うん?スポーツで有利なこと、じゃなくて一般生活で、ですか?
寿命が長い、なんてどうでしょうか。
たんなる法則なので、例外も多いでしょうが・・・。基本的に恒温動物は、体が大きいほど寿命が長い傾向にあります。(例外の一つは鳥です。オウムやワシタカ類は長寿ですが、体重はそれほどありません)
哺乳類に話を戻して、ハツカネズミとゾウでは、ゾウのほうが寿命が長いですね。この正比例はよく知られていますが、実は同種の動物の場合では、体の大きさと寿命は反比例します。同じ種の中では、体格が小さいほうが長生きする傾向にあるんです。
たとえば犬、小型犬のほうが体の各所に無理が生じやすいのも関わらず、その数十倍大きい大型犬よりずっと長生きします。小型犬で17歳を超える犬は珍しくありませんが、大型犬では難しい犬種のほうが多いでしょう。平均寿命が8歳の大型犬もいるんですよ。小型犬の半分です。
これには成長ホルモンが関係しているのだそうです。
この負の相関は人でも同じという研究結果が出ていますが、ご紹介しておきながら、私はこれをどのぐらい信じていいのかは少しわかりません(^_^;。体の大きさと寿命には、他にもいくつかの法則がありますし、体が小さいといっても、病気や染色体異常によってもたらされた体の小ささは長寿に貢献しなさそうですし、体が小さくても暴飲暴食など不健康な生活や、満足に栄養のとれない生活は、寿命を縮めるでしょうから。
ただ、適切な食生活など送っていれば、体がより小さいほうが有利です。生命力やホルモン、脳のつくりの違いや生活習慣の違いも大きく関与しているのでしょうが、女性のほうが男性よりも、欧米人よりもアジア人のほうが寿命が長い傾向にあることは、このことも関係しているのかもしれません。
あと、家具や家のスペースで困ることがないんじゃないでしょうか。ベッドや浴槽が小さくてつっかえるとか、鴨居にしょっちゅう頭をぶつける、なんて経験はしなくてすみます。
逆に台所など高くて困ることがあるかもしれませんが、台で補えます。体が大きいと、体をかがめるしかないですから。
お礼
回答ありがとうございます。 同類なら寿命が長いとは始めて聞きました。 うんちくに加えておきます。 あと、風呂でゆったり、これって意外と凄い得かも。