追加のご質問に対して・・・
>DK値100以上のシリコーンハイドロゲルがありますが?
>昔のメダリストなどもDK値30くらいありましたよ?
最近の商品については、最近コンタクトレンズを扱っていないので不案内でよく知りません。幾ら酸素透過性を謳っていても、酸素補給に関してはソフトレンズのポンピング作用が大きく寄与しています。
「酸素透過性」はハードレンズの場合分子構造がスポンジのように粗いため隙間を涙液がどの程度行き来できるかを表しており、言い換えれば「涙液透過性」を指しています。このハードレンズにしても角膜表面でレンズが移動する際レンズと角膜間の涙液が交換される効果のほうがDK値云々より大きいです。
>全体的に情報の根拠はありますか?1対100とか根拠となる情報をおしえてもらえますか?
これは眼科診療で割り出された数値で一般に眼科検査員が教えられて知っている事実です。要するにメガネ装着者とコンタクト装着者の目に与える影響の大小とも言えます。
メガネ装着者は角膜に触れることがほとんど無く角膜の炎症や病気になる機会が少なく眼科診察は屈折異常など見にくい場合以外来診がない。
一方コンタクト装用者がいくら清潔に留意したと言えどレンズを手で触り目に雑菌感染の機会はメガネ装着者の比では無く大きいことを表しています。
加えて角膜上にとても大きな異物であるコンタクトレンズを乗せれば当初違和感は大きいが、レンズエッジが角膜に親しみやすく加えて酸欠などで感覚神経が麻痺するのでコンタクを入れても違和感が生じにくくなるわけです。
この作用を角膜が麻痺する「バンデージ(包帯)効果」と呼ばれていますが、角膜上にびっし張り巡らされた神経が酸欠などで麻痺し、角膜に炎症や糜爛が生じていても気づかず、ある日突然コンタクトが装着できなくなって眼科診察に来たときには「手遅れ」と言われる場合などソフト・コンタクトが角膜の傷などわかりにくくしている事があります。
ハードの場合は異物感が生じやすく早期発見しやすいメリットがあります。眼科で角膜の状態を定期検診する必要がある所以です。
視力検査時、角膜とレンズ間で膨潤化や腫れが生じ、コンタクトを外した直後視力検査しても視力測定で十分視力がでず視力測定の数日前からコンタクト使用を止める時があります。
拙い知識ですがお役に立てればと願っています。
お礼
根拠となる文献やURLや出展を示していただけると幸いです 眼科医の許可の元、寝る時も外さずに2週間連続装用できるコンタクトレンズなどが一般に販売されているみたいですよ。