ウール100％のマフラー 生地が擦り切れてしまう

質問

紳士用、ビジネス用のウール100％のマフラー。
主人の為に買ったのですけど、そのまま（値札つけたまま新品で）衣装ケースで２年寝かせてしまい、この冬、使い始めたのです。

スーツでも、カジュアルな服でも、このマフラーをしたら、思いっきり毛が抜けます。もう「毛が数本」というよりは、「生地が擦り切れる」なのでしょう。
「毛玉ができてポロンと取れる」のではないです。
痩せた毛虫か？という感じで、指でつまむことができます。

そんなに（衣類とマフラーが）摩耗してないと思うのですが、考えられる原因は何でしょうか？
もしや、防虫剤の影響で、ウールがもろくなってしまったのでしょうか？
それとも、織り方によって、擦り切れやすい織り方があるのでしょうか？

回答No.2

株式会社ナイガイ 品質管理チーム AS（@9992968）

考えられる要因として、『使用している羊毛の繊維長が短い』または、『羊毛の撚りが甘い』などが考えられます。
糸というのは、繊維に撚りをかけて作られており、撚りが甘い(＝撚りが少ない)糸が使用された製品は柔らかい風合いを持つ反面、繊維が抜けやすいという特徴があります。
糸の撚りを多くすると繊維は抜けにくくなりますが、逆に風合いは硬くなってしまいます。
ご購入されたマフラーは、もしかしたらそういった風合いを重視したために、毛が抜けやすくなってしまっていたのかもしれません。

株式会社ナイガイ　品質管理チーム AS（@9992968） プロフィール

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