うーん、独学で Liszt の La Campanella は不可能とは言えぬまでも滅茶苦茶大変ですよ……10 年以上はかかるかも(^_^;)。
Piano を習うにしても Liszt の La Campanella (Original は Paganini の Violin 協奏曲) は超絶技巧を要する難曲で有名ですし……。
La Campanella は 4 曲あるのですが、どれも 5 年や 10 年 Piano を習った程度では弾けない難易度の曲です。
最初の La Campanella は右手を越えて行く左手の動きがとんでもないものですし、他も CD 化 (実際に演奏して録音された) されたものが数枚しかない程弾くのが難しい作品、恐らくは御質問者さんが耳にした最も知られている練習曲のものでも 16 分音符で左手を 3 Octave 以上飛ばして右手の遙か向こうの鍵盤を正確な強さで弾くといった超絶技巧が駆使されるものですので Piano を習い始めて 10 年で弾けるようになるかどうかという代物です(笑)。
私は小学生の頃から Piano を習い始め、Bayer 教則本を 2 冊、Czerny 教則本を 2 冊、Burgmüller と Hanon、Sonatine 教則本を終えたところでやっと著名な Piano 曲の楽譜を渡されるようになったものの楽譜通りに弾くのが気に入らなくて Jazz に転向、大学まで仲間と Jazz Band を組んでいましたが、Liszt の曲を弾けるという人はそれだけでも尊敬しちゃいますし、ましてや La Campanella を弾ける人なんて腰を屈めて両手を挙げて拝んでしまいますよぉ(^_^;)。
Piano を弾かなくなってから数十年、たまに MIDI Keyboard で遊んだりするので、ちゃんと練習すれば多少の曲は弾けるほど指が復活するとは思いますが、Liszt の La Campaella を弾くために一念発起して頑張るなんて気は到底起きませんよ(^_^;)。
Piano (まぁ大抵の楽器がそうでしょうが) は何の面白味も無い指の訓練をどんな速度やどんな音量でも一定に保って弾けるよう練習を積み重ねなければならず、同じ速度、同じ音量かどうかは誰かに聞いてもらうか録音でもしなければ弾いている本人には判らないものです。
また、どんな風に指を入れ替えるのか、小指等を鍵盤に残したまま他の指で和音をずらすにはどんな指圧をかければ良いのかといった技法は独学で何度も試して身に付けるよりも習った方が 1 度で済むので圧倒的に早いですし、その圧倒的に早く技法を身に付けられる習い事でも 10 年はかかる Liszt の La Campanella に 10 年程度の独学で届くかどうか……届いたら相当な才能を御持ちでしょう。
何事も恥ずかしがっていては成せません。
こうゆう事は恥を捨てて開き直った者の勝ちです(笑)。
私は 2000 年を半ば過ぎてからそれまでの Compact Digi'Came' (Digital Camera) から SLR (Single Lens Reflection:一眼レフ) Digi'Came' に乗り換えましたが、Pro' には到底及ばない稚拙な腕前ながらも 10 本もの Lens を取っ替え引っ替え使う事に何の引け目も感じていません……しかも Pro' が扱う高額の SLR Camera ではなく、SLR Camera の中では常に最も安価な入門用 Camera に沢山の Lens を付け替えているのですから……(笑)
昔、日本の Rocket 工学の権威であった糸川英夫氏は Ballet の趣味を持っていて、60 歳を過ぎてから貝谷 Ballet 団に入会した糸川氏が Ballerino の衣装をして真剣に踊っている姿の写真を見た記憶があります(^_^;)。
……あっ、ありましたね、写真が(笑)……下記参考 URL
趣味なんですから誰に恥じる事無く貫いてください。
素敵な Hobby Life を(^_^)/