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SGD400-DとSS400-Dの違い
- SGD400-DとSS400-Dの違いとは何でしょうか?
- SGD400-DとSS400-Dの違いは、素材の違いであることがわかりました。
- SGD400-Dの素材であるSGD BとSS400-Dの素材であるSS400は何が違うのでしょうか?成分や機械的性質を見ると、ほぼ一緒に思えるのですが。
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ドッチでも通用するのは回答(2)の通り JIS規格で存在するのは SGD400-D 。 末尾の記号は一体化で規定されている。これは他の材質 S45C、SK などと扱いが異なっている。 下記の1987版旧規格(抜粋)をみると SGD 41-D から SGD400-Dの現規格表現へ引継がれたとなっているが、記号一体化が何故なのかは経過を辿る必要がありそう。旧名、俗称が通用しすぎるとこうなる例は他にもある。 規格で存在しないのは SS400-D 。 SS400 は規格の冒頭で熱間圧延と明記されるから冷間圧延を含めようがない。 ここからネット伝説がはじまる。。。。 下記の鋼材屋さんと同じ市にある某同業のHP(立上げが 2009/11/01 !) SGD400-D について・・・・・・・ JIS G3123で定められている磨き棒鋼です。 みがき棒鋼用一般鋼材 (JIS G3108) SGD B を用いて機械的性質を保障 した鋼材となりますが、素材 (SGD B) と一般構造用圧延鋼材 (JIS G3101) の SS400 は、機械的性質に差はなく、SS400 のほうが 汎用性も高いと考えられることから、弊社では SS400-D に規格の変更を お願い申し上げています。 その他にも SS400-D を通用させてるサイトがあり、疑問な書き方がある。 なので、JISの変遷など更に調べたいとは思いますが・・・ ↑の表現から考えて、冷間加工する素材が SGD B SS400 の2種類の違いではないか? 規格では SGD B を使用しないことには SGD400-D と称することは出来ない。 しかし SS400 の方が多く流通している。両者の違いは成分規定で0.005%しか違わないから実質同じ。 SS400 を使用しても SGD400-D 相当、強度など完全にパスするものが造れるが、JIS非公認なので SS400-D と名付けている。。。 ネット上での調査が限界(深く掘るほど信憑性が薄れていく)のようなので、直接、業界団体をあたったが成果無し。 調べる方策がないか考慮中です。実務で急ぐ必要性はないだろうし、期待せずに。。。 素材である SGD Bと SS400 との違いですが、モノ自体の違いは鴻毛より軽し。 製鉄メーカから出荷するのに SGD B と名付ければ用途がみがき棒鋼に限定される。 一方の SS400 ならそのままで使うことも SS400-D に加工し直して使うことも出来る。 その利便さの違いが出てるような気がします。これも根拠がない。
SS400は 引張強さ;400N/mm^2を示しますが、以前表記はSS41で引張強さ;41kg/mm^2と kg表示をしていました。 これと同様で、SGD400は、以前SGD41と表示して、-Dを付けミガキ棒です。 SS とは 一般構造用圧延鋼材の略称の圧延黒皮材で、みがき棒鋼にはSSはありません。 黒皮材で、みがき棒鋼にはSSは有りません。 みがき棒鋼の一般材は すべて SGD の記号が付きます。 以上の基本内容ですが、SGD400-DやSS400-Dの表示方法は、新旧の表示方法をチャンポン にしているだけで、正式には存在しません。 記入者の意図を確認する事が一番大切ですが、推測では同じでしょう。 正確には、SS400-DがSGD400であり角材の引き抜き材もありで、SGD400-Dは磨き棒鋼の 引き抜き材(磨き材)となりますが、変な表現です。
お礼
ご回答ありがとうございます。
過去ログ添付します。
お礼
ご回答ありがとうございます。
お礼
SGD400-Dの素材がSGD Bだということは知りませんでした。 ご回答ありがとうございます。