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脳の血流検査ダイアモックスについて

現在、左中大動脳脈狭窄の為薬服用で様子をみていましす。 先日MRI検査で左側の血管の写りが薄い為血流検査をして見ましょうと言われましたが、RI検査ダイアモックスの副作用の説明をされ、心配でなりません。3年前に造影検査をした時も全身に発疹かゆみの副作用が出た為、今回の検査の副作用が怖くてたまりません。 血流検査ダイアモックスをされた方 詳しい方お話を聞けたらと思います。

専門家の回答 ( 1 )

回答No.3

こんにちは。過去に副作用でつらい思いをした経験があると似たような検査や薬の投与を受けることに抵抗や不安を覚えるのは当然のことと思います。 脳血管の検査のために使うダイアモックスということで注射剤になると思います。この検査でダイアモックスを使う理由等については担当の医師から伺っていることと思いますが、副作用についても説明や同意の確認などもあり、この点がとても怖く、そして不安を覚えるものだったのかと思います。 脳血管の負荷試験(今回の検査はこれだと推測しています)についてはガイドラインが制定されており、当然ですが副作用発生時の対応についても詳しく定められています。 この副作用は発生する仕組みが完全に解明されていないため、発生後に対処するしかなく予防することはできません。 ただ発生頻度は非常に少なく、年間2~3万例の検査実施に対して過去20年間で重篤な副作用の発生は8件となっています。 これらの症例をもとに副作用発生時の対処などもガイドラインに制定されたことで、より安全な体制で検査に臨み、対応も考え抜かれた状態となっています。 ダイアモックスによる副作用と造影剤による副作用は全く異なるものです。 しかし質問者様は過去に造影剤使用による発疹を経験されており、今回の検査はその時のような造影剤による副作用に加えてダイアモックスによる副作用の可能性も出てきたことに強い不安を覚えていらっしゃるのでしょう。 造影剤といっても種類があるので今回も必ず副作用が出るとは限りませんし、ダイアモックスの副作用発生の可能性は非常に低く、仮に発生した場合の体制も万全でしょう。 それでもとても怖いという思いは払拭できないのではないかと思います。 造影剤による副作用もダイアモックスによる副作用も、残念ながら完全にゼロにすることはできません。 しかし重要なのは、これら副作用の発生リスクを考慮しても今後の治療方針を決定するうえで今回の検査が必要不可欠なものであると判断された、ということです。 この検査には検査を受ける患者への十分な説明と同意の取得が必要です。 どうしても怖い、理屈はわかるし必要なのも理解できるがどうしても受け入れることができない。 そのような思いがどうしても拭えないこともあるでしょう。 今回のようなケースに不安はつきものです。 その大きな不安を抱えたまま検査を受けるのもとてもつらいことと思います。 患者の不安をくみ取り、可能であれば解消して治療に当たるのも主治医の大切な仕事と考えます。 なので、主治医に不安をぶつけ、ご自身が納得できる結論を得るのが最良ではないかと思います。 ご参考になりましたら幸いです。お大事になさってください。

ココカラファイン 薬剤師(@cocokarafine) プロフィール

ドラッグストア・調剤薬局を全国約1300店舗展開しているココカラファインのWEB担当薬剤師です。 健康、美容についての気軽な相談相手として「お友達以上お医者さん未満」のような存在を目指してます。 ...

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