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りん青銅の低温(45℃)による特性変化について
- 圧力センサを保存試験に掛けると、出力値が保存前後で大きく変わることがあります。保存条件は45℃の環境下に3日間保存し、常温に戻すことです。圧力センサの素材としてりん青銅を使用していますが、りん青銅の特性が温度変化により変化する可能性があります。
- りん青銅の焼きなまし温度は200℃程度ですが、45℃でも特性が変化することはあります。具体的な変化のメカニズムは不明ですが、低温下での微細な結晶構造の変化や素材の物理的な性質の変化が起こっている可能性があります。
- りん青銅の特性が変化するかどうかは、使用する環境や保存条件にも依存します。また、りん青銅以外の要素も特性変化に影響を与える可能性があります。確実な結論を得るためには、実験や試験を行うことが必要です。
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45℃では変化しないと考えるが。 組み立て時の パッキン・シール材や組立て時に何等かの歪があるのでは? 熱膨張率が違う材質なら 温度と時間経過で変位してもおかしくない。 車のサーモスタットも同じ様な作りと想像するが 素材としての耐久性は実証されていると思う。
推測ですが、 圧力センサのダイアフラムへ応力が掛かり、その応力プラス熱膨張の応力が加わり、 クリープ特性等がでたのではないでしょうか? 又は、その周辺の部品(樹脂部品)のクリープ特性が45℃で発生したのではないでようか?
圧力センサを保存試験に掛けると、 の意味合いがよくわからないのだが 耐圧試験で 放置? 70度 1週間放置 でも狂わないし 熱衝撃 -40~120度 サイクル日 でも狂わないですよ
お礼
回答ありがとうございます。 弊社のセンサの作り上だとは思いますが、熱に弱いみたいです。 現在、原因を追求中です。 温度による狂いのないセンサが作りたいものです。
考えられるのが、残留応力が経時変化でジワッと抜けること。 りん青銅の焼きなまし温度は480~675℃とする資料があるが、軟化する温度と思える。 応力除去焼きなましが何度でどうなるかについて、資料流通が少ないと思われ試してみるしか無いのでは? スプリング用黄銅(規格外品)を焼きなましたことあり、380℃だった(記憶曖昧・当サイトで違う値を答えたかも) サイクルで行うのも有りではないか? センサーというのが気になりました。 これ、メカ式圧力計でなく、歪みゲージ貼付けとか容量での機電変換なら、その部分はダイヤフラム本体よか敏感で、僅かな変動でも狂いが大きいのでは?
お礼
ありがとうございます。 低温でも残留応力が抜ける可能性があるということですね。 どの温度で起こるか試してみたいと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 クリープは考えていませんでした。 参考にさせていただきます。