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仮想通貨の証拠金取引で、LとSの比率が偏る理由
仮想通貨の証拠金取引について質問です。よくロング(L)やショート(S)を「溜めた」という表現を見かけたり、LとSの比率を表示しているサイトやそれを参考にトレードしている人がいますが、LとSの比率に差がでる理由がわかりません。 例えば、ここでロングとショートの比率らしきものを見ることができます。 https://datamish.com/d/000000004/btcusd?refresh=20s&orgId=1 単純に考えると、必ず以下の4パターンのいずれかによって2つの注文が消費されるため、LとSの比率は常に等しくなるように思えてなりません。 Lの買い注文 <=> Lの決済売り注文 (-> Lの総量は変化しない) Lの買い注文 <=> Sの売り注文 (-> Lが増えた分Sも増える) Lの決済売り注文 <=> Sの決済買い注文 (->Lが減った分Sも減る) Sの売り注文 <=> Sの決済買い注文 (->Sの総量は変化しない) 現引き・現渡しを行えば比率が崩れていくと考えられますが、例えばbitflyerでは20%という手数料がかかることから行われることは非常に少なく、LとSの比率を大きく偏らせるほどの影響力を持っているとは考えにくいと思っています。 どのようにしてLとSの比率に差が出ていくのでしょうか?
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補足
ありがとうございます! L30のうちL10を決済したとして、L20が残るのは理解できるのですが、売る人がいたら必ず買う人がおり、その逆もまた然りという関係を考えると、L10を決済するときには、同時に誰かのSが10減るか、誰かのLが10増えるかのどちらかの可能性しかなく、比率が偏ることは起きないように思える点が、今回の疑問になります。 例えば、取引所全体でのL, Sの未決済ポジションの総量をl, sで表すとし、最初、(l, s)=(0, 0) だったとします。 (1) L10を新規買いするときには、相対する売り注文(Lの決済かSの新規)が存在し、現在l=0(決済されるLは存在しない)なので、合計10の新規Sが同時に成立します。 結果として、(l, s) = (10, 10) となります。 (2) さらにL10を2回新規買いすると、(l, s) = (30, 30) となります (3) そこで、L10のみを決済します。相対する買い注文(Lの新規かSの決済)が存在するので、 (3a) Lの新規買いと相対した場合、(l, s) = (30-10+10, 30) = (30, 30) のままとなります。 (3b) Sの決済買いと相対した場合、(l, s) = (30-10, 30-10) = (20, 20) となります。ここで、L20が残りますが、誰かのSが同時に合計10だけ減っています。 (4) 結局、l:s = 1:1 の関係は崩れません。 この中の流れでどこかが誤っていると思うのですが、どこが誤っているのでしょうか。