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麦わらで作る「精霊流し」を探しています
精霊流しは各地域で様々な風習があるようですが、「麦わら」で舟を形どった精霊流しを幼いころ見た記憶があります。お年寄りに聞いても見当が付かないようで埒があきません。どなたか、ご存知の方、入手方法などお教えください。よろしくお願いします。
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- nekoi
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熊本県天草地方在住です。精霊流しがある地方です。 派手な精霊流しで有名な長崎地方は海を挟んで近隣なので、こっちの地方にも根付いてます。ただ、あそこまで派手ではありませんが(笑) お盆の時期になるとお店にワラで作った船が売ってます。ワンコイン内で帰るお手頃価格。けど一度使って止めました。だって沈みやすい。 そして他に使ってる人も見たことがないんで不人気なんじゃないかと。 ご先祖様を海で見送るときにお供え物を一緒に入れるわけで、それは果物だったり施餓鬼(せがき)だったり砂糖で出来たお菓子や饅頭だったりする。 つまり、トータルで結構重くなる。ワラだと持たない。 だから鐘楼船は家で手作りしてそこそこ丈夫な船にして海に流すパターンが多い。 愛情込めて作り、ミニ提灯とか飾ったりする。 麦わらだと提灯の炎が本体に燃え移ったらヤバイし、お盆にお天気が晴れとは限らない。雨の日だって普通にあるからお見送りするときに弱い本体の船だと困るんです。だからワラだとちょっと……。 実は人気は段ボールによる手作り船。意外と沈みません。 初盆の時なんて何万円もかけて船を発注する家も多いです。(こちらは木製) でも時代の流れで「環境破壊」とか言われるようになっちゃってですね……。 鐘楼船は海のゴミになるとか言われるようになってしまってですね……。 ついには仏具屋さんが有料で沖まで船を出し、そこでお祈りをして帰ってくるというパターンまであります。ようするに遺族が一緒に船に乗って沖まで行っちゃうという……なんか違うって思います。 精霊流しは環境問題で徐々に無くなるのかなぁと思います。 どうしてもある程度海に残って残骸になるパターンが多いので、自治体も回収に大変なのでしょう。環境のためと言われれば強く反対もできません。 長崎以外はあまり有名じゃないからお年寄りに聞いてもご存じなかったのかもしれません。でも長崎とその近くの地域ではそれなりに根付いております。 お盆のお見送りといえば精霊流し。だから、送り火とかやったことありません。 海に囲まれた地方なので「ご先祖様は海から帰ってこられて、海にお見送りする」と昔から教わっており、今も続けております。
お礼
御丁寧な情報、ありがとうございます。各地域で長い歴史に裏付けされた風習があるようですね。
- nagata2017
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お礼
貴重な情報、ありがとうございます。
お礼
売っているんですね!しかも、安い!!もうよっと大きかったような覚えがありますが、まさしく、これです。ありがとうございました。