>義務教育はいつから始まりましたか?
何を「義務教育」と言うのかで変わりますが・・・。
日本では、江戸時代初期から一種の義務教育が始まりました。
目的は、生活に必要な知識を得る事。
「読み+書き+そろばん」です。
キリスト教禁止政策で、国民は「どこかの寺に属する」事になりました。
寺=住民票管理だったのです。
そこで、幕府は「庶民教育は、寺院に任せる」事になりました。
「寺子屋制度」です。
明治になると、富国強兵の元「臣民の教育」として義務教育制度を導入します。
つまり、士族だけでなく庶民も国が管理する統一化した教育を受ける事になったのです。
明治天皇の「教育勅語」です。
この制度が、1945年の敗戦まで続きます。
余談ですが・・・。
韓国での義務教育制度は、1910年の日韓併合からです。
それまでは、約20%の国民が読み書きが出来ませんでした。
読み書きが出来るのは、王族・貴族・宦官だけだったのです。
まぁ、正しい歴史には一切記述はありませんがね。^^;
1910年時点で、下水道・上水道がない国だったのですね。
イギリスの旅行作家の記述では、野蛮な不衛生な地域として扱われています。
確かに、1911年頃に撮影された南大門の写真。
汚水が垂れ流しで、バラック建ての住居が写っています。
同様に、台湾も同じでした。
各民族間の言語・文字で、統一性が無かったのです。
そこで、台湾総督府は「統一言語(中国語・日本語)を設定」して義務教育を奨めます。
言論報道思想教育の自由がある台湾では、是々非々で歴史を教えています。
教育の重要性・民度の差が分かりますね。^^;
お礼
ありがとうございます。