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金型の芯ずれ
- プレス金型に関する知識をご教示いただきたいです。
- 抜きの金型で丸穴を抜く際に、上型と下型の芯がずれてしまっています。
- 古い金型であるため、原因や連絡先が分からず、現時点での調整方法を知りたいです。
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多分ガイドポスト内の鋼球が摩耗していると思われます。簡易な調整方法としては、ダイセットをプレスに載せた状態で、上型か下型のボルト(ブロックとダイセット固定部)を少し緩めます(緩めすぎは不可)。その後、下型の上面にサランラップを載せます。少しづつ上型を下げてきて金型が上下セット出来る位置まで来たら、再度ボルトを締めます。これにより、均等なクリアランスが確保でき、カシリが防止できます。
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#1です。 >ガイドポストの隙間が適正でプレス機本体の老朽 >が問題ないとしたら。。。 もう、試されているとは思いますが、金型構成部品の全バラ状態からの組み直し(リビルド)以外の方法が思いつきませんでした。 仮組時には問題なく、本締めをしたときにかじりが発生するのであれば、(可能ならば)締結時のモーメントを防ぐ様に金型自体を改造してみるのも一考ではないかと思います。 仕様によっては締結時の残留応力がもとで、時間をおいた後にズレとして現れることもあります。(私は経験済みです。。。高い授業料でした。。。泣)
お礼
ご丁寧にお返事頂きありがとうございます。 他の方からも調整方法お教えていただいたので、がおさんの経験をふまえて再度トライしてみます。
かじる方向は一定していますか? 所定のクリアランスと、かじり量、反対側のクリアランスは確認できますか? 下側にマグネットベース等でダイヤルゲージを固定し、上型のパンチ部(円筒のオス部分)を下型に入れる前後での振れを見ることで、実際のかじり代を測定できませんか? この量によっては調整できるかもしれませんよ。 またガイドポストがあっても、摺動するということはその間に微細なりとも隙間があるということです。 問題はそれが適正な量か否かということでしょう。 プレス機本体の老朽によってまっすぐ押し込めないのかもしれません。 疑い出すときりがないので、まずは定量化できる事実のみを並べていってみてはいかがでしょうか。 アドバイスにもならない補足要求ですが、ヒントになれば。。。
補足
アドバイス有難うございます。 かじり代は0.10.2mmでした。 ガイドポストの隙間が適正でプレス機本体の老朽 が問題ないとしたらその他の調整方法はありますか? もしご存知であれば教えていただければ幸いです。
お礼
大変参考になりました。 早速教えていただいた方法で調整してみます ありがとうございます