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ユリア樹脂の寿命評価:活性化エネルギーと加速試験とは?
- ユリア樹脂の寿命評価をするためには、加速試験を行うことが必要です。
- アレニウス式を使って時間と温度を設定する方法が一般的ですが、ユリア樹脂の活性化エネルギーが不明なために試験が進まない状況です。
- もしアレニウス式以外にも時間と温度を設定する方法があれば教えていただきたいとのことです。
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>アレニウス式 ユリア樹脂を含む一般的な有機絶縁材料であれば、10℃半減則で見積もれば 大きな間違いはないと思います。 10℃2倍速とは、試験温度が環境温度の40℃より幾ら高いかによって 加速係数が次の通りとなることです。 10℃ 2倍 20℃ 4倍 30℃ 8倍 40℃ 16倍 50℃ 32倍 60℃ 64倍 70℃ 128倍 80℃ 256倍 90℃ 512倍 100℃ 1024倍 というような関係です。 16年 ≒ 140,000時間ですから、 試験温度 40℃+100℃=140℃では、140,000÷1024=137時間 の試験、 40℃+80℃=120℃では、 140,000÷256=547時間 の試験が 想定する寿命に対応する試験条件になると思います。 ユリア樹脂の劣化モードが変化しない範囲で高い温度で試験することが試験 時間の短縮に有効です。
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樹脂寿命はかにで判定するのですか?寿命を決める因子は機械的物性,電気的 物性,科学的性質などさまざまです。一般に熱劣化や化学反応による場合は アレニウス式を用いて寿命の推算をしますが、その範ちゅうと理解して良い ですか?その場合基本となるデータ取りが必要ですが、検討済ですか。 以下を参考にしてください。 http://kinki-shasej.org/activities/membership/kankyou269_ishikawa.pdf http://www.jfe-tec.co.jp/download/pdf
お礼
雰囲気温度による、一般環境的な熱劣化での寿命推測算を考えております。早々にも貴重なアドバイスを頂きまして、誠にありがとうございます。ご意見ご参考にさせて頂きます。
環境条件として湿度が抜けてます。 試験にかける評価項目は? 機械的強さ?、絶縁抵抗? これが決まらないと試験もできない。 アレニウス式での活性化エネルギーは、上記項目の劣化に対して決まり、ほとんど結果論で出てくるものと思います。 他例が探せなければ、物性を失わないギリギリな苛酷条件で超加速試験を試すしかないのでは。 コンセントは普通に使えば劣化は問題にならなくトラッキング現象が問題。 類似するものとして、ベーク製の端子盤を既に数十年使い続け、15~20年周期で定期交換するものがあり、型治具の保管もさりながら作業手順の伝承が大変。今やった人は次は定年過ぎ、次世代に引継ぐさまは式年遷宮そのものだと、、、そんな話題を耳にしました。
お礼
早々にも貴重なアドバイスを頂きまして、誠にありがとうございます。ご意見ご参考にさせて頂きます。
お礼
早々にご回答を頂き、誠にありがとうございます。ご教示頂いた式を是非参考に検討させて頂きたく考えます。(満足度のボタンを押し間違えてしまいました…申し訳ございません。満足度MAXでの評価でありますこと訂正申し上げます。)