オリンピックの「延期」という選択肢

質問

新型コロナ関係でオリンピックの予定通りの開催ができるかあちこちで意見が飛び交っていますが、ひとつ腑に落ちないことがあります。それは、「放映権などの関係で延期はあり得ないから中止になる」という意見が散見されることです。
もちろん予定通りに開催できるに越したことはありませんが、次善の策としての延期はあり得ず、最悪の中止しかないという意見の理由がよくわかりません。

どなたか教えていただけますでしょうか。よろしくお願いします。

回答No.6

fsmbiglobe · ベストアンサー

＞私がわからないのは「中止」と「延期」を比べた場合、まだ延期の方がマシに思えるのに、なぜ延期はあり得ず、中止はあり得るのか、

他の方が言ってるのを補足すれば、アメリカのテレビ局が拒否するから、それだけのことです。夏以外に開催すると他のイベントと重なりますから、重なった分興味や注目度が半減し、テレビ放映権料が下落するのです。夏の時期に開催すれば五輪一色になるので、注目度が高まり放映権料が爆発的に値上がりする、それをIOCも期待してるわけです。

またオリンピックは４年ごとの開催で憲章にも定めらてれるので、延期しても今年以内に実施、そうなると秋以降、しかし他のイベント満載でテレビ局はNGではないか、ということです。だから秋以降に開催できないと、当然中止、という話にもなるのです、ルール上。

現に2020年内開催にこだわらず、１、２年後に延期という発言も出てますよ。要は延期はないと言ってるのは2020年内開催や放映権料などお金の問題を考慮しての話で、それがクリアされれば当然秋開催でも来年以降での開催でもいいわけです。

ただしそれに関連した各競技のスケジュールなどの調整が必要になります、世界選手権や各地の大陸選手権、ワールドカップ、それらの予選など。むしろその調整のほうが難しいかもしれません。みんな五輪を中心にスケジュールを組んでるし、スポンサーなどついてるますからね。

それが調整できて、IOCが特例で決断し、アメリカのテレビ局が応じれば延期は可能なのですが、まだそこまでの公式的な議論には至ってないのですよ。秋にコロナウィルスが終息してるのかもわかりませんからね。

お礼

ありがとうございます。

と、いうことは、テレビ局が拒否するから、というより、ＩＯＣのほうが放映権料のディスカウントをしない、あるいは出来ないから、ということでしょうか。
そうだとすると理解は出来ますが、それなら多くの人がいうような米国のテレビ局のせいというより、ＩＯＣ側の問題と考えるべきとも思われます。

参考になりました、ありがとうございます。

回答No.8

chiychiy

こんにちは

放映権の問題は
なぜ暑い時期に開催するのか？

でも議論されていたように、米国の大口スポンサー問題だけです。

おそらく4年に１回というサイクルを
崩したくないという思惑もあるのではないでしょうか？

１年後２年後になった場合に、その先のオリンピック開催との
期間が狭まります。

当然、年齢制限もある種目での
出場する選手の選出等の問題も出てくるかと思います。

例えばサッカーなどは前年の12月31日時点で23歳未満と
決まっていますから、今の年齢でぎりぎりの人は出られないわけです。

回答No.7

nagata2017

IOCという団体が最終決定権を握っていることが関係しているのでしょうか。

『２０１３年９月に東京都、日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）が結んだ「開催都市契約」には、「本大会参加者の安全が理由の如何を問わず深刻に脅かされると信じるに足る合理的な根拠がある場合」や「本大会が２０２０年中に開催されない場合」などに、ＩＯＣが単独で大会中止を判断できると規定されている。』

延期ですが　翌年ではなく　年内の延期の場合は　他にも書かれているように　最大の収入源のアメリカのテレビ局側が　その時期では契約の履行はできないと支払い拒否する。
そうすると　開催すればそれなりの経費がかかるけど収入がない。
中止だったら　その経費はゼロにできる。
同じように収入がゼロでも　経費ぶんの赤字は回避できる。
ということかな。

回答No.5

SI299792

政府も、IOC もそんなことは一言も言っていません。素人の民間人が言っているだけ。トイレットペーパー不足と同じデマです。こういう問題が起こると必ずデマが流れます。デマに理由はありません。真に受けていると身が持ちません。

補足

「デマ」というのは事実と異なることが事実として流布されることですので、仮定に基づく推論であることが明らかな意見（確定した「事実」ではないと自認されていること）を「デマ」呼ばわりというのはいささか乱暴かと思います。同意するかは別にして、様々な意見を傾聴し自らの考えを深めることは大事なことだと思いますので、こちらでもこのような質問をさせて頂いてます。

回答No.4

kimamaoyaji

中止がありえず、延期が有るのでは？
IOCは放映権を受け取っているわけで、中止になれば、そのお金を戻さなくてはなりませんが、延期なら実行されるわけですからお金を戻す必要はない。
米NBC、2032年まで五輪放映権 7800億円という契約です。
そして10月にできない理由が大リーグが絡んでいるのですが、アメリカでも新型コロナが拡大する中、大リーグのワールドチャンピオンがどうなるかも不透明なので、リーグ戦がまともに出来ないとなると大リーグを諦めて、オリンピックで稼ぐと考えるかもしれません。
例えば10月にする、とか来年にする（冬季オリンピックとは重ならないですから）、また来年ならワクチンは出来ているでしょうから。

補足

ありがとうございます。私も中止よりは延期の方がいいと思うんですが、それがあり得ないという意見が少なくないので質問させていただいています。

回答No.3

eroero4649

＞なぜ延期はあり得ず、中止はあり得るのか、ということです。

中止は過去にありましたが、延期はなかったからじゃないですかね。
1916年のベルリンオリンピック、1940年の東京オリンピック、1944年のロンドンオリンピックは中止になりました。いずれも戦争が理由です。
たぶん開催都市に権利があるのは、その決められた年にやるか、やらないかだけだと思います。もし開催都市が開催権を返上（つまり中止に）したら、次にまたやりたいときはIOCに立候補し直さないといけないでしょう。今は2024年のパリ大会と2028年のロサンゼルス大会まで決まりましたから、2032年の開催都市に立候補するかですね。まーとても国民感情としてそんな気にはならないでしょうけれど。
翌年に開催をずらせるかどうかは、開催都市には決める権限はなくて、できるとしたらIOCがそれを決めて開催都市がそれを受け入れたときだと思います。

ただ様々なスポンサー契約が複雑に絡んでいるでしょうから、単純にじゃー来年にしようよ、ともできないと思います。パナソニックやらエネオスやらは、開催期間中に合わせたCMをもう作ってあるはずです。もしかしたら大物芸能人をずらりと揃えたかもしれません。それが全部お蔵入り（しかも出演した芸能人にギャラは払わないといけない）というのは大企業にとっても受け入れがたいものはあるでしょう。
だけど強行開催しても、選手団の派遣を取りやめる国も出てくるのは避けられないでしょう。日本に行きたくないという場合もあれば、自国が大変でそれどころではないという国も出てくるでしょう。またこの状況では代表選手選考会も開けないというところも出てきます。

私は新国立競技場の建設を巡って、まだ30代の若い現場監督が過労自殺してしまったことを覚えているので、これで開催中止となったら彼は文字通りの犬死にじゃないかとやるせない気持ちですね。なんとか1年ないし2年の延期ができないものかなと思っていますけれども。

回答No.2

eroero4649

本来スポーツをやるには向かないクソ暑い真夏にオリンピックが開かれるのは、アメリカのテレビ業界が莫大な放送権料をIOCに払っているからです。1964年の東京オリンピックは10月10日に開幕しました。だから長いこと体育の日は10月10日でした。
なぜアメリカのテレビ業界が真夏にオリンピックをやらせるのかというと、アメリカ四大スポーツのうちのふたつ、NBAとNFLは真夏はオフシーズンで、MLBもシーズンは行われていますが、クライマックスであるワールドシリーズは秋でまあそんなに盛り上がっている時期ではない、いってみれば「夏枯れ」の季節だからです。

だからオリンピックを秋にすることは不可能です。アメリカのテレビ業界が首をタテに振らないからです。NBAもNFLも始まっていますし、MLBは佳境になります。

あとは1年後、あるいは2年後にずらすことができるかどうかです。ここは非常に難しい判断となるでしょうね。今年はオリンピックのために、様々なイベントが影響を受けました。花火大会は日程をずらせましたし、プロ野球も期間中は中止、神宮球場が使えなくなるので夏の甲子園の予選も開催場所をずらしました。
これをまた来年もやり直す、というのはなかなかしんどいことです。

補足

ご回答ありがとうございます。ただ、私がわからないのは「中止」と「延期」を比べた場合、まだ延期の方がマシに思えるのに、なぜ延期はあり得ず、中止はあり得るのか、ということです。よろしくお願いします。

回答No.1

noname#245385

金にならないならやらないほうがマシってことだと思います。
延期のほうがやらないよりマイナスがデカくなるんでしょうね。