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猫の真菌のお世話について知りたい
- 保護した猫が真菌にかかっており、どのようにお世話すれば良いのか分からない。
- 猫の真菌治療は初めてで、病院でも詳しい指示をもらえなかった。
- 真菌にかかった猫のお皿やトイレの洗浄方法や自身の衛生対策についてアドバイスが欲しい。
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保護活動をしています。 数年前に保護した子猫が真菌で、同時期に保護した子猫5匹全部に移り世話をしたことがあります。 まず真菌とは、特に珍しいものではなくそこらへんにいるカビとお考えください。 普段は着いてもさほど繁殖力がないのですが、弱っているところに付着すると胞子を伸ばして繁殖する、という感じ。 子猫の免疫力が回復に大きく関係してきます。 また人にも他の猫にも移ります。 が、付着から24時間以内に除去すれば通常は感染しません。 人ならば必ずお風呂に入ればいい、ということになります。 胞子なので、髪であったり皮膚であったりに付着していることが多く、服を着替えても意味を成さない場合が多いです。 除菌はバイオフレッシュやジアエストなど次亜塩素酸水で十分です。 布物は酷い場合は毎日替えることが望ましいのでしょうが、私は3日に1回変えていました。 普通のカビなので、人の除菌はアルコールのウェットティッシュで思うところをささっと拭いたらOKです。 完全にカビの胞子をシャットアウトするのは不可能。 いくら外でも、です。 あまり神経質になりすぎないように。 また、免疫力がモノを言うわけなので、健康な猫には移らないことが多いです。 事実、5匹真菌になったときに同室には我が家の成猫が4匹いましたが、誰も感染していません。 猫の毛に付着したとしても、グルーミングするので落ちちゃうわけです。 イトラコナゾールという抗真菌薬を服用しつつの外的ケアの方が回復は早いです。 が、イトラコナゾールは下痢をする場合があるので、そうなると返って弱るため投薬には注意が必要。 軟膏はケトコナゾールなどを処方されていますか? ボロボロの皮膚片をしっかり除去して、次亜塩素酸水やイソジン傷薬を少し薄めたもので清拭した上から塗ってくださいね。 室内で暖かくできるのであれば、マラセブシャンプーを3日に1回程度したらいいのですが、外だと弱るだけなので無理ですね。 風通しを良くするというのは保温は大丈夫ですよね? 弱っている子猫は体温が下がりやすいのでご注意ください。 服を着替えることはよいとは思いますが、私はそこまではしませんでした。 また、私は夏のケアでしたのでどうしても胞子が体に付着してしまい、リングワームができました。 リングワームとは、人が真菌に感染した場合にできる丸い皮膚炎です。かなり痒みを伴います。 人の場合は皮膚科に行って薬を処方してもらっても猫ほどに高額ではありませんから、まずは猫を治すことを第一に。 獣医がもしケトコナゾール軟膏などを処方してなければ、人が処方してもらったものを付けてもOKです。 むしろその方が安上がりだったりしますしねwww 繰り返しますが、そこらにいるカビです。 神経質にケアしたとて、移る時は移ります。 というくらいの心構えでいないと、身も心も疲弊してしまいます。 長ければ2か月、早ければ1か月くらいで回復してきます。 皮膚のケアもですが、体調をしっかり整えて免疫力をアップさせることが回復の近道です。 うちも子猫の成長とともに治りましたし。 最初は心が折れそうになりますが、1匹ですよね? うちみたいに5匹同時となると、本当に気が遠くなりましたwww 必ず治るものです。 頑張って!!!
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- terepoisi
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こんにちは、ご心配ですね。 前の方が大変詳しくアドバイスなさっておられるので蛇足ではありますが、真菌はカビが原因で日和見といって弱っていると症状がでやすくなります。 カビ菌ですから不活性化させるには熱消毒が有効なのですが、全部を熱消毒するのは現実的ではありませんからアルコール除菌と石鹸での手洗いをきちんとしていればOKです。 家族が水虫だからって、服を全部煮沸したりはしませんでしょう(笑) ケージの消毒は洗った後アルコールで清拭か、私はスリームクリーナーを使っていました。これは下痢の消毒にも使えて便利です。 お世話とても大変だと思いますがよろしくお願いします。
お礼
蛇足だなんてとんでもない!terepoisi 様にいただいたご意見はとても貴重でためになりました。確かに完全煮沸…無理ですよね!(笑)考えすぎて倒れることも多々あるどうしようもない性格なので、terepoisi様からのアンサーですごく気持ちが軽くなりました。言葉では軽くなってしまいもどかしいのですが、心から感謝しております!ありがとうございました。
- yaasan
- ベストアンサー率22% (2726/12281)
少し調べてみましたが、猫にも人にもうつる病気であるということです。しかし、それで重症になるような記述は見当たりませんでした。 ということは、真菌を家に持ち帰ってしまうと既に飼っている4匹の猫ちゃんにうつる可能性がある、あなたの皮膚のどこかに付着すると面倒が起こる、そういうことという認識でいいと思います。 ですから、対策の徹底はご自身の許容範囲で厳しくしてもいいし、緩くしてもいいという感じです。自身にうつって痒みと皮膚科への通院があっても仕方ないか、と思えるなら緩めで、そんなことはゴメンだ、徹底してうつることのないように、と思うなら徹底的に、という感じでしょうか。 新しい猫ちゃんを触ったあとに、対策をせず他の猫に触るのは厳禁、事情的に触るようなことになりそうなので、洋服を着替えもした方が良いでしょう。洗浄の薬液にこだわりはなくていいと思います。真菌がうつらないように清潔を心がけるという心持ちで良いかと思います。
お礼
わざわざ私ごときの質問のために貴重なお時間を使って調べて下さったとのこと、本当にありがとうございます。人によって「ここまで」という線引きは異なるのに、こんな大雑把な質問をしてしまったことを深く反省しております。でも、いただいたアドバイスのおかげで気持ちが軽くなりました。心から感謝しております。
お礼
やっぱり再度、アドバイスを拝読して泣けてきてしまいました(苦笑)。makori様のようにもっともっと猫ちゃん達のことを考えて生活をなさっている方のことを思うと、私ごときがやっている子猫ちゃんのお世話や他の子達との生活なんて…愚痴ってるのが恥ずかしいです。本当にありがとうございました。(どうしてももう一度お礼をお伝えしたくて…くどくて申し訳ありません。)
補足
最初に書いたお礼文が消えてしまっていたようです(-_-; 私自身が膠原病で免疫力が低いのと三次救急施設で医療職に就いているため、患者さんにうつすことになっては…と過剰に心配し過ぎていたような気がします。makori様が日々なさっておられるお世話に較べたら、私のやってることなんて大したことないのに恥ずかしい限りです。無駄に神経質になって倒れちゃう…という失敗は沢山してきたはずなのに、makori様のご指摘がなければ、また同じ失敗を繰り返すところでした。 実はこの子猫ちゃん、片目が完全失明で、もう片方の目が重度の内反症で毎日抗生物質の入った目薬をさしているのですが、肝臓の値が悪くて、なかなか真菌の内服薬や皮膚薬を使うところまで到達していなくて…。目も見えないので威嚇も酷く、保護時に私も6針縫う羽目になりましたが、この子が背負ってきた苦労を思うと、私自身は縫うくらいの事どうってことない!と思っているのですが、なかなか家族はそう考えてくれず、これも悩みの種でした。でもmakori様の日常のお世話の姿を垣間見させて頂き、本当に勇気が湧きました。 ケージは一応、プレハブのような建物に入れているので、日中はケージを屋根のある自転車置き場に運び、夜は納屋の中に移動させていますが、もっと保温には気を配るべきですね。ご指摘ありがとうございます。 仕事もこの状況で色々と思うところがある時でしたので、本当に気持ちが救われました。心からお礼申し上げます。