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フッ酸のポリプロピレン(PP)への影響と評価方法
- フッ酸のポリプロピレン(PP)への影響と評価方法について調査しています。
- PPはフッ酸に対して耐久性があり、影響を判別する手段に困っています。
- 変色度のみでは評価基準が曖昧なため、数値的な評価方法を知りたいです。
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PPを製造しているメーカーさんに、相談されては如何でしょうか? エンドユーザーから、資料提出を要請されて等で、泣きついてみては 如何でしょうか? 長年やっている、餅屋や餅屋の諺もありますし…。
参考までに! 変色の評価方法としては「色差計」というものが有ります。 彩度、明度、などを定量的に把握するものでサンプルの標準色に対しての色の差を値で示すことができます。
以下、確認してみてください。 ISO 4433-1:1997 Thermoplastics pipes -- Resistance to liquid chemicals -- Classification -- Part 1: Immersion test method 熱可塑性管-化学薬品液に対する耐性-分類-第1部:浸漬試験法 ISO 4433-2:1997 Thermoplastics pipes -- Resistance to liquid chemicals -- Classification -- Part 2: Polyolefin pipes 熱可塑性管-化学薬品液に対する耐性-分類-第2部:ポリオレフィン管 用途が「管」ですが、試験方法自体は当該溶液に浸漬した際の機械的・化学的物性の変化を測定しています。 判断基準は、3段階に分類していますが、あくまで「管」での判断基準です。
お礼
オルガニック様 ご回答ありがとうございます。文献内容の題目から察するに参考文献として大変有効だと思います。 資料内容を確認してからお礼をさせてもらいたかったのですが、現状内容確認できていません。 後日資料入手して今後に生かしたい考えです。
黄変度は,分光反射率を測ることで定量化できます。 JIS K 7373:2006をご参照下さい。 温度加速などで,劣化を促進させて,評価結果の差を拡大することも一つの 方法と思います。
- 参考URL:
- http://www.jpif.gr.jp/4kikaku/conts/jis/2006_jis_c.htm http://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0020.html
お礼
ohkawa様 ご回答ありがとうございます。 黄変度を定量化できる事実、恥ずかしながらはじめて聞きました。 私自身ではフッ酸ということで酸化度の違いにより定量化できないか? なども考えていましたが、対象がポリプロピレンということで何かと 問題がありまして。分光反射率を測定し評価することは今後の材料評価 を行う上で参考にさせていただきたいと思います。 温度加速の劣化促進は、実験段階にてフッ酸温度70~80℃くらいまで 高めて処理しましたが、多少白色を帯びた程度でした。もっと長い時間 行うなどして評価結果の拡大を図るのも有力な手段かも知れません。 また何かございましたら知見をお聞かせください。 よろしくお願いします。
お礼
雲出様 ご回答ありがとうございます。色差計を用いれば変色度の違いを定量的かつ 手軽に測定することが出来そうですね。ただコスト面が少々気がかりです。 それと、もし着色等を施した場合元材料と着色材料とでフッ酸の影響が評価しにくい欠点もあるかも知れません。測定方法としてはすぐに結果が得られるなど魅力的だと思います。 考え方間違っていましたらご指摘下さい。