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プラリペアの強度
樹脂の時計のうら蓋のネジ穴が緩んでしまいました。「プラリペア」というスグレモノがあるようが、これを使ってネジ穴の溝が直せたとして、一回ネジを締めたら再びネジを抜くことはだめでしょうか。 電池交換をする時にネジを抜く、そして締める、この作業をたまにしなくてはなりませんが、それに耐えるでしょうか。 それとも再びネジを緩めるとネジ穴はもう緩んでしまうのでしょうか。
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持つことは持ちますが微妙なところです。 といいますのはねじ山が、わずかに緩くなった程度の隙間に樹脂を流し込んだとしても、ごく薄い膜程度がねじ山に食い込む形(もちろん片面は時計側の樹脂に接着されていますが)になる程度ですので、少し不安が残ります。 したがっってプラリペアを埋める(ねじ山を成型する穴の方の)断面を広く削って広げてから塗布(埋める)したほうが強度は増すかと思います。 考えようによっては締め付けるねじの径が、わずかに太いものにしただけでもプラぺリアを使わなくても固定されると思います。 ふたがわのねじ穴が窮屈なら、ねじをガスコンロで熱して差し込めば問題なく広がります。 極端な例として、樹脂用接着剤を甘くなったねじ穴に塗布して、生乾きの時にねじをじめつけても、乾けば鉄と接着しない乾いた樹脂用接着剤からは、ドライバーでねじは抜けます。
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- 五十嵐 正(@oh-Tokyo)
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回復方法は2通りあります。 裏蓋固着だけのねじ締め力があれば良いので、応急方法でも良いかと思います。 ねじはタッピング形と思います。ナット締形ねじでは本格修理の方が無難です。 ナット締形ねじはねじ山が微細、タッピンは粗目で、店頭で比べると判ります。 応急方法 直径3mm以下の小ねじは、プラリペアのような微粉末が混入している液剤は不適当です。ねじ溝が微粉で埋まり、ネジ山がずれたり破損する恐れがあります。 アロンアルファやアラルダイト名の瞬間接着剤をネジ穴へ一二滴注入します。 以前のねじに自転車油か蝋燭ろうを軽く塗り、5分以上置けば締付けできます。 ねじに油又は蝋を塗るのは、注入した接着剤とねじとの固着を防ぐためです。 本格修理(太めねじを使う修繕) 以前のねじよりも僅かに太いタッピングねじをねじ込み締付ければ完了です。 硬質樹脂でも若干ながら柔軟性があるので、太穴を開ける必要はありません。 ステン板は、太めねじが入るか試し、無理なら太め径ドリル刃で穴を広げます。 ナット締形ねじ(スクリュー形)は効果が確実です。が、ネジ山造りの必要がありタッピング切刃(3本組み)やそのねじ込みチャック工具が要り、少し面倒です。 それよりも、太めタッピングねじをねじ込めばそれで良く、即決できます。
お礼
ありがとうございました。太めのネジを使うことは思っても見なかったので大変参考になりました。
- etopitika
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No.2です。 蓋がステンレス製でしたか。 ねじ穴は2・5~3mm程度でしょうかね。 1mm程度のステンレスでしたら、千枚通しに300~400番の紙やすりをまいて、左右に回すようにこすりますと、結構穴を広げることができますが。 1mmより厚ければ丸棒型や平型の細いやすりセットが、百円ショップに売っています。それを使ってグル繰り回してこすり、穴を広げるのが早いかと思います。プラリペアよりグーンと安上がりです。 私が使っているのは次の製品で、お勧めしているのが真ん中の丸棒です。 https://minkara.carview.co.jp/userid/2376134/car/1875890/8547432/parts.aspx
お礼
再びありがとうございました。おかげさまでよくわかりました。 両方ともベストアンサーですが一つしか選べないのが残念です。
- aokii
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電池交換をする時にネジを抜く、そして締める、この作業をたまにしても、それに耐えます
お礼
ありがとうございました。大変参考になりました。
お礼
ありがとうございました。大変参考になりました。 ネジを少々太くするのはよいですね。ただ、時計のケースは樹脂ですが、かぶせる蓋はステンレス板なのでその穴にゆとりがあればよいのですが......もう一度よく見てみます。