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板バネをコイルスプリングに交換できますか?

20年前のクロカンの板バネをコイルスプリングに交換(改造)できますか? 同車種にコイルスプリングの設定はありません。 コイルスプリングの設定がある車種なら交換できますか?

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  • sailor
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回答No.1

リーフスプリングによる支持というのはスプリング長手方向に対しての応力とそれに直行する方向(ストローク方向では無い)の応力をスプリング自体が受け持つ構造ですよね。それに対してコイルスプリングはストローク方向の力以外は受け持つことが出来ませんので、それを支えるためのリンクやスイングアーム・もしくはペデスタルなどの機構が無ければ成り立ちません。すなわち、同型車にそうした設定が無いのであれば、それらの機構を新たに作る必要があるという事です。まぁ、リーフスプリングを使う時点で、フレーム側にリーフスプリングとつなげるためのシャックルを受ける部分があるはずですが、この部分の寸法からしてリンク式やトレーリング(リーディング)アーム式のコイルサスペンションのリンクやアームを受ける部分とはまるで設計が違いますので、一から設計しなおすのと変わらないでしょう。重ね板バネのごつごつした感触を変えたいのであれば、これも簡単とは言いませんが、リーフスプリング自体の改造のほうがまだ現実味ああるでしょう。 重ね板バネというのは複数枚の板バネを重ねているのですが、実はこの重ねることによって、フリクションダンパーとしての意味も持たせているのです。重なった板バネ全体が撓むときにはそれぞれの板バネの間には滑り方向に摩擦が生じるので、それを利用して過度なバウンドを防いでいるののです、その副作用として摩擦分を超えるまで動作しないためごつごつした感じになるのですが、それを押さえるために其々のリーフの間にテフロン素材などの減摩材を挟んだものや、グラスファイバーやカーボンファイバーのような樹脂素材の一枚板(この場合は素材の内部損失がある意味ダンパーの役目をするが、重ね板バネのような初動の渋さはない)だけで構成されたものもあります。まぁ、こうした素材の板バネに交換した時は、オイルダンパーの減衰力も合わせて変えないと駄目ですけどね。 簡単にどうにかなるものではないですよ。

Webwatcher900en
質問者

お礼

同車種にコイルスプリングの設定が有っても無理という事ですね。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • oska2
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回答No.3

>20年前のクロカンの板バネをコイルスプリングに交換(改造)できますか? 出来るか否かでは、間違いなく出来ますよ。 但し、新車を買う方が費用が安いですがね。 >コイルスプリングの設定がある車種なら交換できますか? 交換出来るか否かでは、間違いなく交換出来ます。 但し、中古車を買った方が費用が安いですがね。 余談ですが・・・。 クロスカントリー用車種は、板バネの方が安全なのです。 わざわざ、交換する必要は無いと思いますが・・・。 「稲村ジェーン」が流行った時の、丘サーファーを目指すのと同じなら頑張ってコイル式にする事も楽しいかもね。^^;

回答No.2

 例えばリアに関して言えば,リジッドでしょうから,車体を大幅に改造してロアアーム・アッパーアーム・ラテラルロッド等を取り付ける受けを作る,それに合わせたリアアクスルに替える……それなら新しい車を買ったほうが経費が少なくて済むでしょう。  リーフスプリングも含めて(前後ともリーフならなおさら)その20年前のクロカンの「味」ではないでしょうか。  コイルスプリングは折れたら走行不能でしょうが,リーフスプリングは1枚くらい折れても何とか修理工場まではそおっとたどり着けるという隠れた能力があります。だからクロカンや大型貨物車にはリーフスプリングが採用されてきたのでしょう。ジムニーもかつては前後ともリーフでした。

Webwatcher900en
質問者

お礼

同車種にコイルスプリングの設定が有っても無理という事ですね。 ありがとうございました。