- 締切済み
フッ素塗料について
- 樹脂製品へのフッ素コートについての不具合
- 湿度が高いと不具合が発生する要因とは
- 湿度が高い場合の塗料の影響と改善策
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
水性塗料については全てのメーカーが、注意書きに高湿度環境での使用禁止を記載しております。 理由のひとつとして、おっしゃる通り粘度の問題です。 ウェット塗膜(ぬりたて)の流動性は含有水分に左右されるので、低気温高湿度、つまり塗膜から水分が蒸発しにくい雰囲気だと塗膜の流動性が高くなります。 エッジ部に塗料がのりにくいのはこの為でしょう。 >湿度が高い際、同じエアー圧にも関わらず塗装ガンからの... こちらについてはコンプレッサー側の問題かと思われます。 空気を圧縮しているわけですから、空気中の水分も凝縮されます。 なのでコンプレッサーから送られてくるエアは高湿度となっています。 (毎日ドレンで水抜きしますよね) さらに高湿度の時は圧縮空気と一緒に水分がホースを伝ってくる場合があります。 吐出量が多いと感じたのは、この水分が+されていたからではないかと思います。 対策1はウェット塗膜の乾燥を助ける環境作りですね。 ワークを温めるのも有効ですが、一番大事なのは湿度管理になると思います。 というのも塗料がガンから噴射されてワークに塗布されるまでの、空中を霧状の塗料が舞う間に、結構な量の水分が蒸発しているからです。 ただし空気中の水分が飽和状態に近づくほど蒸発しにくくなるので、飛散中にあまり蒸発してくれません。 さらに湿度管理は静電気対策についても必要なことなので、やることによってのメリットは品質面において高効果と思われます。 対策2はコンプレッサー側の除湿対策です。 こちらについてはコンプレッサーメーカー、設置場所等の条件があるので 業者の方に相談してみることが早いし、詳細な説明も頂けると思います。 塗料カタログ、コンプレッサーカタログも様々な情報が記載されているので参考としてください。 以上、長文となりましたが私見となります。
>梅雨時期や雨降りなど湿度が高いとき、塗膜がのりにくく、膜厚が薄い・はじくなどという不具合が発生します。 仰るとおり、”のりにくい・はじく”現象の原因は塗装面への水分の付着が原因のようです。塗料が乾く前に塗膜へ水分が付着した場合は光沢にムラができたりします。特にフッ素樹脂自体が水分をはじき易いですから、極端な影響が出ているかと。 「塗料 かぶり」で検索すると専門家やプラモデル愛好家さんたちから情報が得られると思います。 >湿度が高い際、同じエアー圧にも関わらず塗装ガンからの塗料の吐出量が多かったことがありました。製品に塗装すると製品のエッジ部に全く塗料がのっていませんでした。 仰ってるエア圧はポンプ→塗料突出口を”閉”とした際の圧力ではないですか? そうであれば湿気より外気圧の影響ではないでしょうか。 湿気が多い→低気圧→外気圧低い→相対圧力差大→塗料たくさん出る 湿気が低い→高気圧→外気圧高い→相対圧力差少→塗料出にくい プロの方がどのような管理の仕方をされてるか存じませんが、塗料噴出し時の圧力(上記よりガクンと落ちてるはず)に差が出てないですか? 門外漢ながら、コメントさせて頂きました。 裏づけはありません。ごめんなさい。
お礼
ご回答ありがとうございます。 湿度管理が出来ていないため、湿度の高い日の塗装は避けた方がよさそうですね。分かっていながらも、納期に終われ塗装をしてしまった結果、結局は不良品を大量に作ってしまいました。本末転倒でした。 あと、圧力は仰るとおり、エアーポンプの圧力です。(塗装圧力ではありません) 湿度は、様々なところに悪影響を及ぼしているようですね。 ありがとうございました。
お礼
ご回答ありがとうございます。 塗装する時間は1分程度、その後すぐ炉に入れてはいますが、その短い時間に水分は悪影響を及ぼすようですね。湿度が高いことは、?塗膜の蒸発過程?塗料?コンプレッサーの圧力 等、様々に起因するものだと分かりました。 まずは、湿度をコントロール可能な雰囲気を検討します。 ありがとうございました。