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ステンレス鋼の数字の意味について
- ステンレス鋼でSUS 420F Modという材料があるのですが、この「Mod」の意味は「モリブデンを添加した」という意味でしょうか?
- JIS 4308を見たのですが、「モリブデンを添加することができる」とまでは書いてありましたが、「Modという記号を付ける」というような表現は見つからなかったもので・・・。
- 正確には AISI 420 F Mod でした。 (日本のSUS 420F 相当です)
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>JIS G4308 「モリブデンを添加することができる」 結論としては合ってます。 http://www.kleinmetals.ch/steel-new/420-f-mod-martensitic-stainless-steel.htm Hardenable alloyed free cutting stainless steel for high precision parts, with a better corrosion resistance than AISI 420 F (1.4034 + S) German Werkstoff - Nr.: ~ 1.4197 or X20CrNiMoS13-1 420F よりも耐腐蝕性を改善したイオウ快削ステンレス。 元はDINの X20CrNiMoS13-1 らしく、それで調べると http://www.aircraftmaterialsuk.com/data/ground/crolabmplus.html Mo 0.75-1.25% 規格上の Mod は Modify で完全に同一ではない準拠の意味で使われてます。 http://kikakurui.com/g3/G3120-2009-01.html JIS G3120 圧力容器用調質型マンガンモリブデン鋼及びマンガンモリブデンニッケル鋼鋼板 JIS と国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。 MOD 国際規格を修正している。
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質問者は既にJISを調べておられる様子なのに、追っ掛け回答するなら、厳密に調べてから「意味がよく理解できない」と言って欲しい。 JIS G4308 SUS416 及び SUS420F はMo0.60%以下を添加することができる。 なので、他成分が規格内かつ Mo0.60%以下の配合なら SUS420F そのまま標榜出来る。 配合するという方向が合ってるから『結論としては合ってます』として、最後で『規格上の Mod は Modify で完全に同一ではない準拠の意味』としたまで。 追加言及すると、そもそも AISI 420F は JIS SUS420F とはC量を相違するものあり、準拠 というより 類似 がふさわしい。 質問内容がそうであるように、JISだけチマチマの時代は終わっている。
お礼
ありがとうございました。気を付けます。
質問者さんの結論が出ているように見受けられるが、 >> JIS G4308 「モリブデンを添加することができる」 > 結論としては合ってます。 の意味がよく理解できないので、以下にSUS420の内容を限定に記述しておきます。 ◆ SUS420 SUS420の数字以降の英文字は、各ステンレスの性質を表わしていると考えます。 SUS420Fの”F”はFree Cuttingの意味で、快削性ありで、切削した時に切粉が粉に なるような成分の鉛や硫黄を添加した物かと考えます。 URLにも、420 J2の被削性改良鋼種 と記述しています。 改良 = Modify その他、SUS420J2の”J”は、日本独自鋼種の意味でJAPANの頭文字かと考えます。 また、Lは極低炭素含有でLowの頭文字、N1,N2は窒素含有の意味でNitrogenの頭文字、 Seは快削性向上の為、金属セレン(Selenium)を添加した物などがあります。
- 参考URL:
- http://www.nose-sus.co.jp/material/pop/maruten/420f.html http://plant.touhou.client.jp/Stenless3.htm
お礼
ありがとうございました。
お礼
どうやら、モリブデンに限らず、元素を添加したもので、かつ準拠したものであればModがつくようですね。 ありがとうございました。