ごく単純化して考えれば,
布団を敷いてある床の熱抵抗が既知であれば,敷布団下面の温度と
周囲温度(あるいは床下の温度)の差で熱流が求まると思います。
とりあえず「床の熱抵抗」という言葉を使いましたが,人体の投影面積
だけを考えるか,熱の広がりを考慮するか,温度分布をどのように扱う
かなど,精度アップするにはいくつもの課題があると思います。
最終的には3次元モデルを使ってシミュレーションすることが適切なよ
うに思います。
別の方法として,人体ではなく,電気ヒーターなど投入電力によって熱流
束がきっちりと定まるを発熱体を使って布団の内外の温度を測定すれば,
問題解決しませんか。
更に別の方法としては,建築用の断熱材の評価法を適用することは如何でしょうか。
JIS A 1412-1
熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法-第1部:保護熱板法(GHP法)
JIS A 1412-2
熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法-第2部:熱流計法(HFM法)
JIS A 1412-3
熱絶縁材の熱抵抗及び熱伝導率の測定方法-第3部:円筒法
JIS A 1414
建築用構成材(パネル)及びその構造部分の性能試験方法
JIS A 1420
建築用構成材の断熱性測定方法-校正熱箱法及び保護熱箱法
お礼
回答ありがとうございます。 床板の熱抵抗は既知なので、床下温度も測定して熱流を算出してみます。 詳しいご回答ありがとうございました。