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便秘の後、一気に下痢までいくのはどうして?
お腹が子供の頃から弱い40歳主婦です。 今までお腹が安定したことってあまり記憶になく、出ない日が続いて、その後一気に決壊したように下痢までいってしまいます。 痛くて七転八倒の痛みで、終わった後は寒気までして、数日はまともな食事もとれません。 油物やラーメン、ピザ、マックなどもダメです。 年々ダメになる確率が上がってきました。 こういうお腹の状態がもう何十年と続いていて、医者にも定期的にみてもらいますが、ロペミンという下痢止めの薬と便を軟らかくする酸化マグネシウムと、整腸剤を毎日飲み分けている状態です。 便秘しないことが大事なのか、下痢しないことが大事なのか分かりません。 よく言われる過敏性腸炎のストレスや緊張からとか、乗り物やトイレがないときになるとか、そんなのは全く関係ありません。 腸炎が度々起こるという認識なのですが。 同じような方いらっしゃいますか?どのようにコントロールしていますか?
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- kurione
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一般論ということでご容赦ください。腸はいわばベルトコンベアーです。小腸(縮んでいる時でも3m)大腸(1m50cm)が口側から肛門に向かって栄養分の吸収と水分の吸収をおこないつつ進んでいくコントロールの効いた蠕動運動(収縮と拡張)をしています。またこのベルトコンベアーの速度スイッチは胃に物が入る事で蠕動運動が活発(早く)になります。赤ちゃんが食べながら排便をするのはこのスイッチがデフォルトだからです。当然これでは困るので、これは成長と共に経験によってズレていきます。お腹を壊した時、何か食べると直ぐにトイレにいきたくなるのは、このコントロール機能がリセットされて腸蠕動が加速するためです。 次にストレス時に胃粘膜よりある物質が分泌されます。腸は第2の脳と言われるぐらい敏感で、胃粘膜から分泌されたこの物質を腸粘膜が感知すると腸蠕動が過剰に おこり、急激な腹痛と下痢がおこります。この腸の過敏反応が起こりやすい人が 過敏腸症候群と呼ばれる病気となります。ストレスはこれだと原因が分かるものは意外と何とか対処出来ています。自分が思っているストレスだけでなく、自覚のない気温の変化や体調不安などもストレスです。過敏腸症候群の定義は腸自体に問題が無いのに蠕動運動のコントロール不良になってしまうもので、症状や原因ではありません。すき焼きやしゃぶしゃぶで大丈夫で、焼き肉や霜降りステーキで起こるなら病気でもアレルギーでもなく、単なる反応である可能性があります。脂肪は、他の栄養素に比べて消化に時間がかかります。過剰摂取することで分解されず、そのまま腸へ移動することになります。脂肪自体に腸管ぜんどう運動亢進作用がありますので、下痢を起こすとされています。逆に大丈夫かなと不安を抱えながら食べると、かなりの確率で下痢や腹痛がおこります。つまり食べ物自体より、ストレスを感じながら食べると、胃粘膜から例の物質が出されて下痢腹痛が起こります。脂肪だけでなく炭水化物で起こりその種類が増加していく、腸の病気は 過敏腸症候群そのものと思います。 さて本題ですが便秘の後、一気に下痢までいくという原因は腸は便秘時にも弱くてもコントロールされた動きをしています。それでも腸全体に一貫した蠕動があるときは良いけれど動いているところと動きが止まっているところが出来ると動いていないところに大量の排便が溜まってしまい、それを動かそうとして動かない腸の前後の部分が動かそうとして急激な腸蠕動が起こり一部の腸が痙攣を起こしたため腹痛が、そしてベルトコンベアーの動きが速すぎて水分の吸収が間に合わず下痢になると思われます。 このような状況の場合いかなる検査でも異常が見つけられません。しかし異常が無いのにこれほどの症状が起こるのは納得がいくはずがありません。ポリープなどではこのような症状は起こりません。ウイルス性や細菌性の腸炎は1日の下痢の回数は二桁がほとんどです。あくまで一般論ですが異常なしと判定されるのが95%前後とされています。このような症状はあるのに腸に異常が無いものは機能性症状といいます。腸炎や腫瘍による症状を器質的症状と言います。機能性の物の代表格が過敏性腸症候群です。 下痢と便秘のどちらが良いかと言う質問に対してはほとんどのケースで便秘と言えます。昔便秘症の権威のお医者さんが普通に歩いている方で本当に下剤を必要とするのは1割しかいないと言われました。人は毎日の排便とそのスッキリしたいという意識が強すぎて、長時間座っていきむ。このいきむという行為は蠕動運動を低下させ肛門が益々閉まる。つまり自ら出しにくくしているということです。 とはいえ出来ればなにも苦労しなくて快便はしたいものです。 マグミットは機械的下剤(緩下剤)で刺激性下剤のように蠕動を強くする物ではありませんが、ウサギの糞のようなコロコロ便が出る人用です。単に便を出すという目的、蠕動コントロール異常(過敏腸症候群混合型)には不向きです。そもそも下剤で排便コントロールは無理です。その上下剤の効きすぎで下痢になって下痢止めを使うというのは腸を益々コントロール不能にしかねません。普通は一度にロペミンは大量には処方してくれないと思いますが・・・・ まずは不安でしょうが、一度下剤も含めてリセットしましょう。ガス抜き(おなら)がでている限り排便が2週間無くても大丈夫です。腸が詰まることも自家中毒を起こすこともありません。ポイントは腹部膨満です。その場合再度かかりつけ医に相談しましょう。 注意点として腹部開腹手術(虫垂炎等)の既往がある人、痔などで肛門機能に問題ある人は別の問題です。不安になるでしょうが今のやり方ではいい事はありません。そして気にし出すと余計に悪化してしまいます。割り切った方が良い。 ここ3年間で便秘症のお薬が4種類でてます。苦しまれている方が多いと言うことでもありますが、ほんのちょっとの精神状態で下痢にも便秘にもなってしまう事、そしてそれを薬剤でコントロールするのは困難、腸内細菌叢を正常化する整腸剤の多くや発酵食品は機能性には効果が薄いと言うことは覚えといてください。 水分を多く摂ることと毎日の運動は最低条件です。
- gongorogon
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胃腸が弱いというか、便意が無くても毎日食後に催すようなサイクル作りは必要ですね。 便は大腸で水分を吸収されますが、そこに長くご滞在されると硬くなってますます出にくくなります。 そこへ製造中の新たな便が来ても大腸に到着できませんから、栓が抜けたら製造中のまま放出されるのだと思います。 便意が無くてもイベントの前には必ずトイレに行くようにしています。
- unnoun
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あなたお腹弱いのに薬飲みすぎですよ。悪玉菌が下痢を起こすからカロリーの高いジャンクフードやお肉がダメなんです! まず、便秘薬に頼らない生活改善。食物繊維ヨーグルト。食生活だけでかなりかわる。ただ・産後すぐだとホルモンバランスがガッタガタになるので、いたしかたない。
- pipipi911
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ドクターに診て頂いているということで、 考え難いことなのですが、一般的には、 便秘症状と下痢症状が交互に起きるのは、 大腸癌の懸念が考えられるのですが~~~1度、 別のドクターの診察を受けてみることを 検討してみませんか。 摂取する食品・食材をトータルで 見直してみることも検討してみませんか。 暮らしの中に 便秘解消のエクササイズを採り入れて 見たり、お腹を冷さないように 例えばシルクの下着を常用するようにする なども検討してみるのも宜しいかも しれませんよ。 [薬の服用を休止してのことですが~~~] 早期に、戻れると いいですね。 Good Luck.