前のご質問の「友達関係」と併せて、私見を述べます。同世代の子を持つ親として、また、同世代に同じような思いをした者として、ちょっと厳しい事を言いますよ。
ご自身が相手に対して『嫌われてるかもしれない』と思った時点で、おそらく、嫌われてますよ。それは、貴方と同じように、周りも同じような空気を察しているから。だから、たぶん『思い込み』じゃないです。昔からの言葉『以心伝心』とあるように、言葉に出さなくても雰囲気は伝わるものです。
察するに、たったひとりの友達も、貴方が発する「コイツとは気が合わないな」という気を感じて、おとなしく、無口で居たのかもしれません。貴方が(本来の貴方らしく)明るく接してくれたら、展開も違ったでしょう。「入学してから早々に皆に話しかけていれば」と仰っていますが、それが出来なかったから今があるのでしょうし、それこそが、本来の貴方の性格なのでしょう。
過去を悔やんでばかり居る、常に後ろ向きの性格。「皆から嫌われているから自分らしく居られない」と、ウジウジする性格。「今の自分が満たされないのは、暗い友達のせい」と、自分自身を認めず、つい周りのせいにしたがる性格。せっかく頑張って学校に入ったのなら、入学以降もいろいろと頑張ればいいじゃないの。
前に「周りは貴方の事をそんなに見ていない」というご回答がありますが、私は逆の意見です。特に多感な学生時代は、皆、それとなく見てますよ。貴方が、大切なひとりの友達と一緒にいるのが面白くなさそうに感じている所とかを、ね。『ちょっと話し下手なクラスメイトにも、いつも優しい人』なら、自然と周りに人が集まってくるものですよ。
よく言われる言葉ですが、『他人と過去は変えられない。でも、自分と未来は変えられる』。今の思いや悩みを、隠さずに正直に、大切な友達や、担任の先生に話してみましょう。高校生活は、まだ始まったばかり。ひとりで悩んでいる時間が勿体ないです。
勝手に他人から『嫌われてる』と思わないで下さい。誰かからぶっちゃけてそう言われてから、凹んで下さい。自分自身を嫌っている人は、誰からも好かれません。「自信を持て!」とは言いませんが、「弱い自身をさらけ出す」のは、悪い事ではないと思いますよ。少なくとも私は、学校に行くのが辛いと言ってる貴方を心から救いたいと思っています。