- ベストアンサー
やたらアップに映すテレビカメラ
テレビを見ていて、いつも思うことがあります。それは、人の顔をアップに撮りすぎではないか、と。実生活では、有り得ない距離で人の顔を映し出す意味。特に、年配の人のシワやシミなども大きく映し出す。感情が高ぶると必ずというくらいアップに映す。映されている方もそこまで撮られたくないのでは? カメラマンには、何かそのような鉄則でもあるのでしょうか?
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
基本的にスタジオ収録の場合はカメラさんというよりサブにいる「ピッチャー」(ディレクター)の指示によるものです。 (サブに行くとディレクターの呼び方が変わります)スタジオでタレントさんなどに指示を出しているのは「キャチャー」といい殆どの場合ADくんです。 カメラのアングルは収録前にカメリハというのがある場合もあり実際の収録もそうですが全てピッチャーの指示の元に行います。 そしていくつかカメラがある場合実際に切り替えるのはディレクターではなくスイッチャーという人にディレクターが指示をだしてカメラを切り替えますのでアップが多いなどというのはカメラさんではなくディレクターの指示意向になります。
その他の回答 (2)
- FattyBear
- ベストアンサー率33% (1532/4617)
その人の感情変化をできるだけ伝えたい。視聴者も見たい(人が多い)。という心理からそうしてしまうのだと思います。そうさせるのは、カメラマンだけではなくディレクターやスイッチャーなども含めての考えでそうしているのでは。 ”感情が高ぶると必ずというくらいアップに映す。”のは、その状況を視聴者に伝えるのに映されている人の表現力に頼ってそうするのかと思います。演技なら出演者も大いに頑張って表現するでしょうし、不都合なインタビューなどでは答える側は嫌かも知れませんが見ている側はその表情がよく見たいと思うのを察してアップにしているのだと思います。これを映される側、見る側、それぞれ好き嫌いはあるのでしょうがそれらの希望に応じて撮影する側も考えてそうしているのでは。
お礼
そうですか。特に年配の人の場合は、そこまでアップしなくても、と思うことはありますね。ありがとうございました。
- staratras
- ベストアンサー率41% (1498/3648)
一般家庭のテレビの画面が小さく、画質も良くなかったアナログ(走査線525本)時代からの演出手法に対して、大画面のテレビが普及し、画質が飛躍的に向上したハイビジョン(走査線1125本)や4K・8K時代には違和感を持つ人がいる、ということではないかと思います。 昔のテレビでは、人の表情を伝えるには顔のアップショットを撮影するほかありませんでしたが、現在の高解像度で大画面のテレビでは過度にアップ気味にすると、顔の大きさが実物よりずっと大きくなり、違和感や圧迫感を与える可能性があります。(ドラマなどでそれを意図的に狙うのはアリですが…) ハイビジョン・4K・8K時代には、昔とは異なる新たなテレビの撮影法が必要でしょうけれどが、撮影される人物の表情・感情を十分伝えられ、しかも視聴者に違和感や圧迫感を与えない映像作りは、なかなか困難で、いわば「過渡期」ではないかと考えます。 テレビの動画撮影がフィルムから(ハイビジョンではない)ビデオに変わっていきつつあった昭和50年代に、あるテレビニュースカメラマンは「フィルム時代には写りにくいものをどうやって写すかで苦労したが、これからビデオになると写ってはまずいものをどうやって写さないかで苦労するようになる」と教えてくれました。今思えば「ハイビジョン時代をも予見した先見の明」だったと思います。
お礼
そうなんですか。やはり、それなりに気を使ってアップしたりしなかったりしてるんですね。自分の日常を考えたとき、そこまで他人様の顔に近づいてものを言ったり聞いたりすることはないので、不思議だなぁと前から思っておりました。ありがとうございました。
お礼
そうなんですか。なるほど。ま、それにしても、微妙な年代の女優さんなんかがアップにされたくない部分をアップに映されて気の毒だなぁとは思いますね。正直。ありがとうございました。