- 締切済み
ビブラートの緩急が上手なクラシック歌手を教えて
最近クラシック歌手の声に興味を持っているのですが、 ビブラートの表現が単調な人が多く感じています。 ゆっくりした曲調に合わない速いビブラートだったりその逆もあります。 ビブラートの緩急は声の抑揚表現より技術的に難しいのかもしれませんが残念でもあります。 そこでビブラートの緩急が上手なクラシック歌手をご存知でしたら教えてほしいです。
- みんなの回答 (5)
- 専門家の回答
みんなの回答
- John_Papa
- ベストアンサー率61% (1186/1936)
こんにちは。 私の世代ではマリアカラスになります。 https://www.youtube.com/playlist?list=PLDb0vqIFpcQ-YzGHtY3KK1Xktv9l82MaX この先は蛇足なので飛ばしていただいて構いません。 マリアカラスを含めて多くのクラシック声楽家のビブラートはトレモロ(音量変化主体)と言うべきもので、擦弦楽器のような音程変化主体のビブラートとは異なるものです。 生体の発するものなので、電子楽器のように音量変化だけ音程変化だけ切り離して分ける事はできません。 古楽ではノンビブラートおよびトレモロでしたが、1834年頃にテノール歌手 Rubini がビブラート唱法を発明したとされているようです。 以後、ビブラート(ノントレモロ)唱法の論争は続いてます。 出典:https://www.york.ac.uk/music/conferences/nema/bethell/ ここでは、本来の狭義のビブラートではなく、一般の人が思い描かれる声楽のビブラートで回答させていただきました。
- tetsumyi
- ベストアンサー率25% (1946/7535)
前の回答は歌手に関してのことで楽器に関しては別です。 弦楽器では正確な音程は非常に難しくビブラートは必要でした。
- tetsumyi
- ベストアンサー率25% (1946/7535)
元々1960年代までプロ歌手にはビブラートは使わなかった。 その後ロック系の歌手が音程がしっかり取れなくてビブラートでごまかす手法を入れてきたようだ。 https://www.youtube.com/watch?v=XC-j6TP9C7c 日本の民謡にもビブラートはない。
- tetsumyi
- ベストアンサー率25% (1946/7535)
クラシックにビブラートなんてない。 クラシックではマイクなしで大会場全体に響き渡るほどのとんでもない声量で歌います。 こんな大音量でビブラートなんか付けようがない。 ものすごく正確な一定の音程で綺麗に伸ばすことがクラシック歌手の発声練習です。 昔1000人程の会場で全員で歌う機会がありますたが、ソプラノ歌手の人が1人いて全員の声を遥かに超える大音量でその声の美しさには圧倒されました。 会場全体に響き渡る生の歌声はyoutube等をスピーカーで聞く音とは全く違います。 https://www.youtube.com/watch?v=g0ifquyvCEo その歌声を少しでも伝えるためにペアマイクで録っていますが、生の歌声は再現できないようです。スピーカーの音は濁り奥行きがない。
お礼
ありがとうございます。 クラシックにビブラートはないとは表現や練習そのものがないという意味だと思います。 ただ意図したビブラートを行わずとも自然に入るのが一般的ですよね。 URL先のYoutubeでもビブラートは入っていますし。 クラシックとして一定でない発声は評価が低くなるかもしれませんが 弦楽器のようにビブラートの入るタイミングや抑揚を表現豊かに歌う歌手を探していた次第です。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
下記などはいかがでしょう。 https://www.youtube.com/watch?v=HaNrUF_Sb44 https://www.youtube.com/watch?v=TF0XSkb7TyM
お礼
ありがとうございます。 Kathleen Battle良いですね。 動画見ましたが心地よい歌声でした。
お礼
ありがとうございます。 ビブラートの是非については問題にしていないです。 あくまで当方の感性・趣味嗜好として該当する歌手を探しているので ビブラートの評価が低かったり誤魔化しであったとしても問題ありません。 ちなみにビブラートはないとの指摘の後ビブラートについて詳しく知らなかったのでWikiを見ましたが、 声楽及びクラシックについて特別否定するような内容はなく、むしろ熟練するに従って自然に入るようになるのが理想とされる旨の説明もありました。 ご指摘の日本民謡ではビブラートは重視しないので入らない場合が多い旨の記載もありました。 また、歴史的にはルネサンス、バロック時代からあり、 常にビブラートをかけるようになったのは19世紀以降との事です。 https://ja.wikipedia.org/wiki/ビブラート