グラムのEMボカシパウダーが残っている場合、それを植木や庭の土に混ぜることで、栄養素を供給し土壌の健全性を高めることができます。
  • EMボカシパウダーは有機質や微生物を含み、土壌の生命力を向上させる効果があります。効果的に使用するためには、適量を計量し均等に広げることが重要です。

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回答No.1

EMボカシとは肥料の要素よりも堆肥化促進剤(堆肥の素)の要素が強いものです。簡単に言えば植物にとっての有用微生物の塊。人工的に土壌に居る数よりも何十倍何百倍に増やしておいてあるもの。微生物を米ぬかなど微生物の住処兼食べ物に住み付かせてあるもので(液体で例えれば濃縮してあるようなもの)、そのものを直接現在植物が植わっている土に混ぜても微生物の働きが強すぎて現在の土環境バランスが崩れて悪くなってしまい根が弱って今後の生育に影響が出てしまう可能性があります。 以前肥料作りに使って失敗したのも本来は肥料を作るのには向かない微生物の種類が多く含まれるEMボカシを使ってしまったからだと思われます。EMボカシは肥料を作るのに向くのではなく、良い土環境作りに向く原料で、肥料を作る時の微生物とは種類も働きも違います。 通常は地力を強めたり維持の為に、土の2割くらいの量を混ぜて土の中に白い菌糸が張り巡らされてから使ったり、植物の種類によっては混ぜた土を2~3か月寝かせて熟成させてから、その土を庭木の回りに数センチの厚さで敷き詰めたり浅く耕して良く混ぜたりするか、容器植え栽培の鉢植えやプランターの土に混ぜて使います。容器植え栽培の場合菌糸が張り巡らされた土だけで植え込むと場合によっては臭いが気になる事もあるので、他の土に3割くらいまで混ぜると良いかもしれません。 何も植えていない場所の土に薄く蒔いてから軽く耕し数か月置いておくなら土環境が良くなり良い土に変わりますが肥料が入るわけでは無いので原料に肥料成分が混ざっていない限りは植え付け時には元肥を漉き込む事も必要ですし、植え付ける植物の種類に合わせた追肥も必要です。 ボカシや堆肥は肥料としての働きはあまり望めず元々土内に居て植物の成長により目立って減ってしまう有用微生物の補給目的で使うものです。 ただ今回の場合は一度使った残りを暫く保管していた様ですので、保管期間が長ければボカシに住み付いていた微生物が多く死滅してしまって要る可能性もあります。でも一部の微生物の種類は環境が悪くなると休眠してまた環境が戻る迄待つ物もあるとのことですから、直接庭木の土などには混ぜずに、鉢やプランター栽培で使い終わった土に混ぜて再生土を作るのに使ってはどうでしょう? 再生土は、まず容器から土を出しほぐして前に植わっていた植物の根などを出来るだけ取り除きます。それを軽く湿らせてから透明か真っ黒なビニール袋に詰め空気を出来るだけ出し、砂利の上やコンクリートの上・アスファルト敷きの上などに置いて中がなるべく薄く成る様に広げて晴天の日が3日くらい続く時に放置しておきます。こうすると古い土に含まれている害虫や植物に対して有害な微生物など・雑草の種子等が死滅します。 この殺菌・殺虫処理の終わった土に、同量の市販の土を混ぜ、その全体量の2割のEMボカシを良く混ぜて、肥料袋などに詰めたら口を縛って閉じ納屋や物置などで2か月ほど保管し熟成させ、開けて匂いを嗅ぎ不快な臭いが無く土の香りになっていれば、大抵の植物が植えられる土に出来上がっています。もし不快臭が有る様なら、何も植えていない場所に穴を深めに掘って埋めて始末するしかありません。 もし自家製堆肥を作ってらっしゃれば、堆肥化促進剤として時折原料の上に少量を薄く平均に蒔くのを時々繰り返すと(原料を入れる4~5回に一度くらい)腐敗菌が殖えにくく良い堆肥ができます。その堆肥を1年おきくらいに庭木の周りの土に薄く敷き詰めるだけでも良く。元々あまり土質が良くない場合でも3年以上経ってくると良い土へ変わる事もあります。 自家製堆肥の場合は出来るだけ材料の水分は軽く干すなどして湿り気を取る・可能なら細かくする・刈ったり抜いた雑草や落ち葉など種類を豊富に、収穫後に出た残渣や台所の野菜ゴミなども使い(柑橘類や玉ねぎの皮は微生物を減らすので、コーヒー豆の抽出カスは分解しにくいので使用不可)、古い土や質の良くない土なども時々入れていき、積んだままにはせず定期的に中に新鮮な空気を混ぜる目的で大きく混ぜるとミミズや有用昆虫などが殖え分解が早くなります。できればコンポスト容器(購入すると助成金が出る地域もある)を使って積んでいき満杯になったら別の場所へ積みなおして上にビニールを被せ熟成させると良いです。出来上がると見かけは植物の繊維が多く含まれる土の様ですが(腐葉土と堆肥の中間)、水はけが適度で効き目が緩やかなので大抵の植物に使えます。 濡れている材料や動物性の残渣を混ぜる事は腐敗菌が殖えてしまい臭いでハエやミズアブが発生し使い物にならなくなるのでご注意下さい。 ただの堆肥なら混ぜてすぐ使える物も多いのですがEM菌ボカシの場合は使用が上級者向けの為、土壌についての基礎知識やこの菌の知識が無いと適切な使い方が出来ません。 手間や期間がかけられないのであれば無理に使おうとはせず(使う事で現在元気な植物が弱ってしまうリスクがあるので)何も植えていない半年くらいは何も植える予定の無い場所に蒔くか深めの穴を掘って埋めてしまうか、燃えるゴミとして収集に出し処分してしまった方がよいかもしれません。

ok2239
質問者

お礼

詳しくご説明いただいてありがとうございます。 よくわかりました。 EMといっても色々あるのですね。 しかも難しいものらしいですね。 誰かちゃんと活用してくださる方を見つけて、いただいた内容等をコピーして渡すことにします。 相談して本当によかったです。ありがとうございました。

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