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場面緘黙症とは?悩みを持つ高校生の本音
- 場面緘黙症とは、発表や人前で話すことが苦手な病気です。
- この症状に悩んでいる高校生の方々は、自分を押し殺してしまう悔しい気持ちを抱いています。
- カウンセラーのサポートも大切ですが、自力でも場面緘黙症を克服する方法もあります。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家吉田 修(@osamucom0409) 産業カウンセラー
こんにちは。 読ませていただきました。 >一番仲が良い友達にすら本当のことが言えず余計に心配させ、自分を追い詰めるばかりで毎晩泣いていました。そして最終的には病んでしまいました。 辛かったですね。 ご自身の中には何か特別な原因になりそうな具体的な出来事があったわけでもないのに、何故か「あまり仲良くない子から喋りかけられると何を言っていいのか分からずただただ冷や汗をかいて「あっ…」としか言えなかったのを覚えています。」ということが起きるのですね。 ただ、「脳の損傷や先天的異常などの不可逆的・恒久的な器質障害では」ないということですから、適切な対応をしていけば、充分に改善の余地はあるといわれています。 私もこの症例の専門ではないので診断はできないのですが、少なくともあなたのお書きになられたものを読む限り、脳の損傷や先天的異常などは見られないように思いました。 もしあったとしても、ご自分のことをよく知っていらっしゃるし、この点はあなたを信頼していいと思います。 それと、あなたの相談を読んでいて思ったのですが、大変優れた文章です。 場面緘黙症と不登校の関係が手に取るようによくわかる良い文章ですねぇ。 これを読んだだけでも、あなたは優れた人であることがわかります。 それで、あなたにはちゃんと説明能力があるのですから、このように適切に誰かに相談できるという相談力を持っています。 相談力というのは、コミュニケーション能力の一部で、自分の姿を客観的にわかっており、文章として構成することで問題の範囲設定が出来、誰かに説明できる能力のことです。 これは本当に困っているときに発揮される行動力でもあり、困った状況を打開する力のことです。 あなたには学校にはなかなか行けないかもしれませんが、このようにちゃんと行動力があるんです。 あなたは今の自分にとって学校に行くよりも、周囲の雑音から一時避難して、自分のことを深く理解し状況をまとめることに精神力を使うことを選択したから学校に行かなかったんだと思いますし、私にはこれは正しい選択だったと思えます。 まずは、この相談力を発揮して、とりあえず話が出来そうな人に対して、少しづつでもいいので、自分の困っていることを相談なさってください。 このためだけでよいので学校に行くということをお考えになってみてはどうでしょう。 周囲にはあなたと同じような人がいると思いますし、きっと共感してもらえると思います。 最初はちょっと勇気がいるかもしれませんが、あなたは異常ではないのですし、相談力もあるので、きっと出来ると思いますよ。 これは立派な行動力ですし、コミュニケーションです。 これだけ説明能力もあるのですし、総じて相談力も高いですから、学校の先生やスクールカウンセラーに相談すれば、相談された人も話の内容については考えるでしょうが話も理解しやすいわけですし、理解力のある人なら、わかってもらえると思います。 あなたのようにいろいろ下調べも出来る人であれば、しかるべき外部の相談窓口を探し出すことも出来ると思います。 現に、ちゃんとこのように相談しているわけですから、出来るポテンシャルは十二分にあります。 今は、いろんな人とあがらずに仲良く出来る力が乏しいかもしれませんけど、とにかく相談力はあるわけですし、相談力があれば多少のことは問題ではありません。 あなたは文章構成力としての説明力がありますし、このように相談できる行動力としての相談力がありますから、これは自信を持ってください。 もしカウンセリングが必要なら私宛に非公開質問をしていただければ、ほぼ無料で対応します。 あなたには優れた資質があるように思えたので多少文章がくどくなりましたが、無理せずに頑張ってください。 応援してます。
吉田 修(@osamucom0409) プロフィール
産業カウンセラー(日本産業カウンセラー協会) 吉田修(株式会社Dream・Giver) ■ご質問者・みなさまへ■ コーチング最新メソッドを使い、自分でできる、気持ちの切り替え方法をご提案しま...
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