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コールドミラーとは?
UV照射ユニットなどに使用されているコールドミラーといわれるものについて質問です。 先日、恐らくコールドミラーと思われるミラーをアルコールにてメンテナンスしたところ、表面が白く濁ってしまいました。 漠然としていて申し訳ありませんが、コールドミラーとはどういったものなのでしょうか。 可視光線のみを反射させ、温度上昇を防ぐ目的として使用されれということはわかったのですが、どういった素材で、どの様に作られているかがわかりません。 外見は一般のミラーの様に見えますが、なにか表面に特殊な膜などあるのでしょうか。アルコール拭きによって白く濁ってしまった原因が知りたいです。 ご存知の方、ご教授頂けますと幸いです。
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最近、南北に長い土地に、家を建てる検討をしています。 そして、西日対策として、『コールドミラー』を検討しています。 呼び方は、区々ですが、 ★ 有害紫外線をカットする ★ 熱化し易い赤外線等をカットする ★ 結果的に、外からは中が見えなく(ミラーの様になって見える) 中からは外がみえる 等々が、特徴です。 そして、ガラスが二層叉は三層構造になって、内側に処理している ために、劣化が極力避けれる様になっています。 さて、詳細には異なるかも知れませんが、自動車の窓にフィルムを 貼り、中を見えなくしてるフィルムを調査すると判るかもしれません。 自動車解体屋さん等で、白濁を確認してみては如何でしょうか? また、水拭きとアルコール拭きの差をアルコールから調査すると 透明なコーティングが剥がれ白濁したことが判ると思います。 http://www.opto-line.co.jp/jp/other/other_coldhot_cold.html
レーザーや光学用途用のミラー・レンズに関しては、 通常AR( Anti Reflection )コートが表面についております。 同一般素材としては、 SiO2等酸化膜 or MgF2等フッ化膜となります。 MgF2の場合水等に溶解の為長時間つけておくまたは超音波洗浄を すると剥離致します。 また酸性の溶剤で拭くと溶解します。 尚テッシュで拭いた場合は、SEM写真における検査でキズだらけ になりますので、レーザー用途の場合は要注意となります。 無水アルコールの場合は、あまり溶解はしませんが、長期管理品 の場合は要注意となります。 また光学用におけるミラー・レンズ の場合アクリル系素材を使用する場合があり、アクリルは、アルコール 拭きをすると表面がひび割れます。