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バカだと罵ったのに、頼ってくる親の心理
3兄妹の中で、一番頭が悪くて何をやってもダメな子と言われて育ちました。(成績も生活面もごく普通のレベルでした) そのせいか、母の干渉が酷くかなり窮屈な人生を歩みました。 理解できないのが 実家が金銭的に困窮した時に、私にだけお金を貸してほしいと頼ってきた事です。 縁を切るつもりで100万貸しましたが、もちろん返って来ず 返済できない事への説明や謝罪は一切ありませんでした。 過干渉だったのは親の行き過ぎた愛情ゆえかと思います。(許せませんが) でも、都合良い時にだけ私を頼ったのは、元々どうでも良い存在だったから? コイツなら騙せると思ったから?一番お金を持ってそうだったから? 愛情なんてなかったでしょうか?
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家榎本 邦彦(@NISHISHINJUKU) 婚活相談カウンセラー
okwebokwebok様 ★回答者(婚活、人間関係、専門家)の「NISHISHINJUKU」と申します。私は東京で長年、結婚相談所をやって来た経験を活かし専門家としての立場で客観的に回答させて頂きます。 ❶<同じような経験を不条理に感じ生きて来た経験で> ✚話せば、私も似た様な扱いを受けて来たので貴女の気持が良く分かります。‥詳細が多少、違っても「親との関係性」が似ているのです。 *貴女は、さぞや納得行かなかったでしょうし、私も同じでした・・ ❷<それでは一体、それらはどういう事か?>・・ ✚これだけの情報だけでは回答に精度を欠くかもしれませんが、私の経験と照合しても、なお客観的に察する事ができることのみ回答とさせて頂ければ・・ (1)少なくとも、「3兄妹の中で、・・・実際はどうあれ(≒頭に関係なく) 母が物を言いやすく近い関係にあった事。 そして、時として「干渉」に感じる関係まで近かった事。要するに何でも言い易かったのです。 (2)「縁を切るつもりで100万貸しましたが、」・・・も他の二人に比べてしまっているのです…実態は存じませんが、少なくとも・・甘え易かった・・と言えましょう。(経済力が有ったからかどうか?まではここでは分かりません) (3)「過干渉だったのは親の行き過ぎた愛情ゆえ」はほぼ確実にその通りですね! 私が聞いていても許せませんが・・・ついでに、心理学的には、こういう解釈違いを「愛情と支配の勘違い」と言います。完全に「依存」している関係だったからです。 *昔から、「馬鹿な子供ほど可愛い」とか適当な事を言って、(都合の良い時だけ、都合の良い理屈を並べて来たのも、日本人の共通の間違いです) ❸<結論として言える事>・・・ ✚したがって、甘えるのも貴女、頼るのも貴女、言い易いのも貴女という(兄弟内に於いての親の勝手な分担を)されてしまって来たのです・・それだけ、貴女に力が有ると思ったからである事も、事実なので、貴女から見たらイイ迷惑だったに違いありません。 *そこで決して勘違いしてはイケない事に気が付いたのが、老婆心としての私が今、同じような経験をした貴女に回答している理由です。私も悔しくて不条理な事実を想いだしながら回答しますから、どうか冷静になっておき聞下さい。 ✚親は貴女が懸念している様に・・ 1)私を頼ったのは、元々どうでも良い存在だったから?・・でもなく 2)コイツなら騙せると思ったから? ・・でもなく 3)一番お金を持ってそうだったから?・・でもなく 4)愛情なんてなかったでしょうか?・・でもなく ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ★愛情の裏表を貴女にだけは出し易かった関係・・・つまり「甘え」の構造そのものだったのです。少なくとも、そう確信します。 貴女なら分かってくれる、怒らないでくれる、貴女なら何とかしてくれる、助けてくれる・・・全部、言い易かったのです。 ★同時に、大事な事は、言い易いや甘えたいだけではなく、どうせ助けてもらうなら・・・「貴女から助けて欲しかった≒ここまで、育てて来た事を理解して欲しかった」のだと思います。 *日常の言動が悪い、良いという表面的な事とは全く別に、心の深い所では、なんだかんだ言って長い間、貴女に接して来た、悪い癖も今さら(少々は悪いと思いつつ)いざと言う時に当てになるのは貴女だと白状している様な物なのです。 ✚正直に言って頭を下げれば別なのに・・変な親のプライドとエゴで頭を避ける事を忘れて親子関係を継続してきてしまった結果なのではないでしょうか? *私の推測が全く外れていたら、御免なさい・・許して下さい。 ❻<参考までに>・・・ ✚私も流石に泣けて来た最期の言葉・・・ *貴女と全く同じような環境と立場で、最後、病床で逝く時まで一緒に時を過ごしましたが、私の場合対象は父親でしたが(まだ生きていた元気な母親に向かって)「最後に〇〇〇男(私の事)・・には申し訳ない事をして来た・・長い間,イケないと、分っていながら、ついつい・・甘え易かった、申し訳なかった・・と〇〇〇男には必ず伝えて欲しい…」と逝く前の数日間にわたって話し続けたそうです・・ *そんな気持ちが有って、まだ多少口も利けるなら私、本人に頭を下げて欲しかったのに、やはり最後まで母親を通してのMESSEGEでした。 *どうしても通い合えない昔からの関係を、死ぬ時なら面と向かって話せるかと言えば、そうではなかった・・という話ですが、それらを伝達した母親も・・・ 滅多に涙なんて見せない気丈な母でしたが、その話の伝達の時ばかりは、一緒に大声で泣いてくれました。 少しは嬉しかったですが、もう遅かったのでした。 *世代も20年程、違いますし、男同士も違いはありますが、少なくとも母親が泣いてまで語ってくれた実話の中にたった一つの真実だけは認めざるを得ませんでした‥ *それは、親子として決して「憎しみ合いたかったのではなかった」というたった、一つの輝く事実でした。私も、そこだけは母親の話から、今までの誤解が解けた瞬間でしたが、どうして、それならもっと心を割って生きているうちに言ってくれなかったのだ????と遺影に向かって、罵声を浴びさせてしまった事を記憶しています。 *全く、無関係な話で御免なさい・・・でも共通に、親たちは「要するに不器用」なのではないでしょうか? 貴女と言う優れた子供を腹を痛めて産んで、貴女を愛していない筈はないのです。表現が下手なだけの事なのでしょう。 *更に甘え易い・・という依存関係がより貴女に襲い掛かって来てしまった結果、貴女は良く耐えましたね! 縁を切るつもりで・・・と言いながら、よくぞ実際に100万という大金を貸しましたね・・・そんな貴女なら甘えられるに決まっているじゃありませんか? *ある一定の年齢になると、どっちが親なのか逆転していく物なのですね・・ 貴女がシッカリしていたからこそ、何でも平気で言って、何でも無理お願いして、何でも甘え切ってしまったのです・・・ 💛・・と言っても、貴女は簡単には理解出来ませんでしょうけれど、一つだけ、どうしても誤解して欲しくない事があります。 ✚貴女が殴り書きしたように・・・いくつかある中、私も、貴女にお願いしたいのは・・「愛情なんてなかったでしょうか?」だけは明らかに違うと信じましょう・・それを言っては御終いなのですよ・・ *気持ちは分かりますが人は皆、不完全なままに生きて、不完全なまま死んでいく物であることを悟りました・・お母様はまだお元気なのでしょうから・・どうか、そこだけはいつか納得するまで話し合って欲しいと思います。 *途中から変な私の話になって、すみません・・・今にも泣けて来そうです。 お互いに交流出来なかったな!・・と。親として、もっとしっかりリードして欲しかった・・と。 💛どうぞ、大きな気持になって、寛大になってやって下さい・・・いつまでも元気とは限らないのですから。 ✚親が目の前で逝ってから真実を聞かせれて、途方もなく空しい事を味わって来た者よりの心からの、貴女に贈るヒントとして、何か参考になれば幸いです。 (PS) ★ちなみに「ダリア」の花をテーマ写真にしている理由は、同じダリアでも、 これだけ種類がある様に人間も無限な「10人10色」を象徴してます。 ★たまたま、今の瞬間に於いては、私は専門家回答者ランキングTOP(下記URL参照)におります・・・少しでも参考になれば、「お礼コメント」と「ありがとう」をクリック頂ければ励みになりますので、追加質問等があれば、ご遠慮なくお願いします。
榎本 邦彦(@NISHISHINJUKU) プロフィール
◆初めまして・・結婚カウンセラー(仲人)を東京、銀座に始まり今は新宿で、「西新宿結婚相談所」所長を22年間程やっている榎本です。 音楽とSPORTS観戦が大好き人間でS49立教大経済学部卒です。今だに...
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