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超音波センサーの送受信について
- 超音波センサーの送受信回路を設計しています。部品の入手性が問題となっていますが、トランスを使用せずに駆動する方法を知りたいです。
- 送信回路にはFETを使用したフルブリッジ回路を考えていますが、受信部の回路構成についてはわかりません。
- 出力電圧がmVオーダーのセンサーからの入力保護にはバリスタを使用する方法がありますが、これでトランスを使用しない回路が実現できるのか知りたいです。
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>希望の定格に合うトランスがないため 確かにその通りだと思います。 >トランスを使わないで、超音波センサーを駆動する回路 トランスを使って駆動回路の電圧をn倍に昇圧して超音波センサーを駆動する ことを想定して回答します。 駆動回路は、直流を電源として、スイッチ素子を利用して交流を作ります。 単純に言えば、直流電圧を、もとの設計のn倍とすれば、もとの回路と同じ 形式の回路が使えます。もちろん、スイッチ素子にはn倍の耐圧のものが 必要です。このように設計すれば、トランスレスとすることが可能です。 とりあえず、以上を1次回答と致します。 このヒントだけで回路設計ができる方であれば、このような質問をなさらな いように思います。まだまだ疑問点があろうかと思いますので、どしどし追 記して下さい。 40535のご質問を早期に締めきっていますが、十分に納得なさっているのか 甚だ疑問が残ります。「kWオーダー」とは、尖頭出力がkWオーダーなのか 連続定格出力がkWなのか、などによって駆動回路の設計は大きく変わるもの と思います。もう少し、背景となる情報を提示なさることが良さそうに感じ ます。 受信(増幅)回路が受け付けることの可能な電圧となるように、抵抗分圧回路 などで電圧を調整すれば、トランスレスとすることは可能と思います。 しかしながら、受信(増幅)回路が受け付けることの可能なコモンモード電圧 と、信号電圧(ノーマルモード電圧)の関係から、トランスを介した方が 良好な性能を安価に得られる可能性があると思います。 受信側の回路では、トランス及び周辺部の電力損失が製品性能における決定 的な要素となることは少ないと思いますので、市場に流通しているトランス を設計に取り込むことができる可能性は大きいと思います。 回答(4)さんのご指摘は的確だと思います。 送信(駆動)側の基本設計には、次のURLに示される、圧電素子のアドミッ タンス特性のようなデータに基づき駆動周波数を決めることが必要と 思います。 http://www.nfcorp.co.jp/techinfo/keisoku/bipolar/bp_piezo.html 超音波振動子の特性と 整合回路について http://www.nfuture.co.jp/powerpp/tyouonpa.files/frame.htm ご参考まで >入力部の保護についてですが、 >センサーからの出力電圧がmVオーダーであることを考えると >バリスタを使って保護回路を構成すれば、 >トランスを使わないで済むのではないかと考えておりますが >如何でしょうか。 受信側のアンプが壊れないことだけを担保するのであれば、バリスタを 使った方法でもOKのようにも思います。 しかしながら、お問い合わせの内容から推測すると、反射した超音波信号 を送信波を停止させた直後に的確に捉える必要があるものと思います。この ような場合は、強大な送信信号が印加された状態においても、受信アンプを 飽和させないようにして、動作点を一定に保っておくことが必要と思います。 このような機能が必要な場合は、単純なリミッター回路ではなく、相当のノ ウハウが必要と想像します。
その他の回答 (3)
毎度JOです。 過去の投稿から推測すると(http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=277175&event=QE0004) 1)20年以上前の設計で、圧電素子をドライブする周波数が500kHzも有るとは思えません この500kHzは計測結果ですか?? オシロでの測定の様ですが、そのオシロの周波数帯域は幾つでしょう 安価なデジタルオシロで周波数帯域が100kHzとかですと、エリアッシングが発生し、折り返しノイズを観測する事となり、正確な周波数が観測出来ません 2)圧電素子は通常、100~数100Vの電圧で駆動されますが、素子の特性から3Aも流れるとは思えません 仮に3A流れたとすると、圧電素子が1kWの電力消費をする事になり、とても現実的ではありませんが、デューティー1/500なら平均2Wですから大目の発熱となります この3Aは電流プローブ等による実測値ですか? 実測値とするならば、1kWのスイッチング電源を設計する事と同じとなり、相当なノウハウと放熱対策・ノイズ対策が必要となります(デューティー1/500でも) 本回路を設計する場合、 仮に500kHzで3A出力とするならば、最近の設計ではトランスを使用せず全て半導体になるでしょう 圧電素子を使用した超音波センサーですから、500kHzで3A出力 ↓ オーバーシュート無しに停止させる ↓ 受信回路を動作させて500kHzを増幅 ↓ 500kHzの帯域フィルタで、帯域外のノイズ低減 ↓ 500kHzの成分を微分回路で検出 ↓ 送信から受信までの時間を計測 但し、反射が複数有ったり、複数反射の反射レベルがマチマチの場合、微分回路が非常に複雑になります 仮に500kHzで3A出力ならば、パワーMOSFETによるフルブリッジ回路で出力します 送受信を同一の圧電素子で行うなら、入力信号は数mV程度でしょうから、入力を増幅するOPアンプの入力保護を考えねばなりません、Rとクリップダイオードで可能か?? 上記の投稿内容が理解出来ないなら、設計及び制作は無理です 関係する書物を読破したとしても、基本的な所が理解出来るのみで 回路設計に関わるノウハウや、実装技術までは習得出来ません
ご予算の問題もあるでしょうが↓のを買ったほうが結局は安く済むと思います http://echo-denshi.co.jp/pzt.htm バイポーラ型 2チャンネル電源 ENP-6032B \520,000 出力電圧 0~±300V http://www.mess-tek.co.jp/Product/Piezo_CTL/Index.htm M-2629シリーズ -10~+300V
類似品は、どのようになっているかと、パテント状況を貴殿自身で調べて、補足説明を していただければと思います。
お礼
皆様。 返信が遅くなり誠に申し訳ありません。 参考にさせて頂きます。