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男はつらいよMyBestマドンナ
恥ずかしながら、この歳になってはじめて「男はつらいよ」シリーズを見始めました。いや~面白い!こんな上質な喜劇を今まで知らなかったとは。 前半第1作~15作、中盤何作か、後半42作~50作、と半分ほど観たでしょうか。つい先日観た15作「寅次郎相合い傘」は寅さんと船越英二とリリー(浅丘ルリ子)の楽しい3人旅、リリーが大舞台に立つ寅さんの妄想語り、有名なメロンのくだり、結婚話のくだりなど、始終見所でとても面白かったです。リリーが寅さんに啖呵を切るシーンが素晴らしく、似たもの同士の二人の対等な関係がよく描かれていて、リリーがマドンナの筆頭に挙げられるのも納得です。 でも私はやはり吉永小百合演じる歌子さん(第9作)が好きだなぁ。清楚で気取らない美しさで可愛らしく、寅さんの舞い上がりっぷりが面白かったし、歌子は寅さんを兄のように本当に慕っていて、二人で星を眺めながら歌子が寅さんの気持ちも知らず想い人の事を語り、一人グッとこらえる寅さんにはめっちゃ感情移入。第13作で夫を亡くした歌子と再会、年の差はあれども押せばいけるだろと思いつつも、自立をめざす歌子を応援するのが寅イズムなんだなぁ。マドンナによっては寅さんをその気にさせといて、寅さんの気持ちを察すると「困るわ」と言う人もいたけれど、歌子さんはその点無意識で、こうゆう女性に恋してフラれるなら本望だなぁと思うMyBestマドンナです♪ ストーリーは毎回同じパターンでも、色んなタイプのマドンナがいて、それぞれの寅さんの接し方が描かれているのがこのシリーズの醍醐味でもあるし、でも結局最高のマドンナはいつも心配して待っていてくれる妹のさくらなんじゃないかとか、毎回おなじみの家族ケンカや寅さんの名言とか、満男と泉の恋とか、ああ語り出すともうキリがない、、、あなたにとっての「男はつらいよMyBestマドンナ」に限らず、この作品への思いを語っていただけたらと思います。
お礼
itariiiさんこんにちは。遅くなり申し訳ありません。 >寅さんは、フーテンで、リリーは場末の歌手。 >境遇が、似たもの同士という感じで、ほかのマドンナとは違う。。 そうですね。ホントお似合いの二人でした。釣り合いが取れてましたね。でもリリーの「寅さんと結婚してもいい」という気持ちを知った寅さんは、「あんな頭の良いリリーにバカな俺がくっついたんじゃ、申し訳ない」と引いてしまう。ほんとバカだなぁ、、、 芸者の太地喜和子さんもアリだったかもしれませんが、幼なじみのお千代坊(八千草薫)もアリだったと思います。私的には未亡人となった歌子(吉永小百合)もアリだったんじゃないかと思うのですが、過去の恋愛話で歌子について「あれは無い!年の差があったもん」と寅さん自身があっさり言い切っていました。 寅さんと色んなマドンナとの幸せなパラレルワールドを想像するのが、男はつらいよシリーズの醍醐味かもしれませんね。同時に観てる私たちも過去に出会った女性たちを思い出しては想像を膨らませる。 >早稲田の夜学で、同じ教室で同じ授業を受けたことがあるそうです。 マジですか!あんな美しい人が同じ空間に居たら、さぞ勉強が身に入らなかったでしょうね!笑 ご回答ありがとうございました。