- 締切済み
黒染め処理不具合
- 自社製品の黒染めにおいて、製品に茶色のムラが発生し、拭き取ると白くなる問題が発生しています。
- 酸洗工程と黒染め処理終了時の水シャワー使用や材質の影響により、黒染め処理不具合が発生しています。
- 投入時の温度変化や槽内の温度の不均一性、沸騰の位置の不安定さが問題となっています。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
みんなの回答
ムラの外周部はどうなっていますでしょうか? 以前遭遇したトラブルだと焼入油の滴がついたまま焼き戻ししてしまい、油がガム状に固まってしまい、浸漬脱脂では除去できないというものがありました。 この時は外周がくっきりとした色ムラになりました。
> 茶色のムラがあり、拭き取ると白っぽくなってしまいます なら、一番良いのは分析にかけた方が良いです。 都道府県の工業試験場にてできることを確認し、安価で分析ができる方法を探しましょう。 斑の原因は、下地分析で可能と考えます。 また、 > 同一のカゴの中でもムラが発生しない製品もあります。 は、形状により処理液が滞る場合があり、処理時間が経過しても処理できていない部分ができ 斑の原因となります。 ですから、“バレル”に入れて洗浄したりします。 そして。 > 気になる点は、1回処理量が多い為、投入時の温度変化が大きい事。 > 槽が大きい為、槽内の温度が一定でない可能性がある。 は、 ? 温度計をBATHの上部、中部、下部に設置し記録ができるようにする ? 1回処理量が多い場合は、設定温度を少し高目でスタンバイさせ処理量が多目に対応する 又は、水洗で受渡し時のみ温度を上げて受渡しできる工夫を湯銭(85℃)バイパスでおこなう ? 循環させる等で温度回復するようなので、循環効率やデッドゾーンが発生し難い整流板設置 を試されるとよろしかろう。 多目処理可能や洗浄効率アップは、各社のノウハウ部分があり、ニッチ部分はカスタマイズありです。 最後に、→酸洗(リン酸ベース)→ですが、大量の塩酸は扱い難いので妥当と考えます。
お礼
ご返答有難う御座います。 上記で指摘を受けた点をしっかり確認したいと思います。 製品は歯車が中心ですので、サイズ、形状共に種類は9700種あります。 製品に傷、圧痕を付けられない為、洗浄黒染め工程などは浸漬のみになります。 洗浄は界面活性剤アルカリ脱脂剤です。 薬品メーカーは染め手で無い為、条件などは推奨値のみの回答でしたので、やはり分析機関を利用する方向で検討して行きたいと思います。
各工程は教科書どおりで、 < 1回処理量が多い為、投入時の温度変化が大きい事 > も認識されて書かれたようで、減らしてみればすぐにわかります。 <酸洗(リン酸ベース)> は、めっ工程では塩酸を使うと思います。 その違いは下記資料の処理剤メーカなどに確認してはどうですか。 というのも私はビーカーで、数回やったたけながら このサイト、塩酸ってのは無茶苦茶ど素人が、しかも威張って、掻き回す状態が続いてるので・・
お礼
ご回答有難う御座います。 1回の処理量に関しては、早急に取り掛かりたいと考えています。 酸洗に関してメーカーに問い合わせた所、排水処理基準が厳しい事とスラッジが多く発生するなどの理由からリン酸を使用しているとの事でした。 有難う御座いました。
お礼
回答が遅れてしまい申し訳ありませんでした。 焼き入れ製品はショットブラスト工程を経て、スケールを除去しています。 また、酸洗いを行い水洗、中和も通っていますので、脱脂は十分と思われます。 現在は一回の処理量を10%ほど減らしてのテストを行っています。 ムラに関しては減少傾向にありますが、安定しません。 1月30日に脱脂槽の全量交換を行いましたので経過観察中です。 また、何かありましたら宜しくお願い致します。 有難う御座いました。