ビーチボーイズ(アメリカのバンド)について
ザ・ビーチボーイズをご存じの方は40代より上の世代でしょうか。去年、結成50周年の来日コンサートが千葉であり、ファンの端くれとして行ってきました。
ほぼ満席でしたが、意外だったのは私(50代)より上の方が多いのはわかるのですが、2,30代の若い人もけっこう来てたことです。昔のファンのみならず、最近その名を知って聞きにきてくれる人もいるのは嬉しいですね。
昭和40年前後が全盛期で、サーフィンUSA、グッドバイブレイション、ダーリン、カリフォルニアガールズ、アイゲットアラウンドなどが初期の代表曲かな。20年くらい前にココモが久々にヒットして健在ぶりをアピールしました。
メンバーは当初5人で、ウイルソン3兄弟、マイクラブ、アルジャーデインでした。ウイルソン兄弟のうち二人(カール、デニス)はすでに他界し、現在は、ブライアンウイルソン(バンドの要です。初期の曲ほとんどの作曲してます)、マイク、アルと後に加わったブルースジョンストンの4人が健在で、昨年の来日時も全員いました。
私は全盛時はあまり知らなかったのですが、30年くらい前何かで聞いて好きになり、レコード、CDもかなり集めました。活動時期や年齢がかのビートルズとほぼ同時期で、もちろんそちらの方が世界的に売れたし、日本でも神話みたいに今でも人気があるのはご存じのとおりです。
本国アメリカやヨーロッパでは、いまでもかなり人気があるようですが、昔から日本ではビーチボーイズはいまいちです。原因はいろいろ言われてますが、「海、女の子、車などがテーマの軽い曲が多くノーテンキ」「曲調がハーモニー中心で単調、どの曲も同じに聞こえる」等が代表的な意見のようです。
私も前記の主張は認めます。ですが昭和42、3年ごろ以降の曲を聞くとかなり変化があり、多面性も出てきています。一時期は、イギリスのビートルズに対抗しうるアメリカンバンドと言われてたようです。私はビートルズの曲も好きだし、曲のバリエーションの広さではビーチボーイズを上回るのは間違いないと思います。しかし、ビーチボーイズの曲のハーモニーの美しさ、心地よさ、優しさが好きでもっと多くの人にファンになってほしい気もします。まあ、好みは人それぞれですが。
ちょっと残念なのはジョンレノンが生前、ビーチボーイズについて聞かれたときに「あんなのと比べないで欲しい」と発言したとのことです。私も、彼の「イマジン」が好きでたまにカラオケで歌いますが、かつて、オノヨーコに触発されて人類愛を歌った人とも思えない発言でがっかりしています。
そんなこんなで、皆さんのご意見どうでしょうか。
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