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真空管プリメインアンプ電圧増幅段の異常について

相当経験があるのですがどうしても解決できない事象があってお詳しい方のアドバイスをお願いいたします。フォノイコライザの後12AX7 1段 そのあとトーン回路そして6BM8Sという簡単なアンプです。12AX7まわりの Rg=500K Rp=220K Rk=3.3K Ck=47μ で実測Ebb=240V Eb=140V Ec(バイアス)=-1.5V と直流関係はメーカ推奨による抵抗容量結合増幅器動作例そのものです。ところが12AX7のグリッドに0.1V(1KHz)入れると プレート出力が4V ひずみが2%を越えます。メーカ動作例では6.6V 0.2%です。波形を見ると 上側が丸まり下側がとがった2次高調波が乗っています。  管を取り換え 周辺の定数を変更し 後段 前段を切り離しいろいろ調べましたがとにかく 12AX7の 入出力間に問題があるようです。左右同一現象なので 電源かアースかとこちらもいろいろ調べましたが原因不明のまま 疲れ切りました。どなたかアドバイスいただけませんでしょうか。

みんなの回答

回答No.2

アドバイスになるか、判りませんが。 MMカートリッジはLCの共振回路と言えます、それに入力抵抗でLCRが形成されていて、一般的なものはインピーダンスが47KΩですから入力インピーダンスはインピーダンスマッチングを考え47KΩ程度にしないと歪みやすくなります、50KΩを並列に入れて試してみては。 >形を見ると 上側が丸まり下側がとがった・・・ Ebb、Rp 等から考えてRkが少し大きいのでは、1.6KΩから1.8KΩと手持ちのデーターシート(GE)はなっているので、4.7KΩ位を並列に入れては? https://tubedata.jp/sheets/093/1/12AX7.pdf そもそもが何で、0.1Vp-pなのでしょう??貴方の使われている定数だと、ゲインが65dBから70dB位になります、つまり3000倍の増幅率と言うことは300Vp-p電源電圧が250Vでは歪んで当たり前だと思います、Ckが無いとすれば、約70倍で7Vp-pだから問題ありませんが。 通常MMカートリッジの出力は0.01V以下です、定格入力では30Vp-pですから歪まないが、10倍の300Vp-pだとオーバー入力で歪んだ当然で、通常使用で問題になることは通常無いと思います。

70078536
質問者

お礼

アドバイスありがとうございました。Kuro804さんのコメントにもご説明したのですが 問題はフォノアンプではなく「フォノアンプの後=Cdやチューナの通常100mv程度の入力点直後にある12AX7です。」表現がまずくて申し訳ありませんでした。最初の質問に書きました数値はそういう場所の12AX7としては極めて平凡な実績のある使い方で これが原因とは考えにくいのですが 念の為各数値 とっかえひっかえサーベイしましたが異常な2次ひずみは消えませんでした。ご指摘のRkについても下は数百オームまで振ってみましたが不変でした。その都度バイアスを測定し動作線上で動作を確認しましたが 設計的にはこんなひずみが出るはずがないというのが現状です。GEのデータありがとうございました。私はNECのものを使っていましたがポイントが違うので興味深いです。  たぶん原因は電源かアースラインと思っていますがもし回路設計でやるとすればウルトラCとしてGK間に電流帰還NFBですがどんなものでしょうか。Kuro804さんのインピーダンス説も検討してみようと思います。ありがとうございました。 

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  • kuro804
  • ベストアンサー率29% (523/1762)
回答No.1

おはようございます。 真空管は扱ったことがありませんので参考程度になればと... 1kHzの信号源はおそらくオーディオ発信器のたぐいかとおもいます。 これらの発信器の出力インピーダンスは低く、600Ωが一般的です。 この信号をグリッドに加えるには、直流カット用のコンデンサーは必然ですが 問題は グリッドには12AX7の2段アンプの構成でグリッドにはフィードバックがかかっていると推察します。 従って、ここに1kHzの発信器を直流カットのコンデンサーのみで接続されると、 発信器の出力インピーダンス600オームが交流的に接続される結果となり、フィードバックが量に変化が生じます。 これを回避するために、発信器出力に交流カットコンデンサーと直列に抵抗を接続して発信器側のインピーダンスを上げます。 この直列抵抗は10kΩから100kΩ当たりではないでしょうか。 以上、自信はありませんが参考になれば幸いです。

70078536
質問者

お礼

アドバイスありがとうございました。ちょっと誤解を生じやすい表現があったかも知れませんが 「フォノイコライザの後」というのは イコライザを出て 100mv程度の出力になったところのことで CDやチューナの入力点で 12AX7 2段のイコライザはまだ取りつけておらず今回の問題には関係がないと思っています。不十分な表現で申し訳ありませんでした。問題なのはトーンアンプの前で30dbほどを担っている12AX7です。パワー部の電圧増幅段は6BM8の3極部のみで トーンと6BM8Sの3極部の間には 真空管はありません。Kuro804さんご指摘のようにインピーダンスの問題もあろうかと思い 12AX7前後のインピーダンス=抵抗をとっかえひっかえやってみましたが不変でした。直列抵抗もやってみたのですが。ただやはり同じような点に懸念を持たれる方がいらっしゃるということは心強く 参考にしながら工夫していきたいと思います。ありがとうございます。 

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