- 締切済み
ガン保険の高度先進医療について
ガン保険は基本的に健康保険のきかない治療法に備えればいいと思っています。ところがガン保険の高度先進医療が適用されるケースは意外に少ないと聞いたことがあります。なぜ少ないのかはよくわかりません。 1.健康保険適用外の治療法でガン保険でも対象にならないものってありますか? 2.樹木希林さんが受けておられた放射線治療なんかはがん保険の高度先進医療の対象ですか? 3.高度先進医療の内容はがん保険によっても異なるのでしょうか? 4.保険適用外だから諦めるケースってどのくらいの割合であるものでしょうか?
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
- chie65536(@chie65535)
- ベストアンサー率44% (8740/19838)
>1.健康保険適用外の治療法でガン保険でも対象にならないものってありますか? 保険の対象になるかは、保険の契約内容(特約の有無など)に左右されるので、契約内容によって対象にならない治療が存在します。 >2.樹木希林さんが受けておられた放射線治療なんかはがん保険の高度先進医療の対象ですか? 以下に「先進医療一覧」があります。ご自分でご確認下さい。 http://www.senshin-daido-life.jp/data/advanced_medical_list.pdf なお、当方は「樹木希林さんが受けた治療の詳細を知らない」ので、上記の先進医療一覧に該当するか判りません。 >3.高度先進医療の内容はがん保険によっても異なるのでしょうか? 「先進医療に対応した保険かどうか?」は「保険契約に先進医療特約が付いているかどうか?」で決まります。 特約が無ければ、先進医療には対応できません(保険金が支払われません) >4.保険適用外だから諦めるケースってどのくらいの割合であるものでしょうか? 「お金を出せば助かるかも知れない」のであれば、保険が効くかどうかなんて気にしません。本人に「それで助かるなら」と言う気持ちがあれば、借金してでも先進治療を行なうでしょう。「保険金が出れば借金しなくて済む」ってだけの話ですよ。 貴方だって「ほっとけば余命あと1年。500万あれば先進治療で助かるかも知れない」って言われれば、保険の事なんか考えないで、どうにかして500万を用意しようとする筈です。
- caf-caf
- ベストアンサー率64% (1414/2208)
>ガン保険は基本的に健康保険のきかない治療法に備えればいいと思っています。 高額療養費制度が適応できない額 × 12ヶ月=年間最高自己負担医療費ですね。 例えば一般的な収入の方ですと、高額療養費制度は80100円を超えた額が還付となるので、医療費が約8万円×12ヶ月=96万円が年間最高自己負担額になります。 例 乳癌 局所摘出 放射線治療 化学療法(ホルモン注射) 1ヶ月目 手術入院 自己負担7万円 2ヶ月目 放射線治療 自己負担8万数千円(高額療養費適応) 3ヶ月目 放射線治療・検査・化学療法 自己負担7万円 4ヶ月目 検査・化学療法 自己負担5万円 以降、2~3ヵ月毎に自己負担約4~5万円が数年間続くケースあり ですから、年間100万円程度の医療費負担や交通費等の負担分を考慮してみて、不足分を医療保険などで補うようにすれば良いと思います。 >ガン保険の高度先進医療が適用されるケースは意外に少ない 先進医療は厚生労働省が定めた治療法で、適応できる病院も限られていますし、適応できる患者さんの状態も限られています。 誰でも先進医療を受けられるわけではなく、条件にあてはまった方だけが受けられるので適応が意外と少ないのですね。 厚生労働省 先進医療の概要 https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/isei/sensiniryo/kikan03.html 1.健康保険適用外の治療法でガン保険でも対象にならないものってありますか? 健康保険適応外で厚生労働省の先進医療に指定されていない治療のほとんどが、がん保険も適応外ですね。 2.樹木希林さんが受けておられた放射線治療なんかはがん保険の高度先進医療の対象ですか? いいえ、違います。 3.高度先進医療の内容はがん保険によっても異なるのでしょうか? いいえ、厚生労働省が定めていますので、内容は一定です。 4.保険適用外だから諦めるケースってどのくらいの割合であるものでしょうか? 先進医療は、がんの治療だけではありませんよ。 あらたにがんと診断された方=100万人(年) 先進医療を受けた人=約28000人(年)そのうち約半数が水晶体再建(眼)です。 約1万4000人のうち、がんの先進医療を受けた数…と想像してみれば、いかに先進医療を受ける機会が少ないかご理解できるでしょう。 また、数年前までは先進医療として全額自己負担だった治療が、保険適応が決定されたことで自己負担割合の支払いのみで済むようになるといったケースもあります。 「先進医療特約 がん保険 儲かる」で検索されてみると、興味深い記事が多数出てくると思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。大変勉強になります。ガン保険ってどれだけ使えるかはガンになってみないとわからないというのが困るところです。宝くじと同じで胴元の儲けが入っているので保険会社が儲かるというのは構わないのですが、自分が何のサービスを受けられるのかわからないまま契約するのが問題だと思います。 保険に入るほうも自分がガン家系の方ならガンになる確率は高いので、さほどそんな賭けでもないだろうとも思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 保険診療の自己負担分は ・払えなくて治療をあきらめる金額にはならない事。 ・それらは貯金しておいて自分で払っても変わらない事 を考えると保険に入る価値はないと思います。 例えばがん保険を年間7万円で30年払ったら200万円ですが、60歳以降にがんになったときには収入が無いので高額療養費の上限なんて2万円とかだし、200万円も払って保険に入る必要性も低いと思います。 それに老後の体力の低下した時こそ重量子線のような、手術のいらない治療法のほうが適しています。保険の利かない治療というのは入院の場合の差額ベッドなんかもそうで、病院の儲け主義にもやられることもあります。そういうものに備えるだけで手一杯とも言えます。最近はガンについては入院がかなり減ったそうですが。 と、いろいろ考えるとあくまでも自由診療の項目のために医療保険に入るという考え方で行きたいとは思います。