• 締切済み

男はつらいよMyBestマドンナ

恥ずかしながら、この歳になってはじめて「男はつらいよ」シリーズを見始めました。いや~面白い!こんな上質な喜劇を今まで知らなかったとは。 前半第1作~15作、中盤何作か、後半42作~50作、と半分ほど観たでしょうか。つい先日観た15作「寅次郎相合い傘」は寅さんと船越英二とリリー(浅丘ルリ子)の楽しい3人旅、リリーが大舞台に立つ寅さんの妄想語り、有名なメロンのくだり、結婚話のくだりなど、始終見所でとても面白かったです。リリーが寅さんに啖呵を切るシーンが素晴らしく、似たもの同士の二人の対等な関係がよく描かれていて、リリーがマドンナの筆頭に挙げられるのも納得です。 でも私はやはり吉永小百合演じる歌子さん(第9作)が好きだなぁ。清楚で気取らない美しさで可愛らしく、寅さんの舞い上がりっぷりが面白かったし、歌子は寅さんを兄のように本当に慕っていて、二人で星を眺めながら歌子が寅さんの気持ちも知らず想い人の事を語り、一人グッとこらえる寅さんにはめっちゃ感情移入。第13作で夫を亡くした歌子と再会、年の差はあれども押せばいけるだろと思いつつも、自立をめざす歌子を応援するのが寅イズムなんだなぁ。マドンナによっては寅さんをその気にさせといて、寅さんの気持ちを察すると「困るわ」と言う人もいたけれど、歌子さんはその点無意識で、こうゆう女性に恋してフラれるなら本望だなぁと思うMyBestマドンナです♪ ストーリーは毎回同じパターンでも、色んなタイプのマドンナがいて、それぞれの寅さんの接し方が描かれているのがこのシリーズの醍醐味でもあるし、でも結局最高のマドンナはいつも心配して待っていてくれる妹のさくらなんじゃないかとか、毎回おなじみの家族ケンカや寅さんの名言とか、満男と泉の恋とか、ああ語り出すともうキリがない、、、あなたにとっての「男はつらいよMyBestマドンナ」に限らず、この作品への思いを語っていただけたらと思います。

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  • itariii
  • ベストアンサー率25% (207/814)
回答No.6

mikasa1905さん、 こんばんわ。 私ではないのですけれど、 私の父親が、 もうマニアと言ってもいいくらい、大の寅さんファンです。 もちろん何度も全作は観たそうで、 一番のマドンナはやはり「リリー」だそうです。 ほとんどのマドンナは、寅さんより生まれも職業も、格上。 そこに寅さんは惹かれるわけですけれども、 「リリー」だけは別。(あとは芸者のぼたん・太地喜和子さん)。 寅さんは、フーテンで、リリーは場末の歌手。 境遇が、似たもの同士という感じで、ほかのマドンナとは違う。。 そうです。 ですので 1位は浅丘ルリ子 2位は太地喜和子さんだそうです。 歌子さん(吉永小百合)も良かったそうですし、 父親はサユリストとまではいかなくても、 吉永小百合さん(特に若い頃)は割と好きだったらしく、 早稲田の夜学で、同じ教室で同じ授業を受けたことがあるそうです。

mikasa1905
質問者

お礼

itariiiさんこんにちは。遅くなり申し訳ありません。 >寅さんは、フーテンで、リリーは場末の歌手。 >境遇が、似たもの同士という感じで、ほかのマドンナとは違う。。 そうですね。ホントお似合いの二人でした。釣り合いが取れてましたね。でもリリーの「寅さんと結婚してもいい」という気持ちを知った寅さんは、「あんな頭の良いリリーにバカな俺がくっついたんじゃ、申し訳ない」と引いてしまう。ほんとバカだなぁ、、、 芸者の太地喜和子さんもアリだったかもしれませんが、幼なじみのお千代坊(八千草薫)もアリだったと思います。私的には未亡人となった歌子(吉永小百合)もアリだったんじゃないかと思うのですが、過去の恋愛話で歌子について「あれは無い!年の差があったもん」と寅さん自身があっさり言い切っていました。 寅さんと色んなマドンナとの幸せなパラレルワールドを想像するのが、男はつらいよシリーズの醍醐味かもしれませんね。同時に観てる私たちも過去に出会った女性たちを思い出しては想像を膨らませる。 >早稲田の夜学で、同じ教室で同じ授業を受けたことがあるそうです。 マジですか!あんな美しい人が同じ空間に居たら、さぞ勉強が身に入らなかったでしょうね!笑 ご回答ありがとうございました。

  • kamejrou
  • ベストアンサー率17% (191/1107)
回答No.5

こんにちはmikasaさん たまに寅さんの映画でisoken さんとの やり取り 拝見しておりましたが 人様のやり取りに 口を挟むわけにもいきませんし この歳になって初めて こんな上質な喜劇? これは年齢もあるかもしれませんね? 例えば私が 小津さんの「 東京物語」を 若い時に 観まして 若造の私には 面白くもなんともない ただ 年を重ねて あの映画を 再び見れば 若い時には わからなかったものが 少しばかり 分かるのです それは老いることの 哀しさ であり 地方と 都会と言う 今現在 我々が抱えていることを 当時あの映画で 既に 語っているわけです さて本題ですが どなたかが 仰っておられますが 「 男はつらいよ」の前はTVでの「 泣いてたまるか」 私が 二十歳前後の頃でしょう? 世の中は学園紛争やら 3億円事件で 騒がしい時代でした モーレツ社員が もてはやされた時代でもあります あの時代だからこそ 寅さんが 受け入れられたのかな? 私はそう思います 「 寅次郎相合い傘」 もうずいぶん 昔に見た 作品ですが 不思議によく覚えております 蒸発してきた 船越英二さんと 函館の屋台で 寅さんが飲んでます ふらりと 座ったのが すし屋の 女房に 収まったはずの リリー 3人の旅が 始まる 札幌の大通公園では 船越英二さんが 寅さん直伝の 泣きバイ 泥にまみれた 万年筆 ついでに言いますと 私が子供の頃には 小さな港町でしたが お祭りの 宵宮ともなれば 万年筆の 泣きバイは 必ずありました 横に 水を入れた バケツを用意しましてね 汚れた万年筆を 洗ってみせる 田舎の人間ですから コロッと騙されるアハハハ ああ メロンのシーンありましたね 船越英二さんの お土産のメロンを おいちゃんおばちゃん さくらと博 食べようとしている時に 寅さんが帰ってくる 機嫌を悪くする 寅さん 「 何でお前らは! 俺がいない間に楽しそうに これはもともと 俺の貰った メロンだろう」 さくらが 「 お兄ちゃんごめんね私の食べて」 「 俺はそんなこと言ってるんじゃない お前たちの 人間としての生き方を言ってる!」 それまで 黙って聞いていたリリーが 「 何を偉そうなこと言ってるんだい」 全部を書いているわけにもいきませんから ここいらにしますが 喜劇というのは 笑わせてやろう それが 透けて見えた時に 観客は 笑えなくなる その点、 山田洋次という監督は 上手な人である 私は そう思います mikasa さん 覚えておられるでしょうか? 寅さんに悪態をつく リリーに 寅さんが 「 なんだお前は生意気に!」 博の頭を 手で押しのける それをさくらが 気の毒そうに チラッと眺める 山田洋次監督の 演出でしょうが 思わず私などは 笑ってしまいます ああ 言った 何気ない 仕草の中に 笑いというものがある 長くなりましたし 最後に 山田洋次さんが 言いたかったことは「 家族」 ではあるまいか? 何作目かは 忘れましたが 博の父 志村喬さんが 夜汽車の 車窓から 眺めれば 小さな 灯が 点々とある そのどれにも 温かい家庭の 営みがあるはず である 話せばつきませんが ここいらにしましょう 私のマドンナは 浅丘ルリ子さん 太地喜和子さん そして 吉永小百合さんです

mikasa1905
質問者

お礼

遅くなり申し訳ありません、カメジローさんこんにちは。 >例えば私が 小津さんの「 東京物語」を 若い時に 観まして >若造の私には 面白くもなんともない 小津安二郎といえば日本映画界の巨匠ですけど、恥ずかしながら観たことがありません。私もそろそろ小津映画がわかる年頃かもなので、今度レンタルしてみようと思います。男はつらいよを見終わったら、「泣いてたまるか」も観たいです。 >世の中は学園紛争やら 3億円事件で 騒がしい時代でした >モーレツ社員が もてはやされた時代でもあります >あの時代だからこそ 寅さんが 受け入れられたのかな? なるほど~、そうゆう過酷な時代だったから、自由な寅さんに憧れたんでしょうね。 でも、山田洋次監督の考えだったか失念しましたが、「寅さんは幸せになってはいけない」というコンセプトなんだそうです。それはやはりカタギじゃないからで、カタギの人が寅さんを見て楽しみつつも、真に憧れてはいけないという考えだそうです。去年公開の「お帰り寅さん」では、小説家となった満男の小説の中で幸せになるという結末でした。 >蒸発してきた 船越英二さんと 函館の屋台で 寅さんが飲んでます >ふらりと 座ったのが すし屋の 女房に 収まったはずの リリー >3人の旅が 始まる >札幌の大通公園では 船越英二さんが 寅さん直伝の 泣きバイ メインストーリーじゃないけど面白かったですね~!今思えば、映画を観るお父さん達が自分を投影するためにあの船越英二さんのキャラがあったんでしょうね。昔の恋人に再会した彼は、くたびれた彼女の姿を見てガッカリしたのかそれとも何か腑に落ちたのか、何とも言えない描写で現代のドラマでは無いようなシーンですが、オモシロ3人旅とともにすごく心に残ってます。 >泥にまみれた 万年筆 >ついでに言いますと 私が子供の頃には >小さな港町でしたが お祭りの 宵宮ともなれば >万年筆の 泣きバイは 必ずありました >横に 水を入れた バケツを用意しましてね >汚れた万年筆を 洗ってみせる >田舎の人間ですから コロッと騙されるアハハハ 「続 三丁目の夕日」でもありましたね。 カメジローさんは本物を見たことがあるんですね。 私の子供の頃も、小学校の校門の外で文房具を広げて売ってる怪しげなおじさんを見たことがあります。 >「 何でお前らは! 俺がいない間に楽しそうに >これはもともと 俺の貰った メロンだろう」 >さくらが >「 お兄ちゃんごめんね私の食べて」 >「 俺はそんなこと言ってるんじゃない お前たちの 人間とし>ての生き方を言ってる!」 >それまで 黙って聞いていたリリーが >「 何を偉そうなこと言ってるんだい」 >全部を書いているわけにもいきませんから >ここいらにしますが 素晴らしい記憶力!笑 でもこれは、本当の家族のような関係の出演者たちの血の通ったやりとりだからこそ、記憶によく残るんだと思います。とらやの家族の団らんシーンはどれも名シーンですよね。 >喜劇というのは 笑わせてやろう >それが 透けて見えた時に 観客は 笑えなくなる >その点、 山田洋次という監督は 上手な人である >私は そう思います そうなんですよ!コントになってはいけない。 吉永小百合さんが初めてとらやを訪ねてきたとき、舞い上がった寅さんは手に持ったのれんの棒が柱に引っかかってしまうのですが、それをもう2・3回やったらすごく面白いのに、と思いつつも、それをやったらドリフターズのコントになってしまう。そのギリギリをきちんと見極めてるのが渥美清さんや山田洋次監督の計算高さ(?)だと思います。 >mikasa さん 覚えておられるでしょうか? >寅さんに悪態をつく リリーに 寅さんが >「 なんだお前は生意気に!」 >博の頭を 手で押しのける >それをさくらが 気の毒そうに チラッと眺める >山田洋次監督の 演出でしょうが >思わず私などは 笑ってしまいます >ああ 言った 何気ない 仕草の中に 笑いというものがある そうなんですよ! ああゆうのは計算尽くなのかアドリブなのか。とにかく自然で面白い。リリーに言い負かされた寅さん、悔し紛れにさくらに「バカヤロー」って言って家を飛び出す寅さんがまた面白かったです。 私は若い頃アマチュア演劇で喜劇をやってましたが、「男はつらいよ」は絶対観ておくべきだったと後悔してます。 >山田洋次さんが 言いたかったことは「 家族」 ではあるまいか? そうですね。損得で考えたらあんな身内がいたら絶対損ですけど、そんな迷惑でも楽しい身内が家に新しい風を入れてくれて、家族の生きる気力になる。それこそが家族なんだなと考えさせられます。 >何作目かは 忘れましたが >博の父 志村喬さんが >夜汽車の 車窓から 眺めれば 小さな 灯が 点々とある >そのどれにも >温かい家庭の 営みがあるはず である 話は逸れますが 志村喬さん、何かで見たと思ったら「七人の侍」の老侍!これも先日レンタルして見直しました。長い映画だけどやはり面白い! >私のマドンナは >浅丘ルリ子さん >太地喜和子さん >そして 吉永小百合さんです イソケンさんもそうみたいですが、太地喜和子ファン多いですね。私はホントに居る芸者さんのように感じてしまい、あまりマドンナ感ありませんでした笑。 ご回答ありがとうございました。

  • 31192525
  • ベストアンサー率19% (704/3540)
回答No.4

mikasa1905さん、こんにちは。  私も4・5本しか見てませんが、その中では 『後久美』  かなぁ、と。巧い女優さんでしたから、寿引退がもったいなかったなぁ、と。  小百合さんの回は観ていません。念のため。  最後の回はちょっと見てられなかったですね。観ているこっちがつらくなってしまう。。。

mikasa1905
質問者

お礼

31192525さんこんにちは。 ゴクミ可愛かったですね~! 自分と同年代です。「続たけしくん、ハイ」で薄幸の美少女クラスメイトとして出演してたのが初見で、キレイな子だなぁと思いました。独眼竜正宗の愛姫役(少女時代)もやってたなぁ。 でも知名度のわりに出演作は多くはないんですよね。男はつらいよ4作で見れたのは良かったです。45作で理髪店の女主人・蝶子(風吹ジュン)の気持ちに気付かない鈍感過ぎる寅さんを見てあっけにとられた顔が面白かったです笑 最後の回ってのはどれかなぁ?去年公開の50作?それとも渥美清さん最後の出演作48作かなぁ?阪神淡路大震災の被災地神戸でのロケ、今だったらあり得ないと思ったんですが、wikiによると現地からの要請だったんですね。寅次郎のラストのセリフ「ご苦労様でした」が、渥美清さんの俳優としての最後のセリフになったというのは感慨深いです。被災地を元気づける日本のヒーロー寅さん。肝臓ガンに蝕まれながらそれをおして出演し、日本を代表する俳優として最後までまっとうした渥美清さん、、、確かに泣けてきます。もう一度観たいと思います。 ご回答ありがとうございました。

  • isoken
  • ベストアンサー率32% (596/1825)
回答No.3

mikasa さん、こんばんは。 >恥ずかしながら、この歳になってはじめて「男はつらいよ」シリーズを見始めました。いや~面白い!こんな上質な喜劇を今まで知らなかったとは。 無理もないでしょう、 「 男はつらいよ 」 の本当の良さ・面白さが分かるのは、年齢 そして 経た年輪と無縁ではないと、個人的に考えます。 かく言う私目も、噛めば噛むほど 味がある映画だなと感じ出したのは 随分遅かった、 渥美清 さんの 表現力そして演技の深さも 皆目分かりませんでしたね、御承知の通り 展開は 至って単純明快・・ 誰だって先が読めちゃいますから。 ただ この映画ばかりは ストーリー の クオリティ じゃないんですよねぇ、つまり 単に振った振られたじゃなくて、そこに肉付けされた 悲喜交々の人情劇、それと 観る側の環境や年齢の変化で 感じる景色が変わって来るのでは・・とも、感じてしまうのです。 本人は 風来坊を気取ってますが、よくよく考えれば 寅さんほど濃密な人間関係に生きている人は稀でしょう、だって いい歳して 嫁も貰わず定職にも就かない人間を、 身内ってだけで 誰があそこまで優しくなれるか・・、私は さくら や おいちゃん ・ おばちゃん の心情を考えると 時々泣けて来ちゃうのです。 >つい先日観た15作「寅次郎相合い傘」は寅さんと船越英二とリリー(浅丘ルリ子)の楽しい3人旅、リリーが大舞台に立つ寅さんの妄想語り、有名なメロンのくだり、結婚話のくだりなど、始終見所でとても面白かったです。リリーが寅さんに啖呵を切るシーンが素晴らしく、似たもの同士の二人の対等な関係がよく描かれていて、リリーがマドンナの筆頭に挙げられるのも納得です。 先週放映分でしたか、私も丁度今観てるところですが、 浅丘ルリ子 さん ・・ 好演ですよねぇ、最初観た時は ただ単に 蓮っ葉でしかなかった リリー の印象が、 随分変わって来ました。 まあ 仰る通りで マドンナというよりも似た者同士、むしろ 戦友みたいな感じではないでしょうか、次回作 『 寅次郎ハイビスカスの花 』 もいいですよ、ことに 沖縄 で病に罹ったリリーの病室を訪ねる辺りが秀逸です。 ただ あれを見ちゃうと、惚れた腫れたというよりも むしろ義理人情ではないかと思うのです、それこそ フーテンの寅 の本質とでも言いますか。 >でも私はやはり吉永小百合演じる歌子さん(第9作)が好きだなぁ。 小百合さんは いつだって気高くて美しい、だから ずっと特別な女優で在り続けた訳で、流行り廃りとは無縁だった稀有な女性でしょう。 >結局最高のマドンナはいつも心配して待っていてくれる妹のさくらなんじゃないかとか、 さくら ・・ いいですよねぇ、清楚で綺麗 そして世話焼き、倍賞千恵子さんは まさに 「 下町の太陽 」 という形容にぴったりです、私にも妹がおりますが、滅多に電話なんてしてきやしません。 ところで 若い頃の 倍賞 さんって、ちょっと 深キョン に似てないですか? >あなたにとっての「男はつらいよMyBestマドンナ」 作品の評価とは切り離して考えますと、やっぱり 八千草薫 さんですね、私の場合。 劇中 八千草薫 さん扮する幼馴染みの お千代坊 が、寅さんからの求愛と勘違いして こう言います、「 随分乱暴なプロポーズねぇ 、 寅ちゃん ! 」 って、 「 寅ちゃんとだったら、一緒に暮らしてもいいと思ったの 」 ・・とも。 あの美女が 、金も無ければ 御面相も大した事ない 寅次郎 を憎からず思うって、この世の中も 満更捨てたもんじゃないなと嬉しくなっちゃう、勿論 映画の脚本と言えばそれまでですが。 もう1人挙げれば やっぱり 太地喜和子 さんかなぁ、それと 木の実ナナ さんも良かった・・、このお2人は 抜群に感じが良いんですよねぇ。 さて 最後に どうでも良い事を少々・・、私ぐらい あの辺りに詳しいと、引っ掛かる事が1つあるのです、これは 気になってる方もおられるんじゃないかと思いますが、 「 とらや 」 のモデル 「 高木屋 」 さんは、元々 帝釈天 に向かって参道 左側にあった ( 今は 左右2店舗ですが ) のです。 ところが 「 とらや 」 を訪れたゲストは 必ず左側に出て行く・・、私はいつも 「 おいおい そっちは駅じゃね ~ ぞ !」 って 突っ込みを入れちゃうのです、左に出て行った突き当りが 帝釈天 で そこを右に折れると 江戸川 ・・、要するに 駅とは真反対ですから・・、つまり 客人を江戸川 の土手沿い送って行くのは有り得ないのです。 以上 長くなりました。

mikasa1905
質問者

お礼

イソケンさんこんにちは。 >噛めば噛むほど 味がある映画だなと感じ出したのは 随分遅かった、 渥美清 さんの 表現力そして演技の深さも >ただ この映画ばかりは ストーリー の クオリティ じゃないんですよねぇ、つまり 単に振った振られたじゃなくて、そこに肉付けされた 悲喜交々の人情劇、それと 観る側の環境や年齢の変化で 感じる景色が変わって来るのでは・・とも、感じてしまうのです。 そうなんですよ、好きなシーンは何度も何度も観て笑ってます。とにかく渥美清さんの演技が素晴らしい!そしてとらやの面々の俳優さんたちも、さすが長年競演してるだけあってか、本当の家族の茶の間を覗いている気になりますね。現代ドラマだったらカットするであろうちょっとした会話・エピソードなんかがまた、ドラマに奥行きを与えているんですよね。 >本人は 風来坊を気取ってますが、よくよく考えれば 寅さんほど濃密な人間関係に生きている人は稀でしょう、だって いい歳して 嫁も貰わず定職にも就かない人間を、 身内ってだけで 誰があそこまで優しくなれるか・・、私は さくら や おいちゃん ・ おばちゃん の心情を考えると 時々泣けて来ちゃうのです。 そうですね~、実際居たら「めんどくさい身内」でトラブルメーカーなわけですけど、それは損得勘定なしの情と恋心から生まれたものだから憎めないんですよね。そしてみんな江戸っ子だから、喧嘩っ早いけどすぐ忘れる笑。おいちゃん達とケンカしてカバンを持ってとらやを出て行こうとすると店先にマドンナが現れて、さっきまでの諍いが無かったように調子良く取り繕う寅さんに毎回笑ってしまいます。 さくらのセリフで「お兄ちゃんが居ないとみんな黙ってテレビ観てご飯食べてるだけのつまらない毎日なのよ」というのがありました。めんどくさい身内とはいえ、寅さんが帰ってくるたびに新鮮な風をとらやに入れているというか、家族としては憎らしいと同時にパワーをもらってるんでしょうね。 >まあ 仰る通りで マドンナというよりも似た者同士、むしろ 戦友みたいな感じではないでしょうか、次回作 『 寅次郎ハイビスカスの花 』 もいいですよ、ことに 沖縄 で病に罹ったリリーの病室を訪ねる辺りが秀逸です。 >ただ あれを見ちゃうと、惚れた腫れたというよりも むしろ義理人情ではないかと思うのです、それこそ フーテンの寅 の本質とでも言いますか。 ハイビスカスは49作がダイジェスト版なので観ましたよ。寅さんにはリリーが一番お似合いですね。 ところで去年公開した「お帰り寅さん」は観ましたか?リリーが満男に寅さんへの想いを告白してましたよ。 満男いわく、「男は、美しい花である女性を、眺めていたいという気持ちと、摘んでしまいたいという気持ちがあって、おじさんは前者なんだ。相手がおじさんに気持ちを寄せてくると途端に怖くなって逃げ出してしまうのがおじさんなんだ」みたいな事を45作あたりでゴクミに言ってました。そうゆう気持ちは私もわかりますけど、長年寄り添った夫婦のようなリリーとHしてないというのはさすがにファンタジーじみていると思っていたし、寅さん童貞説なんてもの囁かれてますが、ここまで観てきた私の解釈はこうです、、、 寅さんは女性に対して、憧れと恐れ、両方持ってるんでしょうね。実の母に捨てられた事実と、「少年寅治郎」(はまだ観てないですが)における井上真央ちゃん演じる義理の母に愛された記憶。そして可愛い妹さくら。しかし少年時代家出して、私の想像ではやくざな兄貴分にアバズレ女をあてがわれて、ひどい初体験をしてしまい、それ以来女性を性的に見れなくなってしまったんじゃないかと笑 >小百合さんは いつだって気高くて美しい、だから ずっと特別な女優で在り続けた訳で、流行り廃りとは無縁だった稀有な女性でしょう。 若い頃も今も、品性が内側から溢れ出していますね!おっしゃる通り、唯一無比の大女優。だけど素朴な雰囲気も持っている。最近ドキュメンタリー番組で吉永小百合さんが言ってましたけど、今でもカメラの前で演じるのが恥ずかしいんだとか。 >さくら ・・ いいですよねぇ、清楚で綺麗 そして世話焼き、倍賞千恵子さんは まさに 「 下町の太陽 」 という形容にぴったりです、私にも妹がおりますが、滅多に電話なんてしてきやしません。 >ところで 若い頃の 倍賞 さんって、ちょっと 深キョン に似てないですか? ええと、ぜんぜん似てませんね!笑。私は国仲涼子さんに似てると思いました。 イソケンさんは妹さんがいらっしゃったんですか、羨ましい!私も可愛い妹に「お兄ちゃん」って呼ばれたい!笑 さくらに限らないけれど、あの時代のファッションって一周・二周・三周してすごくいいんですよね。さくらのスカート姿やシャツのデザインもいつも凄く可愛い。バブル期のクソドラマのファッションよりぜんぜんイイ! >劇中 八千草薫 さん扮する幼馴染みの お千代坊 が、寅さんからの求愛と勘違いして こう言います、「 随分乱暴なプロポーズねぇ 、 寅ちゃん ! 」 って、 「 寅ちゃんとだったら、一緒に暮らしてもいいと思ったの 」 ・・とも。 >あの美女が 、金も無ければ 御面相も大した事ない 寅次郎 を憎からず思うって、この世の中も 満更捨てたもんじゃないなと嬉しくなっちゃう、勿論 映画の脚本と言えばそれまでですが。 寅さんが初めて惚れられる話ですよね。あれはさすがの私も「寅の腰抜け野郎!」って思いましたよ。お千代坊はとらやの面々にも寅さんへの気持ちを告白してるのに誰も本気にしない。美しくも不幸な身の上のお千代坊が寅さんに惚れる、私は自然に感情移入できたエピソードでしたよ。 >もう1人挙げれば やっぱり 太地喜和子 さんかなぁ、それと 木の実ナナ さんも良かった・・、このお2人は 抜群に感じが良いんですよねぇ。 太地喜和子さんのは観ました。もうホントの芸者さんで、実在する人のようでしたね~。 >さて 最後に どうでも良い事を少々・・、私ぐらい あの辺りに詳しいと、引っ掛かる事が1つあるのです、これは 気になってる方もおられるんじゃないかと思いますが、 「 とらや 」 のモデル 「 高木屋 」 さんは、元々 帝釈天 に向かって参道 左側にあった ( 今は 左右2店舗ですが ) のです。 >ところが 「 とらや 」 を訪れたゲストは 必ず左側に出て行く・・、私はいつも 「 おいおい そっちは駅じゃね ~ ぞ !」 って 突っ込みを入れちゃうのです、左に出て行った突き当りが 帝釈天 で そこを右に折れると 江戸川 ・・、要するに 駅とは真反対ですから・・、つまり 客人を江戸川 の土手沿い送って行くのは有り得ないのです。 私もそのうち聖地巡礼しようとストリートビューでチェックしてるのですが、帝釈天に向かって右側にある門前とらや(柴又屋)の店頭に、「第1~4作まで撮影に使用した店です」とポスターが貼ってありますね。高木屋さんは左右にありますね。5作からのロケ地はどの店なんだろう??? 映画を観ていると、駅も帝釈天も店を出て左の認識だったんですが、駅と帝釈天は反対方向なんですね。 最後に私もどうでもいいこと。「土曜は寅さん!」のスポンサーの通信販売のCM、あのおじさんやおばさんのダメな感じは、CM的にあれでいいんでしょうか???笑 ご回答ありがとうございました。

  • 5mm2
  • ベストアンサー率9% (329/3307)
回答No.2

三笠さん、こんばんは。 トラさんは、映画館で5本くらい見たと思います。 マドンナは、後藤久美子、佐藤オリエ、浅丘ルリ子、田中裕子だったでしょうか。 ストーリーはあまり覚えてませんが、みんなそれなりに面白かったですね。 ただ、この映画を見たかったわけではなくて、同時上映の「釣りバカ日誌」の方が目的だったかも知れません。 マドンナにはあまり関心はないですが、見るとすれ昔FANだった十朱幸代が良いですね。 昔、千葉に住んでいた時には、帝釈天が近くだったので、家族で何度か行って、例の店で団子を食べたり、堤防から川を眺めたり、矢切の渡しに乗ったりしたものです。 映画を見るたびに思い出します。

mikasa1905
質問者

お礼

5mm2さんこんにちは。 この国民的大衆映画を映画館で観られたのは、映画体験として素晴らしいと思います。昔の映画館ではきっとおじさんたちが「おい寅!なんでそこで行かないんだ!」とか思わず言ってたんでしょうね笑 釣りバカ日誌といえば、何作だったか忘れたけどとらやの店先にハマちゃんが現れた回がありましたね。 十朱幸代さんは、看護婦さんの役でしたね。私が若い頃のバイト仲間の女の子に似ていて、昔の事を思い出したりしました。男はつらいよを観ているとプチタイムトリップできるのも楽しいですね。 帝釈天やだんご屋さん、江戸川の渡し、、、私も今度聖地巡りに行こうと思ってます♪ ご回答ありがとうございました。

  • citytombi
  • ベストアンサー率19% (1721/8628)
回答No.1

この「男はつらいよ」は、 起:寅さんがひょんなことからマドンナと知り合って 承:マドンナと親しくなるうちに、マドンナがちょっと「意味ありげなこと」を言うことで、寅さんが舞い上がって 転:実は寅さんは、マドンナの気持ちを大いに勘違いしていて 結:マドンナが他の人と幸せになるのを見届けて、去っていく 見事に、起承転結のドラマですね。 でも私はこの「男はつらいよ」よりも、そのルーツ的なドラマだった「泣いてたまるか」をよく見ていました。 1話完結で、各話ごとに渥美清さんがいろんな役で出てきます。 https://www.youtube.com/watch?v=efFq6Ke7dJA

mikasa1905
質問者

お礼

起承転結のフォーマットはいつも同じなのに、観てて飽きないのは、登場人物の造形が実によく作り込まれてるからでしょうね。現代のドラマだったらカットするであろう細かいセリフ、設定、エピソードが、この作品の深い味わいを醸し出してるんだと思います。 >「泣いてたまるか」 ググってみたら、ああこの作品もBS12でリマスター版を放送してたんだ~! 寅さんの役イメージが強すぎ、他の出演作が少ない渥美清さんですが、あの芸達者さをみると他の出演作も観てみたいと思いました。 ご回答ありがとうございました。