ひとそれぞれ感覚が違いますので、音に関してはあくまで私見になります。その点はご理解ください。
人間の耳は慣れた音を基本に考えるようなので、音にこだわる際にはその人が今までにどんな音を普段聞いているかというのが重要です。
例えば、現在の環境が市販の携帯オーディオの場合にはどんなミニコンポを買っても一応は音がよくなったと感じるわけです。
逆に普段からそこそこ大きな口径のスピーカを利用されている場合には、音の質にこだわったスピーカやアンプに変えると、音が良くなったように感じます。
ようは比較対象の差ですね。
ここで問題はこの比較対照の差に加えて金銭感覚が入ってくる事です。
基本的に、前者より後者の方が比較的コストパフォーマンスが悪いですから、多大な資金を投入して「たったコレだけしか変わらない」と感じるか「こんなに変わった」と感じるかに個人差が生まれて来ます。
特に最近の国産品は開発費よりも広告費にお金をかけているメーカが多いので、このコストパフォーマンスが悪いといういうのもこれに拍車をかけますね。
でも、頑張って視野を広く持って海外製品を含め色々な価格帯のものとの組み合わせを見れば、極端に投資しなくても無難な音というモノもあります。
これから音にこだわりたいというご質問なので、せっかくですからこのコストと音が見合った組み合わせというのを期待しておられると思います。
私としては、まずは以下のような組み合わせをオススメします。
■スピーカ NHT SB3
http://www.j-voxx.com/nht6.html
定価 73,290
実売 47,000
又は
NHT SB1
定価 41,790
実売 29,800
■アンプ C.E.C. AMP3300
http://www.cec-web.co.jp/products/amp3300.html
定価 52,500
実売 40,000
■CDP C.E.C. CD3300
http://www.cec-web.co.jp/products/cd3300.html
定価 42,000
実売 31,500
実売計 118,500 (SB3)
101,300 (SB1)
これはだいたい10万程度の予算という範囲で私が考えた、オススメできる組み合わせです。この値段でこの音を出すには国産だけではいくらお金を積んでもちょっと困難ですし、外国産でも結構難しいと思います。
スピーカがオールラウンドに使えるものですので、これで値段が高いと感じられる場合は、ご質問にある組み合わせ等の中で、スピーカ、CD、アンプの優先順で予算内で組み変えてみていただければと思います。
なお、各個人の好みというのは絶対にありますから、是非私やその他の方の回答にある製品をご試聴はなさった方がよいと思います。
趣味というのは大体そうかもしれませんが、探している時は楽しいものですから、あまり焦らずじっくり悩んで良い音にめぐり合えると良いですね。
それでは。
お礼
ありがとうございました。 NHT、C.E.Cというメーカーを初めて聞きましたので、どこかで試聴をしてみたいと思います。 オーディオの世界を覗いて見たものの、あまりの選択肢の数の多さから、ショップの入門セットに惹かれていましたが、こうやって探し、それによって知識が増えていくのは楽しいものだと感じてきていますので、ledledさんが仰るように焦らずじっくり悩んでみたいと思います。 詳しい説明、そして実例まであげていただきありがとうございました。